「実写版のジョジョ、続きはどうなったの?」
「山﨑賢人さんの仗助、結構好きだったんだけどな……」
2017年に公開された映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』。タイトルに「第一章」と堂々と掲げられ、ラストシーンでは宿敵・吉良吉影の登場を強烈に予感させる演出がありました。あれから数年、ファンの間では「第2章」を待ち望む声と、「もう中止になったのでは?」という不安が入り混じっています。
今回は、ジョジョ実写映画2章の公開情報の真相から、なぜ続編が作られないのかという大人の事情、そして現在のキャストたちの状況まで、徹底的に掘り下げて解説します。
ジョジョ実写2章の公開日は決まっている?公式発表の現状
結論からお伝えすると、現時点で『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第二章』の公開日に関する公式なアナウンスは一切ありません。
製作発表から数年が経過し、公式サイトやSNSの更新も止まっている状態です。通常、シリーズものの映画であれば2〜3年以内に続編の動きがあるものですが、ジョジョに関しては「沈黙」が続いています。
第一章のラストで、吉良吉影のスタンド「シアーハートアタック」や、切り落とされた「手」が描写されたあのワクワク感。あれが回収されないままなのは、ファンとして非常にもどかしいですよね。現状では「製作凍結」に近い状態にあると考えざるを得ません。
続編製作が足踏みしていると言われる3つの大きな理由
なぜ、あんなに豪華な布陣で挑んだプロジェクトが止まってしまったのでしょうか。そこには、映画ビジネスにおけるシビアな現実が隠されています。
1. 興行収入が目標に届かなかった
映画制作において最も重要な指標は、やはり「数字」です。
第一章の興行収入は約9.2億円と言われています。一見大きな数字に見えますが、ジョジョのような大規模な作品としては、決して手放しで喜べる結果ではありませんでした。
スペインロケを敢行し、スタンドを表現するために高精細なCGを多用した本作は、製作費もかなりの額にのぼったはずです。続編を作るためには、第一章で一定以上の利益を出し、投資家やスポンサーを納得させる必要がありますが、そのハードルを越えるのが難しかったというのが定説です。
2. キャスト陣の「売れっ子」化とスケジュールの乖離
主演の山﨑賢人さんをはじめ、出演者が今や日本を代表する超売れっ子ばかりになったことも影響しています。
山﨑賢人さんは、その後キングダムシリーズで記録的な大ヒットを飛ばし、現在はその続編撮影に追われる日々です。さらにゴールデンカムイなど、他の大型実写化作品でも主演を務めており、ジョジョのために長期間スケジュールを空けることが物理的に困難になっています。
また、虹村億泰を演じた新田真剣佑さんもハリウッドへ進出し、世界を股にかけて活躍しています。これだけのメンバーを再び集結させるのは、まさに「奇跡」に近いキャスティング能力が必要になります。
3. 作品評価の二極化と「岸辺露伴」の成功
原作ファンが非常に多い作品だけに、実写化に対するハードルは極めて高いものでした。
「スタンドの表現はすごかった」という好意的な意見がある一方で、設定の変更やキャラクターの解釈に違和感を覚えるファンも少なくありませんでした。
そんな中、スピンオフである『岸辺露伴は動かない』がNHKでドラマ化され、高橋一生さん主演で大成功を収めました。さらに劇場版岸辺露伴 ルーヴルへ行くも制作され、ジョジョの実写化としての正解が「あちらの路線」にシフトしてしまった感も否めません。
あの豪華キャストは今?続編への期待と現実
もし「第2章」が作られるとしたら、あのメンバーでの続投は可能なのでしょうか。主要キャラクターたちの現在の立ち位置を見てみましょう。
- 東方仗助(山﨑賢人)今や「実写化請負人」として不動の地位を築きました。体格も当時よりさらに逞しくなり、より仗助らしい風格は出そうですが、とにかく多忙を極めています。
- 広瀬康一(神木隆之介)安定した演技力で、どんな作品にも欠かせない存在です。康一君の成長(エコーズの進化)を見たいファンは多いはず。
- 空条承太郎(伊勢谷友介)第4部において重要な役割を担う承太郎ですが、演じた伊勢谷さんの活動休止期間などもあり、同じキャスティングでの継続は非常にデリケートな問題を含んでいます。
このように、キャスト個々の状況を鑑みても、当時と同じ座組みで再開するのは現実的にかなり厳しいと言わざるを得ません。
2章で描かれるはずだった「吉良吉影」編の内容
もし第2章が制作されていたら、物語はジョジョ第4部のハイライトである「吉良吉影」との死闘に突入していたはずです。
- 静かなる殺人鬼の恐怖杜王町に潜む、平穏を愛する殺人鬼。彼のスタンド「キラークイーン」がどのようにCGで表現されるのかは、全ファンが期待していたポイントでした。
- 重ちー(矢安宮重清)の登場物語の転換点となるキャラクター。彼との出会いから吉良の正体へ迫る展開は、映画の尺でも十分に盛り上がる要素です。
- 仗助vs吉良のラストバトル街を守るために立ち上がる仗助たちの姿。第一章よりもアクション要素が強まり、エンターテインメントとしては間違いなく第一章を超えるポテンシャルがありました。
これらがお蔵入り状態になっているのは、日本の映画界にとっても大きな損失かもしれません。
結論:ジョジョ実写2章はいつ公開?続編中止の理由と現在の製作状況
改めて整理すると、ジョジョ実写2章の公開は現状「未定」であり、事実上の製作中止・凍結状態にあるというのが最も誠実な答えになります。
興行収入の壁、主要キャストの多忙、そして作品を取り巻く環境の変化。これら複数の要因が重なり、続編への道は極めて険しいものとなっています。
しかし、ジョジョという作品自体は今もなお愛され続けています。
もし実写の続きが気になるのであれば、原作漫画やアニメ版で杜王町の結末を追いかけるのが最善の方法です。原作の第4部はジョジョの奇妙な冒険 第4部としてまとめられており、映画では描ききれなかった細かな心理戦やスタンドバトルの醍醐味が詰まっています。
「いつか、ひょっこり発表されるかもしれない」
そんな淡い期待を抱きつつも、今はそれぞれのメディアで展開されるジョジョの世界を楽しんでいきましょう。奇跡が起きて、山﨑賢人さんの仗助がスクリーンに帰ってくる日が来ることを、私たちファンは静かに待ち続けるしかありません。

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