「ジョジョの奇妙な冒険」を読み進める中で、誰もが一度は頭を抱える究極の問いがあります。それは、「結局、全人類・全スタンドの中で誰が一番強いのか?」という問題です。
第1部から最新の第9部『The JOJOLands』に至るまで、荒木飛呂彦先生が描く世界には、理屈を超えた「チート級」の能力が次々と登場します。単純な破壊力だけでなく、時間、空間、さらには運命や因果律まで操る彼らの戦いに、明確な順位をつけるのは至難の業です。
しかし、作中の描写や能力の相性、さらには「攻略不可能度」を基準に、あえてランキングを作成しました。あなたの推しキャラがどこにランクインしているか、考察を楽しみながら読み進めてみてください。
概念を塗り替える!ジョジョ強さランキングの基準とは
ランキングを発表する前に、ジョジョにおける「強さ」の定義を整理しておきましょう。この物語において、単に「パンチ力が強い」「スピードが速い」だけでは最強にはなれません。
重要視されるのは以下の3点です。
- 干渉不能な防御能力: 相手の攻撃を無効化、あるいは届かなくさせる力。
- 回避不能の即死攻撃: 防御や物理法則を無視して対象を消滅させる力。
- 運命・因果律の操作: 「攻撃した」という事実そのものを書き換えるような、メタ的な能力。
これらを踏まえ、歴代の猛者たちを格付けしていきます。
第20位〜第11位:戦況を支配する異能の者たち
まずは、通常のスタンド使いでは束になっても勝てない、一癖も二癖もある強者たちです。
第20位:ダイアモンドは砕けないの守護神「東方仗助(クレイジー・ダイヤモンド)」
直す能力は一見補助的に見えますが、戦闘中の応用力が凄まじい。ジョジョの奇妙な冒険 第4部の主人公として、地形を変え、敵を物体と融合させる戦術は驚異的です。
第19位:究極の狙撃手「グイード・ミスタ(セックス・ピストルズ)」
弾丸を自在に操る能力は、シンプルながら生存率が非常に高い。チーム戦では無類の強さを発揮します。
第18位:空間を削り取る恐怖「虹村億泰(ザ・ハンド)」
右手に触れた空間を削り取る能力は、本来なら最強候補です。本人の性格ゆえにこの順位ですが、ポテンシャルは計り知れません。
第17位:鏡の世界の支配者「パンナコッタ・フーゴ(パープル・ヘイズ)」
殺人ウイルスを撒き散らすこのスタンドは、敵味方関係なく全滅させる破壊力を持っています。制御不能ゆえのランクインです。
第16位:暗殺特化の鉄分操作「リゾット・ネエロ(メタリカ)」
磁力で体内の鉄分を刃物に変える攻撃は、回避がほぼ不可能です。透明化能力もあり、タイマンなら上位陣を食う可能性があります。
第15位:重力で圧殺する新世代「ジョディオ・ジョースター(11月の雨)」
最新作の主人公。局所的に激しい重力の雨を降らせる能力は、防御が難しく今後の成長に期待がかかります。
第14位:絶対のルール「岸辺露伴(ヘブンズ・ドアー)」
相手を「本」にして書き込む能力は、発動さえすれば神に近い力を持ちます。「絶対に攻撃できない」と書き込めば勝利確定です。
第13位:亜空間の虚無「バニラ・アイス(クリーム)」
自らを暗黒空間に隠し、触れたものすべてを消し去る。ヴァニラ・アイスの執念と相まって、3部屈指の絶望感を与えました。
第12位:天候を操る悪魔「ウェザー・リポート(ヘビー・ウェザー)」
オゾン層の操作から、サブリミナル効果によるカタツムリ化まで。生物である限り逃げ場のない広域殲滅能力です。
第11位:カビによる腐敗「チョコラータ(グリーン・デイ)」
「下に降りる」だけで発動するカビの攻撃。街一つを壊滅させるその殺傷能力は、悪の極みと言えるでしょう。
第10位〜第4位:時空を歪める圧倒的強者たち
ここからは、ジョジョの代名詞とも言える「時間操作」や「空間支配」を持つ、各部のラスボスや最強格が登場します。
第10位:至近距離最強の吸血鬼「DIO(ザ・ワールド)」
最大9秒以上時を止める能力と、吸血鬼としての圧倒的タフネス。ジョジョの奇妙な冒険 第3部での絶望感は、今なおファンに語り継がれています。
第9位:精密動作の極み「空条承太郎(スタープラチナ)」
全盛期の承太郎は、DIOを上回る反応速度と5秒の時止めを持ちます。「最強」という言葉が最も似合う男です。
第8位:未来を削除する「ディアボロ(キング・クリムゾン)」
十数秒先の未来を予知し、自分に不都合な時間を「消し飛ばす」。過程を飛ばして結果だけを手にするため、ほとんどの攻撃が空を切ります。
第7位:不運を転嫁する「ファニー・ヴァレンタイン(D4C-ラブトレイン-)」
次元の壁の隙間に身を隠し、自分への攻撃(不運)を世界のどこか別の場所へ飛ばす。聖人の遺体による加護を受けたこの形態は、まさに無敵の防御です。
