ゴールデンボンバー「女々しくて 2023」が話題!紅白落選後の替え歌や歌詞の魅力を解説

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「女々しくて、女々しくて、光を浴びて……」

このフレーズを聞いて、踊りだしたくならない日本人が果たしてどれくらいいるでしょうか。2009年のリリースから10年以上。もはや日本の「宴会部長」ならぬ「国民的失恋ソング」として定着したゴールデンボンバーの代表曲女々しくてですが、実は2023年、この曲が再び異様な盛り上がりを見せたのをご存知ですか?

「えっ、まだあの曲で騒いでるの?」なんて思ったら大間違い。彼らはただ過去の栄光にすがっているわけではありません。むしろ、時代に合わせて「脱皮」し続ける怪物コンテンツへと進化を遂げていたのです。

今回は、なぜ2023年になって「女々しくて」がSNSやネットニュースを席巻したのか、その裏側にある「替え歌」の破壊力や、紅白歌合戦にまつわる彼ら独自の美学について、徹底的に深掘りしていきます。


2023年版「女々しくて」がTikTokで大バズりした理由

2023年の年末、スマートフォンの画面をスクロールしていた人たちの目に飛び込んできたのは、見慣れた金髪と白塗りの男たちが、全く聞き馴染みのない歌詞で踊り狂う姿でした。それが、公式からドロップされた「女々しくて 2023流行語ver.」です。

この動画、公開されるやいなやTikTokやYouTubeで瞬く間に数百万再生を記録しました。なぜこれほどまでに現代の若者やネットユーザーに刺さったのでしょうか。

最大の理由は、その「情報の過積載」っぷりにあります。

本来、失恋の悲しみを歌うはずのサビが、「ひき肉です!」や「なぁぜなぁぜ?」といった、その年に流行ったフレーズに強引に置き換えられているのです。しかも、ただ単に言葉を並べるだけでなく、メロディの起伏に完璧にフィットさせてくる技術の高さ。これこそが、エアーバンドでありながら「音楽のプロ」である彼らの真骨頂と言えるでしょう。

視聴者からは「1曲聴くだけで2023年が全部わかる」「もはや義務教育で教えるべき年表」といった声が上がるほど、その情報の密度は凄まじいものでした。

歌詞に詰め込まれた2023年の「光と影」

「女々しくて 2023流行語ver.」の歌詞を紐解くと、そこには2023年というカオスな1年が凝縮されています。彼らがピックアップしたトピックは、単なるキラキラした流行り言葉だけではありませんでした。

  • SNSのトレンド: 「ちょんまげ小僧」の挨拶から、「強風オールバック」のコミカルな世界観まで。
  • エンタメの熱狂: 新しい学校のリーダーズの「首振りダンス」や、YOASOBIの「アイドル」など、世界を席巻したJ-POPへのリスペクト。
  • スポーツの感動: WBCでの侍ジャパンの活躍を象徴する「ペッパーミルパフォーマンス」。
  • 社会のシビアな視点: 芸能界を揺るがした大きなニュースや、コンプライアンス、忖度といった、大人たちの事情。

特筆すべきは、彼らが「自分たちの立ち位置」をしっかり自虐として盛り込んでいる点です。世間がどんなに新しく、刺激的なトピックで盛り上がっていても、自分たちは相変わらず同じ曲で、同じ衣装で、必死に食らいついている。その「滑稽さ」を自ら演出することで、視聴者は「やっぱり金爆は裏切らないな」という安心感を抱くのです。

ゴールデンボンバー ライブDVDをチェックすれば分かる通り、彼らのパフォーマンスは常に全力。2023年版の替え歌も、その全力投球の姿勢があったからこそ、ただの「悪ふざけ」を超えたエンターテインメントとして成立したのです。

紅白落選を「最高のネタ」に変える逆転の発想

さて、2023年の年末も「第74回NHK紅白歌合戦」が開催されましたが、そこにゴールデンボンバーの名前はありませんでした。かつて4年連続で出場し、同じ曲(女々しくて)を歌い続けるという前代未聞の記録を作った彼らですが、近年は「落選」が定位置となっています。

