「SLAM DUNK」の完全版は何巻?全巻と収録内容を徹底解説

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こんにちは!『SLAM DUNK』が大好きで、何度も読み返しているファンの一人です。

先日、書店で『SLAM DUNK』のコーナーを眺めていて、ふと気づきました。「あれ、単行本って確か31巻まであったけど、『完全版』って何巻まであるんだろう?」と。もしかしたら、あなたも同じ疑問を持っているかもしれませんね。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』の大ヒットで、原作を初めて手に取ろうとしている方、あるいは昔読んだ単行本を「完全版」で揃え直したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、『SLAM DUNK』の「完全版」が全何巻なのか、そしてそれ以外のバージョン(単行本・新装再編版)の巻数や収録内容の違いまで、徹底的に解説していきたいと思います!

まず結論:『SLAM DUNK』完全版は全24巻です!

早速ですが、一番知りたい答えをお伝えしましょう。

『SLAM DUNK』完全版は、全24巻で構成されています。

「あれ?昔買った単行本は31巻まであったはずなのに…」と、少し驚かれたかもしれません。その通り、オリジナルの単行本(初版)は全31巻です。では、なぜ巻数が変わったのでしょうか?

それは、「完全版」と「単行本(通常版)」とでは、サイズ、収録内容、そして編集体制そのものが大きく異なるからなんです。同じストーリーを収録しているのに、巻数が違う。そこにこそ、それぞれのバージョンの特徴と魅力が隠れています。

この後、各バージョンを詳しく見ていくことで、「自分にぴったりの『SLAM DUNK』はどれなのか?」がきっとはっきりするはずです。

『SLAM DUNK』の3つの主要バージョンを知ろう

『SLAM DUNK』の漫画を本格的に揃えようとすると、実は主に3つの選択肢があります。まずは、この3つのバージョンを押さえておきましょう。

  1. 通常版(初版単行本)
    • 刊行時期:1990年代(1991年から1996年)
    • 総巻数:全31巻
    • サイズ:新書判(B6判)。一般的な少年ジャンプの漫画と同じ、手に取りやすいサイズです。
    • 特徴:連載当時、私たちが週刊少年ジャンプで読んだものをそのまま単行本化した、一番オーソドックスな版です。多くの人の思い出に残っているのは、この姿ではないでしょうか。
  2. 完全版
    • 刊行時期:2001年
    • 総巻数:全24巻
    • サイズ:A5判(ワイド版)。通常版よりも一回り大きく、存在感のあるサイズです。
    • 特徴:その名の通り、「完全」を目指した豪華版。連載時のカラーページをフルカラーで収録するなど、こだわりが詰まっています。
  3. 新装再編版
    • 刊行時期:2018年
    • 総巻数:全20巻
    • サイズ:新書判(B6判)。通常版と同じ手頃なサイズです。
    • 特徴:物語の区切りごとに巻が再構成された、現代の読者にも読みやすい版。全巻、井上雄彦先生の描き下ろし表紙が目を引きます。

どうでしょうか?「完全版」の位置づけが、少し分かってきたと思います。1990年代の「通常版」、それを2001年に豪華仕様でリニューアルした「完全版」、そしてさらに2018年に読みやすさを追求して生まれ変わった「新装再編版」。同じ作品が、時代と共に3つの顔を持っているのですね。

「完全版」のここがすごい!徹底解剖

では、ここからが本題。全24巻からなる「完全版」の魅力を、具体的にひも解いていきましょう。

最大の魅力①:カラーページがフルカラーで蘇る!

完全版」最大の売りは、なんと言ってもこれです。週刊少年ジャンプに掲載された時のカラー原稿が、そのままの美しいカラーで収録されています。

通常版(単行本)でも、一部のカラーページは巻頭にまとめて載っていましたが、完全版では「その話の中でカラーだったページは、すべてカラー」という形で再現されています。山王戦の名場面など、モノクロで覚えていたシーンが鮮烈な色彩で迫ってくる感動は、ひとしおです。

魅力②:大判サイズで井上雄彦の画力を体感!