第6位:全生物の頂点「カーズ(究極生命体)」
スタンド能力ではありませんが、波紋、不老不死、あらゆる生物への変身能力を持ちます。知能も高く、物理的な手段で倒すことは不可能です。
第5位:加速する運命「エンリコ・プッチ(メイド・イン・ヘブン)」
宇宙の時間を無限に加速させ、世界を一巡させる力。時を止める者ですら、加速した世界では一瞬しか動けず、プッチのスピードには追いつけません。
第4位:無限の回転「ジョニィ・ジョースター(タスクACT4)」
黄金長方形のエネルギーを用いた無限の回転。次元の壁すら貫通し、被弾した者を「永遠にその場で回転させ続け、消滅させる」呪いのような一撃です。
TOP3:理(ことわり)を超越した「概念系」最強
いよいよトップ3の発表です。この3人は、もはや「戦い」という概念そのものを成立させないレベルの能力を持っています。
第3位:厄災という名の絶対法則「透龍(ワンダー・オブ・U)」
第8部『ジョジョリオン』に登場したこの能力は、「彼を追おうとする意志」を持つだけで、周囲のあらゆる事象が「厄災」となって襲いかかります。雨粒が弾丸になり、椅子にぶつかっただけで致命傷になる。
近づくことすら許されない、受動的なスタンドとしては史上最凶の存在です。
第2位:存在しないシャボン玉「東方定助(ソフト&ウェット・ゴー・ビヨンド)」
1位と悩みましたが、ワンダー・オブ・Uを打ち破った定助を2位に据えます。「この世に存在しない=物理法則に縛られない」回転するシャボン玉。
存在しないからこそ、あらゆる防御や厄災の理を無視して相手を撃ち抜くことができます。概念系能力への唯一の対抗手段と言えるでしょう。
堂々の第1位:すべての意思を無に帰す「究極のレクイエム」
第1位:ジョルノ・ジョバァーナ(ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム)
栄えある第1位は、第5部の主人公ジョルノの最終進化形態です。
その能力は「真実に到達させないこと」。
相手がどれほど強力な攻撃を仕掛けても、その「意志」と「動作」をゼロの状態に戻してしまいます。攻撃されたという事実そのものが消えるため、いかなる能力者もジョルノに触れることさえ叶いません。
さらに、このスタンドに攻撃された者は「死んだという真実」にさえ到達できず、永遠に死の過程を繰り返すことになります。
自律型スタンドとしての意志を持ち、ジョルノ本人が認識していない攻撃さえも自動で「ゼロ」に戻すため、不意打ちも通用しません。ジョジョの奇妙な冒険 第5部のラストで見せたその圧倒的な力は、まさに全スタンドの頂点にふさわしいものです。
番外編:状況次第で最強になり得る「ジョジョ」の面白さ
ランキングを紹介してきましたが、ジョジョの真骨頂は「能力の相性」にあります。
例えば、1位のジョルノであっても、第6部の「ヘビー・ウェザー」による無意識下のサブリミナル攻撃や、広範囲に及ぶ「メイド・イン・ヘブン」の時間加速の影響をどう受けるかは、ファンの間でも熱い議論の対象です。
また、ジョジョの奇妙な冒険 第7部の「ディエゴ・ブランドー」のように、シンプルに「時を止める」だけであれば、策を弄するよりも確実に勝利を掴める場面も多いでしょう。
単純なパワーバランスで測れない、「知略と精神力のぶつかり合い」こそが、私たちがジョジョに魅了され続ける理由なのです。
ジョジョの奇妙な冒険強さランキングTOP20!歴代最強スタンドと能力を徹底考察:まとめ
今回のランキングはいかがでしたか?
「GER(ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム)」の絶対的な無効化能力は、やはり他の追随を許さない圧倒的な強さを見せています。しかし、新世代の「ゴー・ビヨンド」や、追いかけることすら許さない「ワンダー・オブ・U」の登場により、最強の座を巡る考察はさらに深まっています。
部を追うごとにスケールアップしていく能力バトルですが、根底にあるのは「生き抜こうとする黄金の精神」です。どれほど強力な能力を前にしても、知恵と勇気で立ち向かう人間たちのドラマが、ジョジョを唯一無二の作品にしています。
最新作の展開次第では、このランキングもまた大きく塗り替えられるかもしれません。これからの物語でどのような「理」を超える能力が登場するのか、期待して待ちましょう。
「ジョジョの奇妙な冒険」の奥深い世界は、何度読み返しても新しい発見があります。ぜひ、ジョジョの奇妙な冒険 全巻セットを手に、あなた自身の最強ランキングを考えてみてくださいね!

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