アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』を語る上で、絶対に外せないのがオープニング(OP)映像と楽曲の存在ですよね。
1部から3部までの「宿命の対決」を描いた重厚な雰囲気から一転、4部は「日本の地方都市・杜王町(もりおうちょう)」を舞台にした、どこか親近感のある、それでいて不気味な日常を描いています。その独特な空気感を完璧に表現しているのが、全3曲にわたる「ジョジョ 四部 op」の数々です。
今回は、ジョジョファンの間で語り草となっている「特殊演出」の秘密や、物語の進行に合わせて変化していく楽曲の魅力を、初心者の方にも分かりやすく徹底解説していきます。
異色の幕開け!第1弾OP『Crazy Noisy Bizarre Town』
4部のアニメが始まった瞬間、多くのファンが「えっ、これがジョジョなの?」と驚いたはずです。それまでの「熱い男たちの演歌的なロック」というイメージを覆し、驚くほどポップでダンサブルな曲が流れてきたからです。
杜王町の日常を象徴するディスコ・ファンク
第1弾OPである『Crazy Noisy Bizarre Town』を歌うのは、THE DUという3人組ユニットです。この曲の最大の特徴は、90年代のダンスミュージックやディスコ・ファンクを彷彿とさせる軽快なリズムにあります。
歌詞の冒頭にある「1999年、Bizarre Summer」というフレーズ通り、物語の舞台である1999年の空気感をこれでもかと詰め込んでいます。映像では、主人公の東方仗助たちがリズムに合わせてステップを踏んだり、街の住人たちがシルエットで登場したりと、非常にスタイリッシュ。
「ジョジョ 四部 op」の中でも、この曲は「黄金の精神」がまだ日常の中に溶け込んでいる状態を表現しています。歌詞の中に「上々に(ジョジョに)」という言葉遊びが含まれているのも、遊び心があってニヤリとさせられますね。
映像に隠された「矢」の伏線
このポップな映像の中にも、実は重要な伏線が散りばめられています。空に浮かぶ「弓と矢」のシルエットや、虹村兄弟の屋敷など、物語の鍵を握るアイテムがさりげなく配置されているのです。明るい曲調の裏で、着実に「スタンド使いは引かれ合う」という運命が動き出していることを示唆しています。
ジョジョの世界観を楽しみながら音楽も聴きたいという方には、高音質なイヤホンでの視聴がおすすめです。Apple AirPods Proなどを使えば、ベースラインのうねりまで鮮明に聞き取ることができますよ。
緊迫感あふれる第2弾OP『chase』で見える「狩る者」の意志
物語が中盤に入り、杜王町に潜む殺人鬼の影が見え隠れし始めると、OPも劇的な変化を遂げます。それが第2弾OP『chase』です。
疾走するロックと「追跡」のテーマ
アーティスト「batta」によるこの楽曲は、前曲とは打って変わって激しいギターロック。タイトルの『chase』が示す通り、見えない敵を「追い詰める」という強い意志が込められています。
映像も非常にシリアスです。これまでのカラフルな色使いは影を潜め、コントラストの強い、どこか不穏な演出が目立ちます。特に、仗助が何かを追い求めるように走り抜けるシーンや、仲間たちが次々と振り返る演出は、刻一刻と迫る危機感を見事に表現しています。
歌詞に込められた仗助たちの覚悟
歌詞には「打ち砕く」「守り抜く」といった力強い言葉が並びます。これは、自分たちの街を脅かす「悪」を絶対に許さないという、仗助たちの決意の表れです。
また、映像の端々に吉良吉影のスタンド「キラークイーン」の影や、後に重要になる「ボタン」などの小道具が登場するのも見逃せません。この時期の「ジョジョ 四部 op」は、まさにミステリー要素が強まっていく本編と完全にシンクロしていました。
完結への讃歌!第3弾OP『Great Days』と伝説の仕掛け
そして、4部を締めくくる最後のOPが『Great Days』です。この曲こそ、ジョジョ史上最高傑作の一つと称される「特殊演出」が施された伝説の楽曲です。
