ジョジョとフランスの深い関係とは?ポルナレフの故郷やルーヴルなど聖地を徹底解説!

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「ジョジョの奇妙な冒険」という作品を語るうえで、切っても切り離せないのが「旅」と「異国情緒」ですよね。第3部のエジプトへの旅、第4部の日本の杜王町、そして第5部のイタリア。世界中を舞台に繰り広げられる人間讃歌の中で、実は「フランス」という国が非常に重要な役割を果たしていることをご存知でしょうか?

物語のキーマンとなるキャラクターの出身地であり、スピンオフ作品では世界最高峰の美術館が舞台になるなど、ジョジョとフランスの間には、ファンの心をくすぐる深い繋がりが存在します。

今回は、フランス出身のあの人気キャラクターの背景から、実際に聖地巡礼ができるスポット、さらには作中に登場するフランス文化の小ネタまで、ジョジョファンなら押さえておきたい情報を徹底的に解説していきます!


ジャン・ピエール・ポルナレフ:フランスが生んだ誇り高き騎士

ジョジョとフランスを語る上で、絶対に外せないのが第3部『スターダストクルセイダース』の主要メンバー、ジャン・ピエール・ポルナレフです。彼は作中で明言されている通り、フランス出身のキャラクターです。

騎士道精神を体現するスタンド「シルバーチャリオッツ」

ポルナレフのスタンドである「銀の戦車(シルバーチャリオッツ)」は、中世ヨーロッパの騎士を彷彿とさせる甲冑を身にまとい、レイピア(細身の剣)で戦います。このデザイン自体が、フランスの歴史に深く根ざした「騎士道(Chivalry)」を象徴しているかのようです。

ポルナレフ自身、性格は直情的でコミカルな一面が目立ちますが、その根底には「礼節」と「誇り」が流れています。妹の復讐のために人生を捧げた執念や、仲間のために自らを犠牲にしようとする精神は、まさにフランスの騎士そのものと言えるでしょう。

名前とビジュアルの意外な元ネタ

ポルナレフという名前を聞いて、ピンときた方も多いかもしれません。彼のモデルとなったのは、フランスの国民的歌手ミッシェル・ポルナレフです。

ミッシェル・ポルナレフは「シェリーに口づけ」などの大ヒット曲で知られ、日本でも非常に人気が高いアーティストです。荒木飛呂彦先生は彼のファンであることを公言しており、独特の垂直に伸びたヘアスタイルやファッショナブルな出で立ちは、どこかミッシェル・ポルナレフの持つアヴァンギャルドな雰囲気を受け継いでいるようにも見えます。


『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』:世界で最も黒い絵の謎

フランスが舞台となった作品といえば、スピンオフ作品の『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を忘れてはいけません。この作品は、ルーヴル美術館が展開していた「BD(バンド・デシネ)プロジェクト」の一環として、荒木飛呂彦先生が描き下ろした特別な一冊です。

日本人漫画家初の快挙

2009年、ルーヴル美術館で開催された「小さなデッサン展―漫画の世界」において、荒木先生の原画が展示されました。これは日本の漫画が、フランスで「第9の芸術」として正式に認められた歴史的な瞬間でもあります。

物語は、岸辺露伴が青年時代に出会った女性から聞いた「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追うために、パリへと飛び、ルーヴル美術館の地下深くへ潜入するというホラー・サスペンスです。

実在するスポットと「Z-13倉庫」

作中には、実際にパリを訪れた際に見ることができる景色が数多く登場します。

  • ガラスのピラミッド(ナポレオン広場): 露伴が美術館の入り口として歩くシーンでお馴染みです。
  • シュリー翼: 物語の舞台となる地下倉庫への入り口があるエリアとして描かれています。
  • サモトラケのニケ: 露伴が館内を歩く背景に描かれており、美術館の重厚な空気感を伝えてくれます。

映画化もされたこの作品。実写版では実際にルーヴル美術館でロケが行われており、高橋一生さん演じる露伴がパリの街を歩く姿は、多くのファンを聖地巡礼へと駆り立てました。


