ジョジョに登場する酒の銘柄と名言を徹底解説!元ネタから再現レシピまで完全網羅

ジョジョ
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「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーッ!!」

あまりにも有名なこの絶唱の傍らには、常に「血」と、そして「酒」の気配が漂っていました。『ジョジョの奇妙な冒険』という壮大なサーガにおいて、お酒は単なる飲み物ではありません。それはキャラクターの矜持であり、恐怖であり、時には奇跡を呼ぶ装置でもあります。

荒木飛呂彦先生の描く世界観に酔いしれるファンなら、一度は作中に登場したあの一杯を飲んでみたいと思ったことがあるはず。今回は、第1部から最新シリーズに至るまで、物語を彩った酒の銘柄や名言、そして日常でジョジョの世界に浸るための再現方法までを徹底的に深掘りしていきます。


宿命の始まりを彩った貴族のワインと泥水のような酒

ジョジョの物語の幕開けは、19世紀末のイギリス。階級社会の象徴として、お酒は非常に重要な役割を果たしていました。

ジョースター邸で振る舞われるワインは、まさに貴族の嗜みそのもの。ディオがジョナサンの父、ジョージ・ジョースターに毒を盛る際、カモフラージュとして選んだのがサン・テステフというボルドーワインの銘柄です。サン・テステフは実在するフランス・メドック地区の村名であり、重厚で力強い味わいが特徴。ディオが選んだこのワインは、彼の野心と、上流階級へ成り上がろうとする執念を象徴しているかのようです。

一方で、ディオの実父であるダリオ・ブランドーが溺れていたのは、安物の酒でした。泥酔し、家族を破滅に追い込むダリオの姿は、後のディオの悪の美学とは対極にあります。しかし、エリナが後に語る「泥水をすすってでも生きろ」という言葉は、高潔なワインよりも力強い、生命の根源的なエネルギーを感じさせます。

この「高級ワイン」と「泥水」の対比こそが、ジョジョにおける光と影の演出を際立たせているのです。


飲んどる場合かーッ!第2部に見る戦士たちの休息とテキーラ

第2部『戦闘潮流』に入ると、舞台はアメリカ、メキシコ、そしてヨーロッパへと広がります。ここで最も印象的なお酒といえば、やはりテキーラでしょう。

ジョセフ・ジョースターがシュトロハイムの部下たちが守る検問を突破するために仕掛けた、伝説の「テキーラ娘」作戦。女装したジョセフが手土産として持参したのが、メキシコ特産のテキーラでした。結局、速攻でバレてしまうのですが、ジョセフの陽気で計算高いキャラクターには、どこかテキーラの熱狂的なイメージが重なります。

また、ドイツ軍人シュトロハイムの名言「飲んどる場合かーッ!」も忘れてはいけません。緊迫した状況下でビールを楽しんでいた部下を一喝するこのシーン。ドイツといえばビールですが、それを「飲むな」と否定することで、柱の男たちという脅威がいかに絶大であるかを逆説的に表現しています。

シーザーとの修行時代、ヴェネツィアのカフェで流れる空気感も含め、第2部のお酒は「一時の休息」と「爆発的な熱量」を繋ぐスイッチのような役割を果たしていました。


黄金の精神を癒やすイタリア料理とワインの至福

第4部『ダイヤモンドは砕けない』では、お酒の扱われ方がより日常的、かつ官能的なものへと変化します。その中心にいるのが、イタリア料理人トニオ・トラサルディーです。

レストラン「トラサルディー」で出される料理には、それぞれに最適な飲み物が添えられます。まず最初に出されるのが、イタリアの天然炭酸水サンペレグリノ。トニオさんはこれを「非常にデリケートな水」として扱い、客の体調を見極めるための試金石としました。億泰が「ンパパパパッ!」と叫びながら涙を流して飲むシーンは、読者の食欲(と飲酒欲)を激しく刺激しました。

