「つかもうぜ!ドラゴンボール」という熱いオープニングの後に、どこか切なさを連れてやってくるあのメロディ。皆さんの心には、どのシリーズのエンディングが一番深く刻まれているでしょうか?
アニメ『ドラゴンボール』シリーズは、1986年の放送開始から現在に至るまで、世代を超えて愛され続けています。激しいバトルの余韻に浸らせてくれるエンディング曲(ED)は、実は作品の「もう一つの顔」とも言える重要な要素です。
今回は、初代から最新作まで、ファンの胸を熱くさせる歴代のエンディング曲を徹底的に掘り下げてご紹介します。あの頃のワクワクや、少し大人びた気持ちで眺めていたテレビ画面を思い出しながら、一緒に振り返っていきましょう。
永遠のスタンダード!無印『ドラゴンボール』の乙女心
初期の『ドラゴンボール』といえば、悟空がまだ少年で、世界中を冒険していた時代です。この時期のエンディングは、今なお語り継がれる伝説の一曲でした。
ロマンティックあげるよ(橋本潮)
全153話を通して一度も変わることなく流れた、まさにシリーズの顔です。この曲を聴くと、雨上がりの窓際で物憂げに外を眺めるブルマの姿が浮かぶ方も多いはず。
格闘モノとしての側面が強くなる前の、どこかオシャレで、ロマンティックな「冒険ファンタジー」としての空気感を見事に表現しています。橋本潮さんの透明感のある歌声は、当時の少年たちの心に、少し背伸びをしたような大人の恋愛観を届けてくれました。
熱狂の渦へ!『ドラゴンボールZ』の進化と感動
物語のスケールが宇宙へと広がり、サイヤ人編から魔人ブウ編までを駆け抜けた『ドラゴンボールZ』。この時期は、楽曲もパワフルかつメッセージ性の強いものへと進化しました。
でてこいとびきりZENKAIパワー!(MANNA)
ベジータ戦やフリーザ戦といった、最も熱い時期を支えた一曲です。冒頭に流れる不思議な呪文のようなフレーズ、実はこれ「逆再生」すると制作スタッフの名前などが隠されているという有名な仕掛けがあります。
ポップでサイケデリックなメロディは、ナメック星での絶望的な戦いの後に、一時の安らぎを与えてくれました。
僕達は天使だった(影山ヒロノブ)
魔人ブウ編で登場したこの曲は、ファン人気が極めて高い一曲です。オープニング曲「CHA-LA HEAD-CHA-LA」でお馴染みの影山ヒロノブさんが、包み込むような優しさで歌い上げます。
映像では、頭の上に輪っかがついた悟空に天使の羽が生える演出があり、物語の終わりが近づいていることを予感させました。歌詞の内容も、成長した悟飯たちを見守るような温かさがあり、聴くたびに目頭が熱くなる名曲です。
音楽の黄金時代!『ドラゴンボールGT』とビーイング系サウンド
原作のその先を描いた『ドラゴンボールGT』は、当時のJ-POPシーンを席巻していた「ビーイング系」のアーティストが多数参加したことで、非常にスタイリッシュな音楽性を獲得しました。
ひとりじゃない(DEEN)
悟空、パン、トランクスの3人による宇宙探査を描いた初期のEDです。DEENの爽やかなボーカルが、未知の世界へ飛び出す高揚感を表現しています。仲間との絆を歌った歌詞は、まさにドラゴンボールのテーマそのものでした。
Don’t you see!(ZARD)
坂井泉水さんの切なくも力強い歌声が光る、アニメソングの枠を超えたヒット曲です。映像の中で、これまでの冒険の記憶がセピア色でフラッシュバックする演出は、多くのファンの涙を誘いました。
錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう(WANDS)
第2期終了後の後任として、WANDSが担当。ハードなギターサウンドと、都会的で少しクールな世界観が、シリアスさを増していくGT後半のストーリーと見事にマッチしていました。
現代に蘇る伝説!『ドラゴンボール改』の疾走感
映像をデジタルリマスターし、原作のスピード感に合わせて再構成された『ドラゴンボール改』。ここでは、現代的なロックやアイドルポップスが取り入れられました。
