ジョジョ6部ジェイル・ハウス・ロックの能力は?最強説や倒し方、元ネタを徹底解説!

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『ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン』を読んでいて、もっとも「絶望感」を味わわされたスタンドといえば、あなたは何を思い浮かべますか?

プッチ神父の圧倒的な力も恐ろしいですが、生理的な恐怖と「詰み」の感覚を叩き込んできたのは、間違いなくミュッチャー・ミューラー(ミューミュー)のスタンド、ジェイル・ハウス・ロックではないでしょうか。

「物事を3つしか覚えられない」という一見シンプル、しかし実際に食らうと対策不能なこの能力。今回は、そのあまりに厄介なルールから、元ネタ、そして徐倫がどうやってこの「記憶の檻」を打ち破ったのかまで、徹底的に深掘りしていきます!


記憶の監禁!ジェイル・ハウス・ロックの戦慄すべき能力

ジェイル・ハウス・ロックの恐ろしさは、物理的な破壊力ではなく、人間の脳の仕組みそのものをハッキングすることにあります。

3つまでしか覚えられないという地獄

このスタンドの基本能力は、標的となった人物の「新しい記憶」を3つまでに制限することです。4つ目の新しい情報を得た瞬間、1番目に覚えた情報を押し出されるように忘れてしまいます。

例えば、あなたが目の前の敵と戦っているシーンを想像してみてください。

  1. 敵が銃を構えた(1つ目)
  2. 敵の足元にナイフが落ちている(2目)
  3. 背後からもう一人の敵が来た(3つ目)

ここまでは覚えられます。しかし、ここで「空に鳥が飛んだ(4つ目)」という情報が入った瞬間、あなたは「敵が銃を構えた」ことを忘れてしまうのです。目の前の銃口を「あれ、これなんだっけ?」と認識している間に撃たれる。これがこの能力の真骨頂です。

認識のすべてがカウント対象

この能力のえげつない点は、カウントされる「情報」の定義が広すぎることです。

会話の内容はもちろん、階段の段数、食べたものの味、自分の現在の状況、さらには「さっき自分が何を忘れたか」ということさえ、4つ目の情報が入れば消えてしまいます。

劇中では、徐倫が食事中に「スプーン」「皿」「食べ物」を認識したあと、飲み物に気づいた瞬間にスプーンの存在を忘れ、床に落としてしまう描写がありました。戦う以前に、まともな生活すら送れなくなる。まさに「精神の刑務所」なのです。


なぜ最強と言われるのか?対策不能なハメ技の数々

ファンの間でジェイル・ハウス・ロックが「最強候補」の一角に挙げられるのは、その攻略難易度の高さにあります。

多対一では絶対に勝てない

もし4人の敵に囲まれたらどうなるでしょうか。3人までは認識できますが、4人目を見た瞬間に1人目の存在を忘れます。つまり、常に視界の外から確実に攻撃を受けることになります。たとえ承太郎のスタープラチナであっても、認識できない相手を殴ることはできません。

本体に近づくことすら困難

本体であるミューミューは、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の主任看守です。彼女はこの能力を使い、囚人たちが脱獄の計画を立てるそばから内容を忘れさせてきました。

相手が反撃しようとしても、ミューミューの顔を覚えた直後に別の情報(攻撃の動作など)を入れれば、即座に「誰を攻撃しようとしていたか」を忘れさせることができます。

スタンド自体の隠密性

ジェイル・ハウス・ロックは、刑務所の柵や壁といった「境界」に潜んでいます。誰かがその柵に触れるだけで発動するため、トラップとしても優秀すぎます。一度かかってしまえば、自分がスタンド攻撃を受けているという事実すら、新しい情報を3つ得れば忘れてしまうのですから。