第5部「黄金の風」に隠されたフランスの香り

第5部はイタリアが舞台ですが、実はフランスを感じさせる要素が随所に散りばめられています。

トリッシュ・ウナとフランス製ミネラルウォーター

ボスの娘、トリッシュが護衛チームと合流した直後、彼女はこんな要求をします。

「喉が渇いたわ。フランス製のミネラルウォーターじゃなきゃ飲まない」

このセリフ、一見するとただのわがままに聞こえますが、当時のヨーロッパにおける「フランス製」のブランド力を象徴しています。イタリアも水が豊富な国ですが、わざわざフランス製(例えばエビアンボルヴィックなど)を指名するところに、トリッシュのプライドと都会的なセンスが表れています。

彼女が要求した「フランス製の炭酸水」は、おそらくペリエなどの高級感ある銘柄をイメージしていたのかもしれませんね。

ポルナレフの再登場とイタリアへの道

第5部の終盤、驚きの再登場を果たすポルナレフ。彼は第3部の旅が終わった後、承太郎とともにスタンドの起源を探る調査を続けていました。その調査の過程で、彼はフランスからイタリアへと渡り、ディアボロとの死闘を繰り広げることになります。

彼がイタリアの地で車椅子に乗って隠れ潜んでいた事実は悲劇的ではありますが、フランス出身の彼が隣国イタリアの闇を暴こうとしたという構成は、ヨーロッパの地続きの歴史を感じさせてくれます。


ジョジョファンがパリで行くべき「聖地」ガイド

もしあなたがフランス、特にパリへ行く機会があるなら、ぜひ以下のスポットをチェックしてみてください。

1. ルーヴル美術館

言わずと知れた聖地です。露伴が歩いた通路、彼が見上げた天井画など、作品の世界観に浸ることができます。地下にある「Z-13倉庫」は架空の場所ですが、古いお城の遺構が残る地下エリア(中世のルーヴル)を歩けば、作中のような不気味でミステリアスな雰囲気を感じることができるはずです。

2. ポン・デ・ザール(芸術橋)

露伴がパリの街並みを眺めるシーンなどで描かれるセーヌ川に架かる橋です。かつては「愛の南京錠」で有名でしたが、現在は景観維持のために板張りになっています。それでも、ここから眺める景色は「パリに来た!」という実感を味わせてくれます。

3. 高級カフェでのひととき

ポルナレフが好むような、テラス席のあるカフェでコーヒーを頼んでみましょう。フランスのカフェ文化はジョジョの優雅な(あるいは奇妙な)日常にぴったりです。ポルナレフのようにレディに声をかける勇気があるかは別として、その空気感を楽しむのがジョジョ流の旅と言えます。


ジョジョのファッションとフランスの影響

荒木飛呂彦先生の描くファッションは、しばしば「ヴェルサーチ」や「グッチ」といったイタリアンブランドが注目されますが、実はフランスのオートクチュール文化からの影響も多大です。

ジョジョの奇妙な冒険のキャラクターたちの立ち姿、いわゆる「ジョジョ立ち」は、彫刻のような美しさと同時に、パリ・コレクションを歩くモデルのような洗練されたポージングでもあります。

特に第6部や第7部以降のカラー原稿で見られる繊細な色使いは、フランス印象派の絵画や、モネ、ドガといった画家の色彩感覚に通じるものがあります。ルーヴル美術館に選ばれたという事実は、単に人気があるからだけでなく、こうした美術的なルーツがフランスの文化と深く共鳴していたからに他なりません。


まとめ:ジョジョとフランスの深い関係とは?ポルナレフの故郷やルーヴルなど聖地を徹底解説!

ここまで見てきたように、ジョジョの奇妙な冒険におけるフランスは、単なる通過点ではなく、作品に「芸術性」と「気高さ」を付与する重要なピースとなっています。

ポルナレフという熱い男の存在、岸辺露伴が挑んだルーヴルの闇、そしてトリッシュがこだわったフランスの日常。これらを知ることで、ジョジョという作品が持つ多国籍な魅力がより一層深まって感じられるはずです。

次にジョジョを読むときは、あるいは次にフランス旅行を計画するときは、ぜひこの「奇妙な繋がり」を思い出してみてください。きっと、いつものエピソードが違った景色に見えてくるはずです。

あなたはフランスへ行ったら、まずどこを訪ねたいですか?

ルーヴルの地下を探検してみるのもいいですが、くれぐれも「邪悪な絵」には気をつけてくださいね!

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