「ドラゴンボールを全巻揃えたいけれど、種類が多すぎてどれを買えばいいかわからない……」
そんな悩みをお持ちではないでしょうか。世代を超えて愛される伝説の漫画『ドラゴンボール』には、単行本(ジャンプコミックス)、完全版、フルカラー版など、いくつものバリエーションが存在します。
特に気になるのが「完全版」の存在ですよね。普通の単行本と何が違うのか、高いお金を払う価値はあるのか。実は、物語の締めくくりとなる「結末」にまで違いがあることをご存知でしょうか。
今回は、ファンなら絶対に知っておきたいドラゴンボール 完全 版 違いを徹底的に解説します。あなたにとって最高の「一冊」を見つける手助けになれば幸いです。
ドラゴンボール完全版と通常版の決定的な違いとは?
まず結論からお伝えすると、完全版は単なる「サイズの大きい本」ではありません。作者である鳥山明先生が、連載終了から数年を経て「完成形」として世に送り出した究極のコレクションです。
主な違いは、大きく分けて「サイズと画質」「カラーページの再現」「表紙の描き下ろし」、そして「最終回の加筆」の4点に集約されます。
通常版のドラゴンボールが全42巻なのに対し、完全版は1冊あたりの収録話数が多いため、全34巻で完結します。巻数が少ない分、本棚に並べた時のスッキリ感は完全版に軍配が上がります。
雑誌掲載時のカラー原稿を完全再現
通常版のコミックスを読んでいて、「あれ、ここ本来はカラーだったんじゃないかな?」と思うような、グレーがかったページを見たことはありませんか?
ジャンプ本誌で連載されていた当時は、巻頭カラーやセンターカラーで華やかに彩られていたページも、新書判の通常版ではコストの関係でモノクロ(白黒)に変換されて収録されていました。
しかし、完全版では当時のカラー原稿を当時の色のまま収録しています。鳥山明先生の独特な色彩感覚、透明感のあるコピックの塗り、そして迫力ある爆発の炎。これらを本来の姿で鑑賞できるのは、ファンにとって最大の贅沢と言えるでしょう。
A5判の大迫力で味わう鳥山タッチ
完全版のサイズはA5判です。これは一般的な単行本よりも二回りほど大きく、手に持った時のずっしりとした重量感が「名作を読んでいる」という満足感を高めてくれます。
サイズが大きくなったことで、鳥山先生の神業とも言えるペンタッチがより鮮明に確認できます。無駄のない線、正確なパース、キャラクターの細かな表情。小さな単行本では潰れてしまっていた背景の描き込みまで堪能できるため、一度完全版に慣れてしまうと、通常版には戻れないという読者も少なくありません。
衝撃の事実!完全版で書き換えられた「伝説のラスト」
多くのファンが完全版を手に取る最大の理由。それが、最終巻である34巻に収録された「ラストシーンの加筆修正」です。
実は、通常版(連載終了時)のラストと、完全版のラストでは、物語の余韻が大きく異なります。
ベジータの心境とセリフの変化
物語の終盤、魔人ブウ編を経て、悟空とベジータのライバル関係は一つの到達点を迎えます。通常版でも十分に感動的なラストでしたが、完全版ではベジータの表情と独白に修正が入りました。
悟空を認め、ライバルとして、そして友として彼を見送るベジータ。その眼差しに込められた深みが増しており、読後の感動がより一層強まる構成になっています。
次世代へのバトンタッチ「筋斗雲」
完全版では、悟空がウーブ(魔人ブウの生まれ変わり)を連れて修行に旅立つシーンに、数ページの描き足しがあります。
そこで描かれるのは、かつて悟空が少年時代に愛用していた「筋斗雲」をウーブに譲るシーンです。物語の原点であるアイテムが登場することで、ドラゴンボールという大きなサーガが次の世代へと引き継がれていく様子が明確に描かれました。
「これで本当におしまいなんだ」という寂しさと、「物語はどこまでも続いていく」という希望。この両方を感じさせてくれる完全版の結末は、まさにファンが求めていた真のエンディングと言えるでしょう。
描き下ろし表紙とコレクション性の魅力
本棚に並べた時の美しさも、完全版ならではのポイントです。
ドラゴンボール 完全版の全34巻の表紙は、すべて鳥山明先生による描き下ろしです。連載当時の絵柄ではなく、刊行当時の洗練されたタッチで描かれたキャラクターたちは、どれもスタイリッシュで芸術品のようです。
背景の赤色で統一された装丁は、インテリアとしても非常に映えます。また、完全版専用の収納ボックスなども発売されており、コレクションアイテムとしての価値は他の追随を許しません。
通常版(ジャンプコミックス)を選ぶメリットはある?