徐倫はどうやって勝った?バイナリコードによる「情報の圧縮」

この絶望的な状況を、空条徐倫は驚くべき知略で突破しました。その鍵となったのが、エンポリオの助けと「2進法(バイナリ)」の考え方です。

1と0だけで世界を記述する

どんなに複雑な画像や文章も、コンピューターの世界では「0」と「1」の組み合わせだけで表現されています。エンポリオは、ミューミューの顔写真をドット絵のような数字の羅列に変換し、それをプリントアウトして徐倫に託しました。

徐倫は「0」と「1」というたった2つの概念だけを脳に留め置くことで、記憶のキャパシティを節約しました。数字の並びを追うことで、それが「敵の顔」であることを再構築し、認識し続けたのです。これは認知心理学でいうところの「チャンキング(情報をひとかたまりにする)」に近い手法といえます。

ミューミューを盾にする逆転劇

最終的に徐倫は、あえて自分を撃たせ、その弾丸を「鏡に映った像」として1つの情報に集約して回避。さらに、ミューミュー自身を盾にすることで、看守たちの銃撃を止めさせました。

ミューミューに「自分が味方に撃たれている」という強烈な情報を植え付け、混乱に乗じてストーン・フリーのオラオララッシュを叩き込んだのです。


ジェイル・ハウス・ロックの元ネタと背景

荒木飛呂彦先生の作品に欠かせないのが、洋楽へのオマージュです。

エルヴィス・プレスリーの「監獄ロック」

スタンド名の由来は、言わずと知れたロックンロールの王様、エルヴィス・プレスリーの楽曲『Jailhouse Rock』です。

同名の映画も制作されており、劇中では囚人たちが楽しく踊り狂う陽気な曲として知られていますが、ジョジョの世界では一転して「一生出られない記憶の檻」という、非常に皮肉めいたネーミングとして機能しています。

短期記憶(ワーキングメモリ)への着目

この能力のアイデアの根底には、人間が一度に保持できる短期記憶の限界があると言われています。一般的に人間がパッと覚えられる情報の数は「7プラスマイナス2」と言われますが、ジェイル・ハウス・ロックはそれをさらに制限した「3」に設定されています。

科学的な事実をベースに、それを極限までホラーに昇華させる荒木先生の構成力には脱帽するしかありません。


現代社会でも恐ろしい?この能力のリアルな恐怖

もし現実世界にジェイル・ハウス・ロックが現れたら、私たちはひとたまりもありません。

現代は情報の洪水です。iphoneを手に取って通知を一つ確認し、カレンダーをチェックし、誰かからのメッセージを読んだ瞬間、あなたは「今、自分が何をしようとしていたか」を完全に失念します。

「あれ、何のためにスマホを開いたんだっけ?」というあの健忘の感覚を、強制的に、かつ悪意を持って引き起こされるのがこのスタンドです。そう考えると、ジョジョの敵能力の中でもトップクラスに「嫌な」能力と言えるでしょう。


ジョジョ6部ジェイル・ハウス・ロックの能力は?最強説や倒し方、元ネタを徹底解説!:まとめ

ジェイル・ハウス・ロックは、単純な力押しでは絶対に勝てない、第6部屈指の「詰みゲー」スタンドでした。

  • 能力: 新しい記憶を3つまでに制限する。
  • 最強な理由: 認識そのものを攻撃するため、回避や防御が不可能に近い。
  • 倒し方: 0と1のバイナリコードで情報を圧縮し、記憶の枠を確保して戦う。
  • 元ネタ: エルヴィス・プレスリーの名曲『Jailhouse Rock』。

ミューミューとの戦いは、パワーではなく「知恵」と「根性」で切り抜けるジョジョらしさが詰まった名エピソードです。アニメや原作を読み返す際は、ぜひ徐倫が「どのタイミングで何を忘れているか」に注目してみてください。その執念深い攻撃に、改めて鳥肌が立つはずですよ!

次は、ジョジョの奇妙な冒険 第6部を読み返して、あのバイナリコードのシーンを確認してみてはいかがでしょうか?

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