Yeah! Break! Care! Break!(谷本貴義)
非常にキャッチーなサビと、クリリンやヤムチャといった仲間たちがリズムに合わせて動くコミカルな映像が印象的です。
心の羽根(チームドラゴン from AKB48)
当時の国民的アイドルグループが担当したことでも話題になりました。王道のポップスでありながら、仲間を信じる気持ちをストレートに歌っており、新しい世代のファンを取り込むきっかけとなりました。
宇宙規模の盛り上がり!『ドラゴンボール超』の多彩な表現
破壊神ビルスや全王様など、異次元の強者が登場した『ドラゴンボール超』では、非常に多くのエンディング曲が採用されました。
ハローハローハロー(グッドモーニングアメリカ)
第1期を飾った、疾走感あふれるロックナンバーです。原点回帰を思わせるような、明るく前向きなメロディが、新しい物語の幕開けを華やかに彩りました。
よかよかダンス(ばってん少女隊)
九州を拠点とするアイドルグループによる、非常に中毒性の高い楽曲です。いい意味でドラゴンボールらしくない「ゆるさ」が話題になり、子供たちの間でも大流行しました。
遥か(LUCKY TAPES)
最終決戦である「宇宙サバイバル編」のラストを飾ったEDの一つです。エモーショナルで壮大なメロディは、力の大会を戦い抜いた戦士たちの誇りと、その後の平和を象徴するような美しさがありました。
ドラゴンボールのエンディング曲を120%楽しむために
これらの名曲を改めて聴き返したいと思ったとき、最近では高品質なヘッドホンやスピーカーで、当時の空気感まで味わうのが贅沢な楽しみ方です。
例えば、sony wh-1000xm5のようなノイズキャンセリング機能が優れたヘッドホンを使えば、影山ヒロノブさんの力強いビブラートや、ZARDの繊細な息遣いまで鮮明に感じ取ることができます。
また、スマホで手軽に音楽を楽しむなら、iphoneを使ってサブスクリプションサービスを活用するのが最も効率的です。プレイリストを作って、自分だけの「歴代EDメドレー」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
世代を超えて愛される理由と歌詞に込められた想い
なぜ、ドラゴンボールのエンディング曲はこれほどまでに記憶に残るのでしょうか。
それは、激しい「静」と「動」の対比があるからです。本編で惑星が消滅するほどの激闘を繰り広げた後、エンディングではキャラクターの日常や、ふとした寂しさ、そして友情が描かれます。
「ロマンティックあげるよ」に代表されるように、どこかノスタルジックな気持ちにさせてくれる音楽が、視聴者の興奮を優しくクールダウンさせてくれるのです。歌詞の一つひとつを見ていくと、悟空という一人の男の成長だけでなく、彼を取り巻く仲間たちの視点や、読者・視聴者の日常に寄り添う言葉が散りばめられていることに気づきます。
まとめ:ドラゴンボールの歴代エンディング曲全集!懐かしの名曲から最新版まで徹底解説
ここまで、初代から最新作までのエンディング曲を振り返ってきました。
ドラゴンボールのエンディングは、単なる「番組の終わり」を告げるものではありません。それは、次の冒険への期待感を膨らませ、戦いの中で忘れがちな「大切なもの」を思い出させてくれる、作品にとって欠かせないピースです。
もし今、何かに行き詰まったり、子供の頃の情熱を思い出したくなったりしたら、ぜひ今回紹介した楽曲を聴いてみてください。イントロが流れた瞬間、雲を突き抜けて飛んでいくような、あの無敵のワクワクがきっと戻ってくるはずです。
ドラゴンボールの歴代エンディング曲全集!懐かしの名曲から最新版まで徹底解説、いかがでしたでしょうか。お気に入りの一曲を胸に、今日も「ZENKAIパワー」で過ごしていきましょう!

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