ここまで完全版の魅力を語ってきましたが、あえてドラゴンボール 新装再編版などの通常版サイズを選ぶメリットも存在します。
収納スペースと持ち運びの利便性
完全版は1冊が重く、場所を取ります。全34巻を並べると、かなりの重量と奥行きが必要になります。一方、新書判の通常版はコンパクトで、通勤通学の電車の中で読むのにも適しています。
「本棚のスペースが限られている」「寝転がって気軽に読みたい」という方には、軽くて扱いやすい通常版がおすすめです。
当時の空気感をそのまま味わえる
通常版には、当時のジャンプコミックスならではの「読者コーナー」や「作者の近況コメント」などが収録されている場合があります(版によりますが)。
連載当時の熱狂をそのままパッケージしたような手触りは、完全版にはない「レトロな良さ」があります。また、中古市場でも流通量が多いため、とにかく安く全巻揃えたいという学生さんなどには、通常版のセットが現実的な選択肢になるでしょう。
フルカラー版という第三の選択肢
最近では、完全版とは別に「フルカラー版」というシリーズも登場しています。
これはドラゴンボール フルカラーという名前の通り、全ページをデジタル彩色したものです。アニメのような感覚で読み進められるため、活字やモノクロ漫画に慣れていないお子さんや、海外のファンに非常に人気があります。
ただし、フルカラー版は「サイヤ人編」「フリーザ編」といったエピソードごとに分かれて発売されているため、全巻揃えるとなると少し複雑です。また、鳥山先生本人が塗ったわけではない(監修は入っていますが)ため、「純粋な原画を楽しみたい」という方は、やはり完全版を選ぶのが正解です。
結局、どっちを買うべき?判断基準を整理
迷っているあなたのために、タイプ別の選び方を整理しました。
完全版がおすすめな人
- 「真の結末(加筆修正)」を読みたい。
- 大画面で鳥山明の圧倒的な画力を堪能したい。
- カラーページを再現された状態で読みたい。
- 一生物のコレクションとして本棚に飾りたい。
通常版(新装版)がおすすめな人
- なるべく安く、全エピソードを把握したい。
- 本棚のスペースを節約したい。
- 軽くて持ち運びやすい本がいい。
- 昔読んだ「あのコミックス」の感触が好き。
もしあなたが「ドラゴンボールを人生のバイブルにしたい」と考えているなら、迷わず完全版をおすすめします。1冊あたりの価格は通常版の倍以上しますが、それに見合うだけの感動と発見が詰まっています。
ドラゴンボール 完全 版 違いを知って、最高の読書体験を!
さて、ここまでドラゴンボール 完全 版 違いについて詳しく解説してきました。
単なる「再編集版」に留まらず、作者のこだわりとファンへのサービス精神が凝縮されたのが完全版です。特に、あの数ページの加筆によって補完されたエンディングは、全人類に読んでほしいと言っても過言ではない素晴らしい出来栄えです。
悟空たちの冒険は、読むたびに新しい勇気を与えてくれます。あなたがどのエディションを選んだとしても、ページをめくればそこにはワクワクする世界が広がっています。
自分へのご褒美に、あるいは大切な人への贈り物に。最高の『ドラゴンボール』を手に取って、再びあの興奮の渦に飛び込んでみませんか?
ドラゴンボール 完全版 全34巻セットを手に入れれば、あなたの本棚は一生ものの宝物庫に変わるはずです。

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