【ジョジョ】予言・運命の的中が凄すぎる!トト神からプッチ神父の目的まで徹底考察

ジョジョ
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『ジョジョの奇妙な冒険』を読んでいると、避けては通れないテーマがあります。それが「予言」と「運命」です。

「なぜあの時、あんなに不気味な予言が的中したのか?」「変えられない運命に立ち向かう意味とは?」そんな疑問を抱いたことはありませんか?第3部のコミカルな予言から、第6部の世界を揺るがす壮大な運命論まで、ジョジョの物語は常に「決まった未来」との戦いでした。

今回は、作中に登場する予言能力の解析や、ファンの間で語り継がれる「承太郎の死」にまつわる戦慄の考察、そしてプッチ神父が目指した「天国の時」の真意について、ディープに掘り下げていきます。


絶対に外れない「トト神」の恐怖とルール

ジョジョにおける予言の原点といえば、第3部に登場したボインゴのスタンド「トト神」ですよね。あの独特なタッチの漫画に描かれる未来は、読者に強烈なインパクトを与えました。

トト神の能力は、近い未来に起こる出来事が「漫画」として本に現れるというもの。この予言には、ジョジョの世界における冷徹なルールが刻まれています。

  • 予言の的中率は100%描かれた内容は、どれほど荒唐無稽で、あるいは実行不可能に見えても、必ずその通りになります。
  • 「ハッピー」な結末へのガイド基本的には、予言に従って行動すれば、実行者にとって都合の良い結果(敵の撃破など)が得られるように描かれます。
  • 解釈のズレが命取り予言自体は絶対ですが、それを読み解く人間のタイミングや認識がズレると、とんでもないしっぺ返しを食らいます。

ホル・ホースが予言を信じてパイプに指を突っ込んだり、時計の針を無理やり合わせようとした結果、自らの弾丸で再起不能になったシーンを覚えているでしょうか。あれは「運命は変えられないが、人間の慢心や焦りが悲劇を生む」という、ジョジョ特有の哲学を象徴しています。

トト神の予言をじっくり読み返したい方は、コミックスをチェックしてみてください。

ジョジョの奇妙な冒険 第3部 カラー版

承太郎の死は第3部で既に予言されていた?

ファンの間で今もなお議論が絶えないのが、「空条承太郎の最期」に関する予言の符号です。

第3部でボインゴの予言書には、「承太郎の頭が真っ二つに割れて死ぬ」という衝撃的な絵が描かれました。当時は、変装した兄のオインゴが身代わりになり、オレンジの爆弾で頭を負傷するというギャグ的な結末で幕を閉じましたが……。

しかし、物語はここで終わりません。それから数十年後、第6部「ストーンオーシャン」の最終局面。プッチ神父の「メイド・イン・ヘブン」の猛攻を受けた承太郎は、まさに「顔面を真っ二つに割られる」という形でその生涯を終えることになります。

これは偶然の一致なのでしょうか?それとも、荒木飛呂彦先生が仕掛けた壮大な伏線だったのでしょうか。

ジョジョの世界において、運命は一本の糸のようなものです。一度予言として提示された「承太郎の死の形」は、たとえその場は回避できたとしても、魂の奥底に刻まれた「確定事項」として残り続けていたのかもしれません。第3部で笑い飛ばしたシーンが、第6部で絶望の象徴として再来する。この構成の妙こそが、ジョジョという作品の恐ろしさであり、魅力でもあります。


プッチ神父が求めた「天国」という名の予言システム

第6部のラスボス、エンリコ・プッチ神父。彼の目的は、全人類を「天国」へ導くことでした。しかし、その「天国」の内容は、私たちが想像するような楽園ではありませんでした。

プッチ神父の考える天国とは、「人類全員が自分の未来(運命)を知っている世界」です。

  • 一巡後の世界と既視感スタンド「メイド・イン・ヘブン」によって宇宙の時間を極限まで加速させ、一度世界を終わらせて作り直す。新しく生まれた世界では、人々は以前の世界で経験したことを「知識」ではなく「体験」として魂に刻んでいます。
  • 「覚悟」こそが幸福自分がいつ病気になるのか、いつ死ぬのか、誰と出会うのか。それが全て予言のように分かっている状態。プッチ神父は、「未来が分からないから不安になる。未来を知り、それを受け入れる『覚悟』ができれば、人は絶望から解放される」と考えたのです。

これは、いわば世界全体を一つの巨大な「トト神の予言書」にするような試みでした。しかし、空条徐倫たちはこれにNOを突きつけます。たとえ未来が過酷なものであっても、自分の足で歩き、運命を切り拓く意志こそが重要だと信じたからです。


運命の奴隷か、目覚めた挑戦者か

第5部『黄金の風』のエピローグ「眠れる奴隷」でも、予言と運命についての深い考察がなされています。

彫刻家スコリッピのスタンド「ローリング・ストーンズ」は、近く死ぬ運命にある者の姿を岩に変え、安らかな死(安楽死)を与えようとします。ブチャラティの死の運命が岩に刻まれた際、ミスタは必死にその岩を破壊し、運命を変えようと足掻きました。

結果として、ブチャラティの死の形は変わりましたが、「死ぬ」という運命そのものを覆すことはできませんでした。しかし、スコリッピはこう語ります。

「我々はみな、運命という道の上を歩く『眠れる奴隷』だ。だが、その歩みに意味があるのかもしれない」

ジョルノたちが辿った道は、予言された死に向かう絶望の旅だったかもしれません。けれど、彼らが運命に抗い、何かを成し遂げようとした意志は、後に続く者たちの希望となりました。ジョジョにおける「予言」は、決して人間を縛り付けるだけのものではないのです。


予言の解釈を深めるためのアイテム

ジョジョの深い設定や、荒木先生の漫画術をより知ることで、予言というテーマの面白さはさらに増します。

作品の背景にある哲学を学びたいなら、こちらの書籍がおすすめです。

荒木飛呂彦の漫画術

また、第6部の衝撃的なラストをアニメでもう一度確認するのも良いでしょう。

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン Blu-ray BOX

運命という大きな流れの中で、各キャラクターがどのように「覚悟」を決めたのか。それを知ることで、日常の悩みも少しだけ違った角度で見えてくるかもしれません。


まとめ:【ジョジョ】予言・運命の的中が凄すぎる!トト神からプッチ神父の目的まで徹底考察

ここまで見てきたように、『ジョジョの奇妙な冒険』における予言は、単なるストーリーのギミックではありません。それは「人間が変えられない運命に対して、どう向き合うべきか」という重厚な問いかけです。

ボインゴのトト神が示した不条理な未来も、承太郎が避けることのできなかった非情な結末も、そしてプッチ神父が無理やり人類に押し付けようとした「覚悟」も、すべては一つのテーマに集約されます。

それは、**「運命に翻弄されるのではなく、それを知った上でどう生きるか」**ということです。

ジョナサンから始まり、徐倫、そしてその先の世代へと受け継がれていく「黄金の精神」。それは、予言された絶望を乗り越えようとする人間の意志の光に他なりません。次にジョジョを読み返す時は、ぜひ「このキャラクターは自分の運命に対して、どんな覚悟を持っているのか?」という視点でページをめくってみてください。きっと、今まで気づかなかった新しい感動に出会えるはずです。

今回の【ジョジョ】予言・運命の的中が凄すぎる!トト神からプッチ神父の目的まで徹底考察を通して、作品への愛がさらに深まれば幸いです。

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