世界中で愛され続ける伝説のコミック『ドラゴンボール』。その物語が「摩訶不思議な冒険」から「手に汗握る本格バトル」へと劇的な進化を遂げるのが、この第5巻です。
天下一武道会のクライマックス、そして新たなる強敵・レッドリボン軍との遭遇。ページをめくる手が止まらなくなる、興奮の第5巻を徹底解説していきます。
天下一武道会ついに決着!師匠の愛が生んだ名勝負
第5巻の幕開けは、第21回天下一武道会の決勝戦、孫悟空vsジャッキー・チュンの死闘から始まります。
ジャッキー・チュンの正体は、言わずと知れた悟空の師匠・亀仙人です。なぜ彼は、正体を隠してまで大会に出場したのでしょうか。それは「世の中には上には上がいる」ということを、才能あふれる弟子たちに身をもって教えるためでした。
絶体絶命の「萬國驚天掌」と大猿化の衝撃
試合は、経験に勝るジャッキーが悟空を追い詰める展開となります。ジャッキーが放った最大の秘策「萬國驚天掌(ばんこくびっくりしょう)」は、体内のエネルギーを電流に変えて相手を硬直させる恐ろしい技です。
幼い悟空がギブアップ寸前まで追い込まれたその時、夜空には満月が輝いていました。サイヤ人の血を引く悟空は、月を見た瞬間に巨大な「大猿」へと変身し、武道会場は大パニックに陥ります。
月を壊す!?常識破りの逆転劇
暴走する大猿を止めるため、ジャッキー・チュンは究極の選択をします。なんと、最大出力(マックスパワー)のかめはめ波を放ち、夜空に浮かぶ「月」そのものを破壊してしまったのです。
月が消えたことで悟空は元の姿に戻り、試合は再開。最後はスタミナを使い果たした両者の泥臭い肉弾戦となりますが、わずかな足の長さの差でジャッキー・チュンが勝利を収めました。
敗北を知った悟空ですが、悲壮感は全くありません。「もっと修行して強くなる」という前向きな姿勢こそが、悟空というキャラクターの最大の魅力ですね。
新章開幕!世界最悪の軍隊「レッドリボン軍」の影
天下一武道会が終わり、仲間たちはそれぞれの修行へと旅立ちます。悟空もまた、育ての親である孫悟飯の形見「四星球(スーシンチュウ)」を探すため、再び筋斗雲に乗って旅に出ました。
しかし、今回の旅は一筋縄ではいきません。世界征服を目論み、ドラゴンボールを武力で集める冷酷非道な組織「レッドリボン軍」が悟空の前に立ちはだかるからです。
シルバー大佐との遭遇
悟空が最初に出会った幹部は、ボクサーのような風貌のシルバー大佐です。彼は軍の精鋭を率いてボールを捜索していましたが、修行を積んだ悟空の敵ではありませんでした。
ここで注目したいのは、悟空の圧倒的な成長スピードです。初期のコミカルな強さから、格闘家としての洗練された強さへとシフトしていく様子が、シルバー大佐との短い戦いからも伝わってきます。
極寒の地で待つ「マッスルタワー」の攻防戦
シルバー大佐を退けた悟空は、次なるドラゴンボールの反応を追って北の極寒の地、ジングル村へと向かいます。しかし、飛行機が墜落して凍死しかけたところを、村の少女スノに助けられました。
村はレッドリボン軍の「ホワイト将軍」が支配する拠点、マッスルタワーによって苦しめられていました。村長を人質に取られた村を救うため、悟空は一人で巨大な要塞へと乗り込みます。
個性豊かな敵キャラクターたち
マッスルタワーは階層ごとに強力な番人が待ち構える、まるでRPGのような構造になっています。
- メタリック軍曹: 重厚な体躯を持つアンドロイド。悟空のかめはめ波を受けても倒れないタフさを見せますが、最後は「電池切れ」という鳥山明先生らしいオチで決着します。
- 忍者ムラサキ: 3階で待ち受けるのは、自称エリート忍者のムラサキ曹長。彼の戦い方は、シリアスなバトルの中に初期ドラゴンボール特有のギャグ要素が詰め込まれており、読者を飽きさせません。
心優しき怪物・人造人間8号の登場
5巻の後半で最も印象的なのが、人造人間8号の登場です。軍によって殺人兵器として造られたはずの彼は、実は戦いを嫌う心優しい性格でした。
悟空は彼を「ハッチャン」と名付け、二人の間には種族を超えた友情が芽生えます。このハッチャンの存在は、後の物語に登場する人造人間たちの原点とも言える重要な要素です。
ドラゴンボールの世界をより深く楽しむために
この時期の悟空は、まだ子供ながらに驚異的な戦闘力を発揮しています。もしあなたが当時の興奮をよりリアルに体験したい、あるいは緻密なイラストをじっくり眺めたいなら、Kindleなどの電子書籍で細部までチェックするのもおすすめです。kindleがあれば、移動中でも手軽に名シーンを振り返ることができますね。
また、5巻の熱いバトルを再現したフィギュアなどをデスクに飾れば、悟空のように「オラ、もっと強くなりてぇ!」というモチベーションが湧いてくるかもしれません。
まとめ:ドラゴンボール 5 巻のあらすじと見どころ!悟空vs亀仙人の決着とレッドリボン軍編始動
『ドラゴンボール』5巻は、物語の密度が非常に濃い一冊です。
天下一武道会でのジャッキー・チュンとの戦いを通じて、悟空は「勝負の厳しさ」と「修行の楽しさ」を学びました。そして、新たに登場したレッドリボン軍という強大な敵。彼らとの戦いは、これまでの冒険よりもずっと危険で、かつドラマチックなものになっていきます。
ハッチャンとの出会いや、マッスルタワーでの奇想天外な仕掛け。読み返すたびに新しい発見があるこの巻は、ファンならずとも必読の内容と言えるでしょう。
悟空の旅はまだ始まったばかりです。次なる激闘に向けて加速していく物語。あなたもぜひ、この「ドラゴンボール 5 巻のあらすじと見どころ!悟空vs亀仙人の決着とレッドリボン軍編始動」を胸に、再び悟空と一緒にドラゴンボール探しの旅へ出かけてみませんか?


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