しかし、ここからがゴールデンボンバーの真骨頂です。彼らにとって、紅白落選は「悲劇」ではなく「最高のフリ」なのです。

2023年の大晦日、彼らは公式YouTubeなどで裏配信や動画公開を行いました。そこで披露されたのが、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったアーティスト、Vaundy(バウンディ)さんを彷彿とさせるパロディ演出です。

モジャモジャのヘアスタイルに、どこか見覚えのあるファッション。そして、紅白のステージを意識したような(しかしどこかチープな)セット。彼らは「紅白に出られない悔しさ」を、旬のアーティストへの過剰なリスペクト(という名のパロディ)に変えて爆発させました。

これにはネット上も大盛り上がり。「本家の紅白を見るより、金爆がどう暴れているかを確認しないと年を越せない」「落選してからの方が面白いアーティストなんて他にいない」と、もはや「裏紅白の主役」としての地位を確立してしまったのです。

なぜ「女々しくて」は10年以上も愛され続けるのか

普通、これだけ長い間一つの曲を擦り続けたら、世間からは飽きられるものです。一発屋として消えていったアーティストは星の数ほどいます。しかし、ゴールデンボンバーは違います。

その秘密は、彼らが「女々しくて」という楽曲を、完成された作品としてではなく、常に中身を入れ替えられる「器(うつわ)」として扱っていることにあります。

iPhoneiPhoneが毎年最新モデルにアップデートされるように、「女々しくて」もまた、その年のOS(世相)をインストールして最新版へとアップデートされ続けているのです。

また、彼らの根底にある「サービス精神」も見逃せません。鬼龍院翔さんが書くキャッチーなメロディと、メンバー全員で作り上げる「バカバカしいけれど真剣な演出」。これらは、どんなに時代が変わっても、私たちが本能的に求めている「笑い」と「カタルシス」を提供してくれます。

2023年という、変化の激しい時代においても、変わらずに「女々しくて」で踊り、笑わせてくれる。その変わらなさと、常に新しいネタを仕込んでくる柔軟性のギャップこそが、彼らが愛され続ける最大の理由でしょう。

音楽シーンにおける「ゴールデンボンバー」という唯一無二の存在

今の音楽業界は、ストリーミングの再生回数やSNSでのバズりが重要視される、非常にシビアな世界です。そんな中で、ゴールデンボンバーは「CDが売れなくてもいい(むしろ特典を豪華にする、あるいは全曲無料公開する)」「楽器が弾けなくてもいい」という独自のルールで戦っています。

彼らが2023年に見せた活動は、まさにその集大成でした。既存のテレビメディア(紅白)に固執せず、TikTokやYouTubeといった自分たちのホームグラウンドで、最大限のパフォーマンスを発揮する。この軽やかさこそが、今の時代に最も求められている「アーティスト像」なのかもしれません。

ゴールデンボンバー アルバムを聴き返してみると、実は切ないメロディや深い歌詞の楽曲も多いことに気づきます。しかし、彼らはあえて「女々しくて」というピエロの仮面を被り続けることを選びました。その覚悟が、2023年のあの大爆発を生んだのです。


ゴールデンボンバー「女々しくて 2023」が話題!紅白落選後の替え歌や歌詞の魅力を解説

2023年という1年を振り返ったとき、私たちの記憶に残っているのは、華やかなニュースばかりではないはずです。迷走した社会情勢や、終わりの見えない不安も確かにありました。

そんな中、ゴールデンボンバーが「女々しくて 2023」として放った替え歌は、私たちが抱えていたモヤモヤを笑い飛ばしてくれる、最高の清涼剤となりました。流行語を詰め込んだ歌詞で1年を総括し、紅白落選さえも笑いに変える。彼らの姿は、逆境に立たされたときにどう振る舞うべきかという、一つの答えを示してくれているようにも感じます。

2024年、そしてその先も、彼らはきっと同じ曲で、しかし全く新しい驚きを連れて戻ってきてくれるでしょう。次はどんな「女々しくて」を見せてくれるのか。私たちは、彼らが仕掛ける「最高にくだらない罠」に、また喜んでかかりに行くことになるはずです。

もし、まだ2023年版の動画を見ていないという方がいたら、ぜひ今すぐチェックしてみてください。そこには、10年以上色褪せない、むしろ鮮やかさを増し続ける「究極のエンターテインメント」が転がっていますから。

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