希望に満ちたゴスペル調のアンサンブル
青木カレンさんとハセガワダイスケさんによるデュエットで構成されたこの曲は、一言で言えば「希望」です。物語がクライマックスに向かう中、街の人々が手を取り合い、一人の殺人鬼に立ち向かう団結力が、美しいコーラスワークで表現されています。
映像の最後で、キャラクターたちが空を指差すポーズは、ファンの間で「黄金の精神」の象徴として愛されています。背景に流れる雲の動きや、歴代の仲間たちが勢揃いするシーンは、見ているだけで胸が熱くなりますよね。
全視聴者が震撼した「バイツァ・ダスト」版演出
この『Great Days』には、第36話から驚天動地の仕掛けが用意されました。それが、宿敵・吉良吉影の能力「バイツァ・ダスト(時の巻き戻し)」を再現した逆再生OPです。
通常通り曲が始まったかと思いきや、画面内の吉良が不敵な笑みを浮かべて指を弾くと、爆発音と共に映像が巻き戻り始めます。歌詞も逆再生を意識したような不気味な響きに変わり、これまでの「希望の歌」が、一瞬にして「絶望の歌」へと塗り替えられる演出は圧巻でした。
さらに最終回では、これまでの1部〜4部のアーティスト全員が歌唱に参加する「Unitsバージョン」が使用されました。まさに、4部という長い夏休みが終わる寂しさと、それを乗り越えた達成感を感じさせる、完璧なフィナーレでした。
アニメを繰り返し見てこの感動を味わいたいなら、Fire TV Stick 4Kを使って大画面でチェックするのが一番の贅沢かもしれません。
4部OPがこれほどまでに愛される理由
なぜ「ジョジョ 四部 op」は、これほどまでにファンの心を掴んで離さないのでしょうか。それは、単なる「アニメの主題歌」という枠を超えて、物語の一部として機能しているからです。
制作陣の並外れた原作愛
ジョジョのアニメ制作チーム「david production」は、原作の細かい描写をOPの中にこれでもかと詰め込みます。一時停止して見ないと気づかないような一瞬のカットに、後の展開のヒントが隠されていたり、特定のキャラクターの運命が暗示されていたりします。
この「何度見ても新しい発見がある」という作り込みの深さが、考察好きのファンを熱狂させているのです。
音楽ジャンルの多様性
1つの部の中で、ディスコ、ロック、ゴスペルとこれほどジャンルが変化するのは珍しいことです。しかし、これこそが「変幻自在なスタンドバトル」を描くジョジョらしさでもあります。視聴者は曲が変わるたびに「物語のフェーズが変わった」ことを肌で感じ、より深く作品の世界に没入できるのです。
自宅でじっくりサウンドトラックを楽しみたいなら、Echo Popなどのスマートスピーカーで流しっぱなしにするのも、杜王町の住人になった気分になれて楽しいですよ。
まとめ:ジョジョ 四部 opの魅力を再発見しよう
『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』のオープニングは、物語の進展に合わせてその姿を変え、視聴者を驚かせ続けてくれました。
- 日常を彩る『Crazy Noisy Bizarre Town』
- 犯人を追い詰める『chase』
- 黄金の精神が集結する『Great Days』
それぞれの曲が持つ意味を知ることで、本編の面白さは何倍にも膨れ上がります。特に終盤の「逆再生演出」は、アニメ史に残るギミックと言っても過言ではありません。
まだ細部までチェックしていないという方は、ぜひもう一度歌詞の意味や映像の小ネタに注目して「ジョジョ 四部 op」を視聴してみてください。きっと、1999年の夏、杜王町で起きたあの奇妙な出来事の興奮が、鮮やかによみがえるはずです。
もし、この記事を読んでジョジョ熱が再燃したなら、原作コミックスやBlu-rayを揃えて、自分だけの「ジョジョ部屋」を作ってみるのも良いかもしれませんね。
次はどの部のOPを深掘りしましょうか?あなたの「推し曲」もぜひ教えてください!

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