ドラゴンボールのウパとは?父ボラの死を乗り越えた成長と、魔人ブウ編・GTの再登場まで徹底解説!

ドラゴンボール
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『ドラゴンボール』の長い歴史の中で、孫悟空が精神的に大きく成長するきっかけとなったキャラクターを覚えていますか?

カリン塔の麓、聖地カリンを守る一族の少年「ウパ」です。初期のレッドリボン軍編において、彼の存在は物語のトーンを「冒険」から「命を懸けた戦い」へと変える重要な役割を果たしました。

今回は、ウパの性別の謎から、父ボラとの絆、そして大人になった彼が再登場する感動のシーンまで、その軌跡を余すところなく解説していきます。


ウパの基本プロフィール:性別は男の子?女の子?

まず、多くのファンが最初に抱く疑問が「ウパの性別」についてです。

結論から言うと、ウパは男の子です。

初登場時のウパは、おかっぱ頭に可愛らしい顔立ち、そして民族衣装のような柔らかな服装をしていたため、作中でもクリリンが「てっきり女の子だと思ってた」と勘違いするシーンがありました。しかし、れっきとした聖地カリンを守る戦士の息子であり、後に逞しい青年へと成長を遂げます。

ウパの一族は代々、カリン塔の麓にある「聖地カリン」を守る使命を帯びています。父であるボラは、巨漢で屈強な戦士。そんな父をウパは心から尊敬し、背中を追いかけて生きていました。

レッドリボン軍編での悲劇と悟空との出会い

ウパと悟空の出会いは、ドラゴンボールを狙う邪悪な軍隊「レッドリボン軍」の侵攻がきっかけでした。

聖地カリンに眠るドラゴンボールを奪おうとするイエロー大佐の軍勢に対し、ボラとウパは敢然と立ち向かいます。しかし、軍の近代兵器には苦戦を強いられました。そこへ筋斗雲に乗って現れたのが悟空です。悟空の助けもあり一度は平和を取り戻しますが、本当の悲劇はその後に起こりました。

レッドリボン軍が放った世界最高の殺し屋、桃白白(タオパイパイ)の襲来です。

ウパの目の前で、無敵だと思っていた父ボラが桃白白の槍によって命を落としてしまいます。このシーンは、当時の読者や視聴者に大きな衝撃を与えました。それまでの『ドラゴンボール』は、どこかコミカルで「死」を感じさせない雰囲気がありましたが、ウパの涙とボラの死によって、物語は一気にシリアスな側面を見せることになったのです。

父を救うための決意:初めての「他者のための願い」

父を亡くし、絶望の淵に立たされたウパ。しかし、悟空は彼に約束します。「オラがドラゴンボールを全部集めて、おめえの父ちゃんを生き返らせてやる!」と。

これまでの悟空の冒険は、自分の力を試すためや、好奇心によるものが中心でした。しかし、ウパの悲しみを知ったことで、悟空は初めて「自分以外の誰かのために戦う」という明確な動機を持つようになります。

ウパもまた、ただ守られるだけの子供ではありませんでした。悟空がカリン塔で修行を積んでいる間、そして占いババの宮殿で最後のボールを探す際も、彼は勇気を持って同行します。

特に占いババの宮殿での戦いでは、ウパの機転が光りました。第4試合の相手、ドラキュラマンに対し、ウパは自身の指で「十字架」を作り、さらに口に含んだ「ニンニク」の臭いを吹きかけることで、見事に弱点を突いてみせたのです。格闘能力では及ばなくても、知恵と勇気で勝利をもぎ取る姿は、多くの読者の胸を打ちました。

神龍によるボラの復活:作品史上初の「死者蘇生」

ついに7つのドラゴンボールが揃い、悟空は神龍(シェンロン)を呼び出します。

「殺されたウパの父親を生き返らせてくれ!」

この願いによって、ボラは墓の中から力強く蘇りました。実はこれ、作中で**「神龍の力によって死者が蘇った初めての事例」**なんです。今でこそ当たり前のように行われる死者の蘇生ですが、その第一号がウパの父・ボラであったことは、物語における彼らの重要性を物語っています。

