ジョジョの模写を極めるコツは?独特の絵柄を再現する描き方と著作権の注意点を解説

ジョジョ
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「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでいて、あの圧倒的な熱量に当てられたことはありませんか?「自分でもこんなにかっこいい絵が描きたい!」と思い、ペンを取ったものの、いざ描き始めるとその複雑さに絶望する……。それは、ジョジョ好きなら誰もが通る道かもしれません。

荒木飛呂彦先生の絵は、唯一無二の芸術です。彫刻のような立体感、ファッション誌のような色彩、そして肉体の限界を超えたポージング。これらを模写で再現するには、ちょっとした「コツ」と「愛」が必要です。

この記事では、ジョジョの模写を上達させるための具体的なテクニックから、SNSに投稿する際に知っておきたい著作権のルールまで、余すことなくお伝えします。


なぜジョジョの模写は難しいのか?

普通の漫画の模写なら、輪郭を描いて目鼻立ちを整えればそれなりに見えるものです。しかし、ジョジョは違います。

まず、線の密度が圧倒的です。一本の線にも「入り」と「抜き」の強烈な抑揚があり、さらにその上から無数のハッチング(斜線)が重なります。これによって、紙の上に「重み」や「質感」が生まれているんですね。

また、解剖学に基づきながらも、あえてそれを崩す「誇張」の表現も難易度を上げている要因です。単に形を追うだけでは、あの独特の「凄み」は出せません。

荒木流・立体感を生み出す「線」の引き方

ジョジョの絵を再現する第一歩は、ペンのコントロールです。

  • 輪郭線に強弱をつけるジョジョのキャラクターは、輪郭線が非常に太い部分と、消え入りそうなほど細い部分が混在しています。特に、筋肉の盛り上がりや服の重なりが深い部分は、グッと力を込めて太く描くのがポイントです。
  • 「ハッチング」をデザインとして捉える顔の影や筋肉の陰影に使われる斜線は、適当に引いてはいけません。筋肉の繊維の流れに沿って、一本一本丁寧に引きましょう。これが狂うと、途端に立体感が死んでしまいます。
  • 唇と鼻のハイライトジョジョキャラのセクシーさを象徴するのが「唇」です。下唇の厚みを強調し、あえて塗り残すことで光を表現します。鼻のラインも、あえて線を繋げず「影」だけで形を見せる手法を模写してみると、一気にクオリティが上がります。

アナログで描くなら、ペン先はGペンがおすすめです。デジタルの場合は、筆圧感知が鋭いカスタムブラシを探してみましょう。

「ジョジョ立ち」を支える骨格の秘密

模写をしていて「ポーズに違和感があるな」と感じたら、それは中心線がズレている証拠です。

荒木先生が多用するのが、ルネサンス彫刻に見られる「コントラポスト」という技法。これは、体重を片足に乗せることで、肩のラインと腰のラインをあえて斜めに逆行させるポーズのことです。

これに加えて、ジョジョ特有の「捻り」が加わります。

顔は右、胸は左、腰はまた右……というように、体を雑巾のように絞るイメージで描くと、あのダイナミックな「ジョジョ立ち」に近づけます。まずはキャラクターの服を脱がせた「素体」の状態を薄く下書きしてから、服を着せていく手順を踏むのが上達の近道です。

練習に最適なキャラクターは誰?

いきなり描き込みの激しい第7部や第8部に挑戦すると、情報量の多さにパンクしてしまいます。段階を追って練習しましょう。

  • 初級:第3部の空条承太郎体格がガッシリしており、直線的なパーツが多いので、ジョジョ特有の「ガタイの良さ」を学ぶのに最適です。
  • 中級:第5部のジョルノ・ジョバァーナ線が細くなり、中性的な色気が加わります。曲線美と、装飾的な衣服の描き込みを練習するのにぴったりです。
  • 上級:第7部のジャイロ・ツェペリ馬、歯の質感、細かな装飾、そしてリアルな顔の造形。すべてを完璧に模写できれば、プロ級の画力が身についているはずです。

描いた模写をSNSにアップする時の注意点

せっかくうまく描けたら、X(旧Twitter)やInstagramでみんなに見てもらいたいですよね。でも、ここで気になるのが「著作権」の問題です。

結論から言うと、模写した絵をインターネット上にアップロードする行為は、厳密には著作権法における「複製権」や「公衆送信権」に関わる可能性があります。

ただし、アニメや漫画のファンコミュニティにおいて、リスペクト(敬意)を持ったファンアート(模写含む)は、文化を盛り上げるものとして「黙認」されている側面が強いのも事実です。トラブルを避けるために、以下の最低限のマナーは守りましょう。

  • 「模写であること」を明記するあたかも自分がイチからデザインしたオリジナルのように振る舞うのは絶対にNGです。
  • 公式の画像をそのままトレスして「自分の絵」と言わないトレス(透かし描き)はあくまで練習方法の一つ。それを自分の作品として発表するのは控えましょう。
  • 金銭が発生する場所には出さない模写した絵を販売したり、有料のコンテンツに使用したりするのは、完全にアウトです。

「好きだから描いた」という純粋な気持ちを大切にしつつ、原作者への敬意を忘れないようにしましょう。

模写を「自分の絵」に昇華させるために

模写を繰り返していると、次第に荒木先生の「思考」が見えてくるようになります。

「なぜここに影を入れたのか?」「なぜこの指先はこんなに反り返っているのか?」

その理由を考えながら描くことで、技術は血肉になります。慣れてきたら、オリジナルのポーズをジョジョ風のタッチで描いてみる「ジョジョ化」に挑戦してみるのも面白いですよ。

模写に使う道具にもこだわってみましょう。スケッチブックミリペンを新調するだけで、モチベーションは格段に上がります。

まとめ:ジョジョの模写を極めるコツは?独特の絵柄を再現する描き方と著作権の注意点を解説

ジョジョの模写は、単なるコピー作業ではありません。それは、荒木飛呂彦という天才が作り上げた美学を、自分の手で追体験するエキサイティングな旅です。

  1. うねるような線の強弱をマスターする
  2. ハッチングで彫刻のような立体感を出す
  3. コントラポストを意識してポージングを描く
  4. 著作権とマナーを守って、ファンコミュニティを楽しむ

このステップを意識すれば、あなたの絵は劇的に「ジョジョ」らしくなるはずです。最初は線の一本、シワの一つがうまく描けなくても大丈夫。黄金の精神を持って描き続ければ、必ずその指先に「スタンド」が宿る日が来ます。

さあ、ペンを持って、自分だけの奇妙な冒険を始めましょう!

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