世界中のファンが待ちわびたドラゴンボールシリーズの最新作『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』。鳥山明先生が自らストーリーやキャラクターデザインを手掛けた遺作としても知られる本作で、物語の鍵を握る最重要キャラクター「グロリオ」を演じているのが、実力派声優の内山昂輝さんです。
「このクールな声の主は誰?」「他にどんなキャラを演じているの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。今回は、ドラゴンボールの世界に新たな風を吹き込んだ内山昂輝さんの魅力と、彼が演じるグロリオというキャラクターの深みについて、これまでのキャリアを振り返りながらじっくりと紐解いていきます。
ドラゴンボールDAIMAの新星!謎の少年魔人グロリオの正体
『ドラゴンボールDAIMA』の幕開けと共に、視聴者の前に颯爽と現れたのがグロリオです。これまでのドラゴンボールのキャラクターとは一線を画す、シュッとした細身のビジュアルと、どこか影のあるミステリアスな雰囲気が特徴ですよね。
彼は魔界からやってきた「魔人」でありながら、飛行機を操縦し、拳だけでなく銃も使いこなすという、非常にハイテクで知的な戦い方を見せます。悟空たちが小さくなってしまった事件の真相を知る人物として、物語を力強く牽引していくポジションです。
そんなグロリオに命を吹き込んでいるのが内山昂輝さんです。内山さんの持つ「温度感の低い、けれど芯の通った声」は、何を考えているか分からないグロリオの不気味さと、時折見せる年相応の少年の危うさを完璧に表現しています。
内山昂輝という表現者:子役からトップ声優への歩み
内山昂輝さんは、今やアニメ界に欠かせない存在ですが、そのキャリアは非常に長く、子役時代から劇団ひまわりに所属して活動していました。幼少期から吹き替えの現場などで培われた確かな演技力は、同世代の声優の中でも群を抜いています。
彼の最大の特徴は、なんといっても「アンニュイな色気」を感じさせる声質です。明るく元気な王道ヒーローというよりは、心に葛藤を抱えた少年や、冷徹な悪役、あるいは達観したようなクールな青年を演じさせたら右に出る者はいません。
大きな転機となったのは、2010年から展開された『機動戦士ガンダムUC』の主人公、バナージ・リンクス役でしょう。重厚な人間ドラマの中で、戦争に巻き込まれていく少年の叫びを見事に演じきり、多くのファンにその名を知らしめました。
その後も数々のヒット作に出演し、第5回声優アワード新人男優賞や、第9回アニメアワード主演男優賞を受賞するなど、名実ともにトップクラスの表現者として君臨しています。
ギャップが凄すぎる!内山昂輝が演じる代表的なキャラクター
内山さんの魅力を知るには、グロリオ以外の出演作もチェックしておくのが一番の近道です。彼が演じてきたキャラクターたちは、どれも一癖も二癖もある魅力的な人物ばかり。ここでは特に有名な作品をいくつかご紹介します。
まずは、バレーボールアニメの金字塔『ハイキュー!!』の月島蛍。皮肉屋で冷めているけれど、実は誰よりもバレーに対して熱い思いを秘めているという「ツンデレ」ならぬ「ツン」の極致を見せてくれました。
次に、社会現象にもなった『呪術廻戦』の狗巻棘。呪いの言葉を操るため「おにぎりの具」しか喋れないという極めて特殊な役どころですが、限られた語彙の中で感情を伝える内山さんの表現力には脱帽です。呪術廻戦 グッズを手にするファンが絶えないのも納得の人気キャラですね。
さらに、『僕のヒーローアカデミア』では最凶の敵(ヴィラン)、死柄木弔を熱演。グロリオのクールさとは真逆の、ドロドロとした狂気と憎悪を孕んだ演技は、視聴者の背筋を凍らせるほどの影響力がありました。