空に消えていくドラゴンボールを見上げながら、親子で抱き合う姿は、初期『ドラゴンボール』屈指の名シーンと言えるでしょう。

成長したウパの再登場:魔人ブウ編での感動

レッドリボン軍編以降、ウパの出番は少なくなりますが、物語の節目で彼の成長した姿を見ることができます。

もっとも印象的なのは、物語の終盤、魔人ブウとの最終決戦です。悟空が全宇宙の元気を集めて「元気玉」を作ろうとした際、地球の人々に協力を呼びかけました。

その声に応えた人々の中に、逞しく成長したウパがいました。

かつての可愛らしい面影を残しつつも、父ボラに負けないほどの体格になった青年ウパ。彼は悟空の声を聴き、「あ、あの声は…悟空さんだ!」と即座に反応します。

アニメ版『ドラゴンボールZ』ではさらに描写が詳しくなっており、ウパにはすでに妻と、彼によく似た息子がいることが描かれています。父から子へ、そしてその孫へと、聖地を守る血統が受け継がれていることを示す、ファンにはたまらない演出でした。

さらに、後日談となる『ドラゴンボールGT』の第40話でも、地球爆発の危機から避難するシーンで、父ボラと共に再登場しています。短いカットではありますが、悟空との絆が途切れていないことを感じさせてくれました。

ウパを支えた声優と制作秘話

ウパのキャラクターを語る上で欠かせないのが、その魅力的な「声」です。

初期の少年時代の声を担当したのは、アニメソングの女王としても知られる堀江美都子さんです。彼女の透き通るような、しかし芯の強い声が、ウパの純粋さと勇敢さを完璧に表現していました。

一方、青年期のウパについては、媒体によって異なりますが、アニメ『ドラゴンボールZ』の魔人ブウ編などでは内藤有海さんや草尾毅さんが担当することもありました。成長に合わせた声の変化も、彼が歩んできた時間の長さを感じさせてくれます。

もし、当時の感動をもう一度映像で味わいたいなら、最新のデバイスで視聴するのがおすすめです。Fire TV Stickなどを使えば、大画面でウパと悟空の友情を振り返ることができますよ。

ウパが教えてくれた「勇気」と「絆」

ウパというキャラクターは、悟空に「優しさ」と「責任感」を教えた存在でした。

彼がいなければ、悟空はカリン塔に登ることも、桃白白という強敵を倒すための執念を燃やすこともなかったかもしれません。ウパの流した涙が悟空を突き動かし、それが巡り巡って世界を救う力へと繋がっていったのです。

一見すると脇役のように思えるかもしれませんが、ウパは『ドラゴンボール』の精神的な支柱の一人と言っても過言ではありません。

ドラゴンボールのウパとは?父ボラの死を乗り越えた成長と、魔人ブウ編・GTの再登場まで徹底解説!:まとめ

いかがでしたでしょうか。

ウパは、ただの「守られる少年」ではなく、自らの足で立ち、悲劇を乗り越えて立派な戦士へと成長したキャラクターでした。

  • 性別は男の子であり、聖地カリンを守る一族。
  • 父ボラの死は、作品初の**「神龍による蘇生」**へと繋がる重要なイベント。
  • 魔人ブウ編では、妻子を持つ逞しい青年として元気玉に協力。
  • 悟空の精神的成長において、欠かせないキーマンであった。

もし、この記事を読んで「久しぶりに初期の冒険が見たくなったな」と感じたら、ぜひ単行本を読み返してみてください。ドラゴンボール コミックスを手に取れば、あの頃のワクワクが鮮明に蘇るはずです。

聖地カリンの空の下で、今もウパたちは平和に暮らしているのかもしれません。そんな想像を膨らませながら作品を読み解くと、また違った深みが見えてくるはずですよ。

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