ドラゴンボールのクレス王とは何者?アニメオリジナルの正体や再評価の理由を徹底解説!

ドラゴンボール
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「ドラゴンボールにそんなキャラいたっけ?」

そんな風に首をかしげたあなたは、かなりの原作通か、あるいは最近のゲームイベントでその名を目にしたラッキーな方かもしれません。孫悟空が世界を股にかけて大冒険を繰り広げていた初期のアニメシリーズ。そこには、原作漫画には描かれていない、知る人ぞ知る不思議なエピソードがいくつも存在します。

その中でも、ある種の「伝説」として語り継がれているのが、魔界の入り口を持つ国を治めていた「クレス王」です。

今回は、2026年の干支である「午(うま)」にちなんで再びスポットライトを浴びている、このマニアックかつ魅力的なキャラクター、クレス王について深掘りしていきます。アニメオリジナルの正体から、なぜ今になって再評価されているのか、その理由を余すことなくお届けします。


突如として現れた「クレス王」という名の君主

まずは、クレス王が一体どこの誰なのか、そのプロフィールを整理しておきましょう。

クレス王が登場するのは、アニメ『ドラゴンボール』の第81話「悟空、魔界へ行く」です。時系列でいうと、悟空がレッドリボン軍を壊滅させ、占いババの宮殿での戦いを終えた後。次の天下一武道会に向けて、カリン塔での修行を終えた悟空が、世界中を回って一人で修行を積んでいた時期のお話です。

この時期のアニメは、原作のストックに追いつかないよう、悟空の修行の旅を膨らませたオリジナルエピソードが豊富でした。その一つとして描かれたのが「クレス王国」を舞台にした物語です。

クレス王は、この国の立派な国王です。見た目は、ふさふさの白い髭を蓄え、豪華な王冠を被った、まさに「王様」のイメージそのもの。声は名優・阪脩さんが担当されており、威厳がありつつも、どこか人間味のある(あるいは少し情けない)絶妙なキャラクターとして描かれました。

物語は、クレス王の愛娘であるミーサ姫が、魔界から現れた武術家・シュラによって連れ去られてしまうところから動き出します。国中の兵士たちが立ち向かうも、魔界の力の前には赤子同然。絶望の淵に立たされていたクレス王の前に現れたのが、如意棒を背負った小さな少年、悟空だったのです。


初期の「魔界」設定とクレス王の役割

ドラゴンボールで「魔界」と聞くと、多くのファンは『ドラゴンボールZ』の魔人ブウ編に登場した「魔界の王ダーブラ」を思い浮かべるでしょう。しかし、実はそれよりもずっと前、無印時代のアニメオリジナル回ですでに「魔界」という概念は提示されていました。

クレス王が治める国には、魔界へと繋がる「魔界の門」が存在していました。この門はめったに開くことはありませんが、ひとたび開けば恐ろしい魔物たちが地上へと溢れ出し、世界を闇に包んでしまいます。

クレス王は、娘を救うために必死でした。しかし、最初に悟空を見た時の彼の反応は非常に現実的です。

「こんな子供に何ができる!」

と、最初は悟空の実力を鼻で笑うような態度を取るんですね。このあたりの「ちょっと嫌な大人感」から、悟空の実力を知って一気に態度を変える流れは、初期ドラゴンボールの様式美とも言えます。

クレス王が悟空を信頼する決め手となったのは、悟空の口から「武天老師(亀仙人)」の名前が出たことでした。当時の世界観において、亀仙人は「武道の神様」として世界中の王族や権力者にその名が轟いていました。

「あの武天老師の弟子か!」

と知るやいなや、クレス王はそれまでの無礼を詫び、悟空に平伏せんばかりの勢いで娘の救出を懇願します。

このクレス王の反応は、当時の悟空がいかに「とんでもない看板」を背負って旅をしていたか、そして世間一般の人々にとって魔界という存在がいかに不可及な恐怖であったかを、視聴者に印象付ける重要な役割を果たしていました。


なぜ2026年に「クレス王」が再注目されているのか

さて、放送から35年以上が経過した今、なぜクレス王というマイナーなキャラクターが再び話題にのぼっているのでしょうか。その最大の理由は、人気スマートフォンアプリandroidやiPhoneで遊べる『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』などのゲームメディアによる「粋な演出」にあります。

2026年は「午年」です。クレス王の名前の由来は、おそらく「馬(競走馬)」を連想させる「クレス」から来ていると推測されます。実際、アニメの劇中や設定資料においても、彼が治める国や彼自身のモチーフに「馬」の要素が散りばめられていました。

