ジョジョ「法律が許すなら」の元ネタは何巻?意味や使い方、構文の改変例を徹底解説

ジョジョ
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「法律が許すならオメーらの命なんてどーでもいいけどさあッ!!」

このあまりにもインパクトが強すぎるセリフ、SNSやネット掲示板で一度は見かけたことがあるのではないでしょうか?ジョジョの奇妙な冒険には数多くの名言がありますが、これほどまでに「現代人の本音」をぶちまけたセリフは他にありません。

今回は、この「法律が許すなら」というフレーズの元ネタが何巻のどのシーンなのか、なぜこれほどまでに愛されるミームとなったのか、そして日常で(ネタとして)使う際の改変例まで、ジョジョ愛を込めて徹底的に解説していきます。


法律が許すならの元ネタは「ジョジョリオン」第1巻!

まずは、このセリフがどこから飛び出したのか、その正確な出典を確認しておきましょう。

このフレーズが登場するのは、シリーズ第8部である『ジョジョリオン』の単行本第1巻です。第2話「ソフト&ウェット その②」という、物語が始まったばかりの非常に早い段階で放たれました。

舞台は、東日本大震災の震災後に突如として現れた「壁の目」がある杜王町。記憶喪失の主人公・東方定助と、彼を助けた広瀬康穂が、定助の身元を探るために町を歩いているシーンです。

路上で揉めていた二人のうち、康穂がふらついて車道側に倒れ込みそうになります。そこへ猛スピードで走ってきた乗用車が急ブレーキ!危機一髪で事故は免れましたが、その運転席に座っていた「名もなき一般女性」が窓から身を乗り出し、ブチギレながら言い放ったのがこのセリフです。

「ちょっと勘弁してよォッ!!法律が許すならオメーらの命なんてどーでもいいけどさあッ、あたしに轢き殺させる気ィッ!?」

名前すら設定されていない、いわゆる「モブキャラ」のセリフでありながら、読者の心に強烈な爪痕を残しました。


なぜこのセリフが「名言」ではなく「迷言」として流行ったのか

ジョジョには「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!」のような熱い名言も多いですが、このセリフはそれらとは一線を画す「迷言」としての魅力があります。

1. 狂気と理性の絶妙なバランス

この女性、怒り狂ってはいますが「法律」という社会のルールには絶対に従っているんですよね。「法律が許さないから殺さないだけだ」というスタンスは、一見すると非常に暴力的ですが、同時に極めて現代的で理性的(?)でもあります。

「本当はめちゃくちゃにしたいけど、捕まるからやらない」という、私たちが日常生活で抱くストレスや葛藤を、これ以上ないほどストレートに表現している点が、ネットユーザーの共感を呼びました。

2. ジョジョ伝統の「語彙力が高いモブ」

ジョジョシリーズには、メインキャラ以外でも異常に口が悪い、あるいは比喩表現が天才的なキャラクターが度々登場します。

第4部でも、仗助の髪型をけなした不良や、康一くんに因縁をつけた男など、独特の言い回しをする人々が描かれてきました。第8部でもその「ジョジョらしさ」が健在であることを、この女性が証明してくれたのです。

3. 圧倒的な汎用性の高さ

このセリフは、後半部分を入れ替えるだけで、どんな怒りのシチュエーションにも当てはめることができます。これがSNSで「構文」として定着した最大の理由でしょう。


「法律が許すなら」構文の改変例と使い方

このセリフは、今や「ジョジョ構文」の一つとして、自分の不満をユーモアに変えて発信したい時に重宝されています。いくつか代表的な改変パターンを見てみましょう。

ビジネスシーンでの心の叫び

「法律が許すなら、金曜の定時直前に仕事を振ってくる上司に制裁を加えたいけどさあッ!あたしにサービス残業させる気ィッ!?」

仕事上の理不尽に対して、心の中でジョジョ立ちを決めながら唱えるパターンです。実際に口に出すとクビになる恐れがあるため、あくまでSNSの裏垢や心の中だけに留めておきましょう。

満員電車や行列でのイライラ

「法律が許すなら、リュックを背負ったままドア付近で動かないヤツを異次元に飛ばしたいけどさあッ!あたしを遅延に巻き込む気ィッ!?」

公共の場でのマナー違反に対する怒りも、ジョジョ風に変換すれば少しだけ心が軽くなるかもしれません。ノイズキャンセリングイヤホンで音楽に没頭しつつ、心の中でこの構文を唱えるのが現代の騎士道(?)です。

推し活やゲームでの激情

「法律が許すなら、この神イラストを描いた絵師様に国家予算を全て献上したいけどさあッ!あたしを尊死させる気ィッ!?」

怒りだけでなく、「あまりにも良すぎて感情が制御できない」というポジティブな(?)狂気を表現する際にも応用されています。


第8部『ジョジョリオン』における「法律」と「呪い」

少し真面目な考察を加えると、このセリフが物語の冒頭にあることは、作品全体のテーマにも深く関わっています。

『ジョジョリオン』は、「呪い」を解く物語です。そしてその「呪い」とは、血縁であったり、土地の因縁であったり、あるいは「社会の仕組み」そのものだったりします。

この女性が口にした「法律」という言葉は、人間が社会を営む上でのルールですが、それは同時に個人の本能や感情を縛り付ける「枷」でもあります。第8部の登場人物たちは、みんな何かしらのルールや縛りの中で、自分の利益や目的のためにギリギリの交渉(等価交換)を行っています。

「法律が許すなら」というセリフは、そんな息苦しい現代社会の縮図を、たった一コマで表現してしまった稀有な例と言えるのです。


ジョジョのセリフを楽しむためのアイテム

ジョジョの独特な言い回しをもっと深く知りたい、あるいは日常に取り入れたいという方には、公式のガイドブックや名言集もおすすめです。

ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン 全27巻セットを読み返すと、このシーン以外にも「東方家」の人々の奇妙な言動や、定助のシュールなギャグが満載で、新しい発見があるはずです。

また、ジョジョの名言集といった関連書籍では、第1部から最新シリーズまでの痺れるセリフが解説付きでまとめられており、語彙力を鍛えるのにも最適(?)です。


まとめ:ジョジョ「法律が許すなら」は現代人のバイブル?

「法律が許すなら」というフレーズは、単なる過激な罵倒ではありません。それは、ルールを守りながらも自分の感情を殺しきれない、私たちの「生きた証」のような言葉です。

もちろん、現実の世界でこのセリフを他人に直接ぶつけるのはおすすめしません。ジョジョの世界のようなタフな精神性(とスタンド能力)を持っていない限り、トラブルの元になるだけですから。

でも、どうしても我慢できないことがあった時、心の中でそっと「法律が許すなら……」と唱えてみてください。すると不思議なことに、自分を客観的に見ることができ、「ま、法律が許さないからやめとくか」と冷静になれるはずです。

ジョジョ「法律が許すなら」の元ネタを知ることで、作品の奥深さや、荒木飛呂彦先生の人間観察力の凄まじさを改めて実感できますね。次にこのフレーズをSNSで見かけた時は、ぜひ「あ、第8部のあの女性だな」とニヤリとしてください。

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