さらに、料理に合わせて提供されるイタリアワインの数々。第5部『黄金の風』でも、ブチャラティチームがレストランで食事をするシーンには必ずと言っていいほどワインが置かれています。

イタリアの代表的な赤ワインであるキャンティや、食後の口直しとして愛される蒸留酒グラッパ。これらは、ギャングとしての過酷な日常の中で、彼らが人間としての誇りや仲間との絆を確認し合うための、神聖な儀式に欠かせないアイテムとなっていました。


ダービー戦に見る「表面張力」とバーの美学

ジョジョファンにとって、お酒のシーンで最も緊張感があったのは、第3部のダニエル・J・ダービーとのギャンブル戦ではないでしょうか。

お酒そのものの銘柄以上に注目されたのが、グラスに注がれた酒の「表面張力」です。ダービーがコインを一枚ずつ入れていき、溢れさせた方が負けというシンプルなゲーム。ここで使われていたのは、おそらくバーボンスコッチといったウイスキー類でしょう。

また、チェリーをレロレロと舐める花京院の傍らにある飲み物や、承太郎が時折見せるハードボイルドな立ち振る舞い。バーという空間が、大人の男たちの心理戦の舞台として完璧に機能していました。

もし自宅でこのシーンを再現するなら、ウィルキンソン タンサンを用意して、ハイボールを作る過程で表面張力の限界に挑んでみるのも面白いかもしれません。ダービーのようなポーカーフェイスを維持できるか、友人たちと競い合ってみるのもジョジョファンならではの楽しみ方です。


宅飲みを格上げ!ジョジョ風カクテルと再現のコツ

さて、ここからは実際に私たちがジョジョの世界観を味わうための具体的な方法を提案します。

まず試してほしいのが、ファンの間で「ジョジョ」の名を冠して親しまれているカクテルレシピの再現です。一般的に、青い色味が特徴的なブルーキュラソーと、フルーティーなピーチリキュール、そしてグレープフルーツジュースをシェイクしたものが有名です。

このカクテルの鮮やかなブルーは、第3部の承太郎のカラーや、ジョースター家の証である「星のアザ」を彷彿とさせます。

自宅でジョジョ気分を味わうためのセットリスト:

  • 第1部: ボルドーワインをデキャンタージュしながら、ディオの孤独に思いを馳せる。
  • 第2部: テキーラをショットで飲み干し、ジョセフのような勝負強さを養う。
  • 第3部: どっしりとしたロックグラスに丸氷を入れ、表面張力ギリギリまでウイスキーを注ぐ。
  • 第4部・5部: 辛口の白ワインとカプレーゼを用意し、トニオさんの料理を妄想する。

お酒を飲む際は、ぜひお気に入りの巻を読み返してみてください。セリフ一つひとつの重みが、アルコールの回りとともに深まっていくのを感じるはずです。


ジョジョに登場する酒の銘柄と名言を徹底解説!まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するお酒は、単なる背景の一部ではなく、キャラクターの生命力やその時代の空気感を伝える重要なピースでした。

サン・テステフの気高さ、テキーラの躍動感、そしてトニオさんが供するワインの慈愛。それらすべてが、私たちが「ジョジョ」という作品に熱狂する理由の一部となっています。荒木先生が選んだ銘柄の元ネタを辿れば、作品への理解はさらに深まり、聖地巡礼やバーでの一杯も格別なものになるでしょう。

今夜は、お気に入りのワインウイスキーを片手に、ジョースター一行の長い旅路に乾杯してみてはいかがでしょうか。ただし、シュトロハイムに「飲んどる場合かーッ!」と怒られない程度に、節度を持って楽しんでくださいね。

「ジョジョに登場する酒の銘柄と名言を徹底解説!元ネタから再現レシピまで完全網羅」したこの記事が、あなたの奇妙な晩酌の助けになれば幸いです。

アリーヴェデルチ!(さよならだ)

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