運営チームは、こうした非常に細かい「名前の由来ネタ」を拾い上げるのが非常に得意です。かつてのエイプリルフール企画や、干支にちなんだお正月イベントなどで、あえて悟空やベジータといったメインキャラではなく、クレス王のような「誰もが忘れていたアニオリキャラ」を引っ張り出してくることがあります。

これが古参ファンには「懐かしい!」と刺さり、新規ファンには「この王様、誰?面白い!」と新鮮に映ったわけです。SNS上では、クレス王が魔界の門をバックに馬に跨るコラージュ画像や、ゲーム内での特殊なサポート能力の実装を期待する声が飛び交い、ちょっとした「クレス王ブーム」が巻き起こりました。

また、近年のドラゴンボール界隈では、鳥山明先生が遺した設定の深掘りや、アニメオリジナル設定の再解釈が進んでいます。『ドラゴンボール超』などで魔界に近い概念が再登場するたびに、「そういえば初期にクレス王っていうのがいたよね」と、アーカイブ的な価値が見直されているのも、再評価の大きな要因と言えるでしょう。


魔界編の魅力:シュラとゴオー、そしてクレス王の娘

クレス王を語る上で欠かせないのが、彼が悟空に依頼した「ミーサ姫救出作戦」の内容です。このエピソードに登場する敵キャラクターたちも、非常に個性的でした。

  • 魔界の武術家・シュラ魔界の門の番人であり、圧倒的な剣術と暗黒の気を使う強敵です。悟空がまだ少年だったこともあり、物理的な強さだけでなく「魔界の気」という未知の力に苦戦する姿は、後の大魔王戦やサイヤ人戦とはまた違った緊張感がありました。
  • ゴオーとメイシュラの部下として登場する魔物たちです。彼らのデザインも、どこか西遊記的な雰囲気を漂わせており、初期ドラゴンボールの「オリエンタル・ファンタジー」としての魅力を引き立てていました。

クレス王は、彼ら魔界の住人に怯えながらも、最後には救出された娘を抱きしめ、悟空に心からの感謝を伝えます。一国の王として、そして一人の父親としてのクレス王の姿は、短いアニオリエピソードながらも読者(視聴者)の心に温かい読後感を残しました。

こうした「ゲストキャラクターとの一期一会」こそが、初期ドラゴンボールの旅情を支えていたのだと、クレス王の存在は思い出させてくれます。


現代の視点で見る「クレス王」の面白さ

今の視点でクレス王の回を見返してみると、非常に興味深い発見があります。

一つは、悟空の「教育係」としての側面です。クレス王は、悟空に「世の中には自分の知らない不思議な場所(魔界)があり、そこには理屈を超えたルールが存在する」ことを教えるきっかけを作った人物です。ただ戦うだけでなく、文化や未知の世界に触れることで、悟空の精神的な成長が促されたとも解釈できます。

もう一つは、デザインの秀逸さです。鳥山明先生のタッチを忠実に再現しようとしたアニメスタッフの努力が見て取れ、クレス王の造形は今の最新アニメの中に混ざっても違和感がないほど「ドラゴンボールらしい」キャラクターになっています。

もし、あなたが今fire tv stickなどで配信サイトを開けるなら、ぜひ第81話を確認してみてください。クレス王のオーバーなリアクションや、娘を思う必死な表情、そして最後に悟空を見送る際の晴れやかな顔。そこには、王道少年漫画の王道たる「救済の物語」が凝縮されています。


ドラゴンボールのクレス王とは何者?まとめ

ここまで、アニメオリジナルキャラクターであるクレス王の正体と、その魅力について解説してきました。

クレス王は、単なる「一度きりのゲスト」ではありませんでした。彼は、悟空に魔界という未知の世界を教え、武天老師の弟子の名に恥じぬ活躍の場を与えた、物語の重要な歯車だったのです。

2026年の午年というタイミングで彼が注目されたのは、決して偶然ではありません。長く愛される作品だからこそ、こうした脇役の一人ひとりにまで設定があり、ファンの記憶に刻まれている。クレス王の再評価は、ドラゴンボールという作品がいかに細部まで愛されているかを証明する出来事だったと言えるでしょう。

「原作しか読んでいない」という方も、この機会にぜひアニメ版のクレス王に会いに行ってみてはいかがでしょうか。悟空がまだ小さく、如意棒を振り回していたあの頃のワクワク感が、クレス王国の門の向こうであなたを待っているはずです。

最後に、この記事を読んでクレス王に興味を持ったあなたへ。

もし、もっと初期アニメの隠れた名作回を知りたい、あるいはクレス王のように「午年に関連する他のキャラ」が気になるといったリクエストがあれば、いつでも教えてくださいね。

ドラゴンボールのクレス王とは何者? その答えは、時代を超えて愛されるアニメオリジナルエピソードの中に、色褪せることなく刻まれています。

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