最近では『怪獣8号』の鳴海弦役も記憶に新しいところです。最強の戦士でありながら、プライベートではゲーム三昧のダメ人間というギャップを、内山さんは楽しそうに演じ分けています。
なぜグロリオ役に内山昂輝だったのか?鳥山ワールドとの親和性
ドラゴンボールという作品は、本来「オッス!オラ悟空!」に象徴されるような、明るくパワフルなエネルギーが中心にあります。しかし、最新作『DAIMA』では、少し大人びた、あるいは少しダークな魔界の探索がテーマの一つになっています。
そこで必要だったのが、これまでのドラゴンボールにはなかった「ドライな空気感」ではないでしょうか。グロリオは悟空の純粋な熱さに戸惑い、時に呆れながらも、次第に絆を深めていきます。
内山さんの声は、悟空(野沢雅子さん)の太陽のような明るさを、月のように静かに引き立てる役割を果たしています。この「動」の悟空と「静」のグロリオのコントラストこそが、今作のバディものとしての面白さを加速させているのです。
舞台挨拶などのイベントでは、レジェンドである野沢雅子さんと並び、内山さんが落ち着いたトーンでトークを展開する姿が印象的でした。野沢さんも内山さんのクールな佇まいを絶賛しており、新旧の実力派が共鳴し合っている様子が伝わってきます。
視聴者が語る内山昂輝のグロリオ:SNSでの反応と評価
放送が始まって以来、SNS上では「グロリオの声が良すぎて内容に集中できない」「内山さんのグロリオ、最高にハマり役」といった絶賛の声が溢れています。
特に評価されているのが、戦闘中に出す鋭い声と、移動中の機内で見せる独り言のような小さな声の使い分けです。内山さんはマイクの前で過剰な演技をせず、キャラクターの呼吸を大切にすることで知られていますが、そのこだわりがグロリオという「生きたキャラクター」を作り上げています。
また、ドラゴンボールファンの中には「新しいキャラクターを受け入れられるか不安だったけれど、内山さんの演技ですぐに好きになった」という意見も多く見られました。歴史ある作品に新しい風を吹き込むのは並大抵のことではありませんが、内山さんはそのプレッシャーを跳ね除け、見事に新時代のドラゴンボールを象徴する存在になっています。
これからも見逃せない!ドラゴンボールと内山昂輝の共演
物語が進むにつれ、グロリオの過去や魔界での立ち位置がより深く描かれていきます。それに伴い、内山昂輝さんの演技もよりエモーショナルに、より力強くなっていくことが予想されます。
グロリオがただの案内役で終わるのか、それとも悟空たちの運命を左右する重大な決断を下すのか。内山さんの声が、その一瞬一瞬をどれほどドラマチックに彩ってくれるのか、ファンとしては期待に胸が膨らむばかりです。
もし内山さんの声に魅了されたなら、ぜひドラゴンボールDAIMA Blu-rayなどで、彼の繊細な息遣いまで何度も聴き返してみてください。きっと一度の視聴では気づかなかった、細かな感情の動きが見えてくるはずです。
ドラゴンボールDAIMAグロリオ役の内山昂輝とは?魅力や過去の出演作を徹底解説のまとめ
いかがでしたでしょうか。今回は『ドラゴンボールDAIMA』の新星、グロリオを演じる内山昂輝さんにスポットを当ててご紹介しました。
子役時代から培われた圧倒的なキャリア、唯一無二のクールな声質、そしてキャラクターへの深い洞察力。内山さんだからこそ、グロリオというミステリアスな魔人は、ここまで多くのファンを惹きつける存在になったのだと言えます。
ドラゴンボールという偉大な歴史の一部となった内山昂輝さん。彼が演じるグロリオが、この物語の果てに何を見つけるのか。私たちも悟空たちと一緒に、最後までその旅路を見守っていきましょう。
内山さんの過去作も併せてチェックすることで、より一層グロリオの深みを楽しめるようになるはずですよ!

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