A5判というワイドサイズは、通常版と比べて格段に大きいです。このサイズアップがもたらすのは、「絵の迫力」です。

井上雄彦先生の、少しずつ進化していく圧倒的な画力。バスケの動きの一瞬を切り取った、躍動感あふれるコマ割り。ゴール下の激しいぶつかり合いや、流れるようなドライブの描写。それらが大きな紙面に広がることで、その臨場感と細部の美しさを存分に味わうことができます。まるで、ギャラリーで原画を見ているような感覚に近いかもしれません。

魅力③:高品質な紙と製本で「永久保存版」に

完全版は、コレクターズアイテムとしての性格も強く、紙の質や製本にもこだわっています。発色の良い上質な紙を使うことで、先ほど述べたカラーページの美しさがさらに引き立ち、長期の保存にも耐える作りになっています。

注意点:完全版には収録「されていない」ものもある

ここで、とても重要な注意点です。完全版は「完全」と名乗っていますが、連載時の「すべて」を収録しているわけではありません。

完全版では、通常版の各巻にあった以下の要素が収録されていないのです。

  • アイキャッチ漫画:話と話の間に挟まれた、1コマや4コマのショートギャグ漫画。登場人物たちの意外な一面や、ほっこりする日常が見られる、ファンから愛されていた要素です。
  • 作者コメント:単行本のカバーの裏などに書かれていた、井上先生の当時のつぶやきやコメント。

これらを「物語の本編とは直接関係ない付録的なもの」と捉え、あえて割愛したのが完全版の編集方針でした。「本編を最高の形で楽しんでほしい」という意図は分かりますが、この点を知らずに買うと、「あのギャグ漫画がない!」と少し寂しい気持ちになるかもしれません。

他のバージョンとどう違う?比較ポイント

完全版の特徴が分かったところで、他の2つのバージョンと比較してみましょう。

通常版(全31巻):オリジナルの味わいと「あるあるネタ」

1990年代に発売されたオリジナル版は、連載を追いかけていた当時の興奮をそのまま封じ込めた、ノスタルジーそのものです。

  • 連載当時の空気感:印刷や紙の質も含め、あの時代の「少年漫画」らしい風合いがあります(経年による紙の黄ばみも含めて)。
  • 小ネタの宝庫完全版ではカットされた、アイキャッチ漫画や作者コメントが全て収録されています。これらは今読んでもとても面白く、キャラクター愛を深めてくれる貴重な資料です。
  • 収納のしやすさ:新書判は本棚に並べやすく、コンプリートするハードルが比較的低いです。

新装再編版(全20巻):現代的な読みやすさと新たな美しさ

2018年に登場したこの版は、エピソードごとの再編成と、全て描き下ろしの表紙が大きな特徴です。

  • ストーリー重視の再編集:全31巻を、物語の大きな区切り(例えば「陵南戦」「翔陽戦」「山王戦」など)でまとめ直し、全20巻にコンパクト化しています。これにより、「全国大会だけ読み返したい」といった時に、取り出す巻数が少なくて済みます。
  • 全巻・描き下ろし表紙:今の井上雄彦先生の画力で描かれた、全く新しい表紙イラストは圧巻の美しさ。映画『THE FIRST SLAM DUNK』にも通じる、洗練されたキャラクターデザインを感じられます。
  • アイキャッチ漫画の復活:通常版の良さも取り入れ、アイキャッチ漫画を復活収録しています。

あなたにぴったりの『SLAM DUNK』はどれ?選択ガイド

ここまで読んで、どれを選べばいいか迷ってしまった方へ。あなたの目的やこだわり別に、おすすめのバージョンを提案します。

こんなあなたには「完全版(全24巻)」がおすすめ!

  • 作品を「美術品」として楽しみたい。
  • 絵の迫力とカラーの美しさを、とことん追求したい。
  • 本棚に飾っても映える、豪華で立派なコレクションが欲しい。
  • もう二度と買い替えない「永久保存版」を手に入れたい。

完全版は、作品への愛が深く、ビジュアルでじっくりと『SLAM DUNK』の世界に浸りたい方のための、究極の選択肢と言えます。

こんなあなたには「新装再編版(全20巻)」がおすすめ!

  • 初めて『SLAM DUNK』の漫画を読む(特に映画がきっかけの方)。
  • 物語の流れで、すっきりと読み進めたい。
  • 最新の、美しい表紙デザインが好き。
  • コストと収納スペースのバランスを考えたい。

最も現代的な編集が施され、初めての方にも、昔読んだ方にも新鮮で読みやすいバージョンです。全巻揃える価格も通常版と大差なく、完全版よりは手頃です。

こんなあなたには「通常版(全31巻)」がおすすめ!

  • 子どもの頃に読んだあの感触を、もう一度味わいたい(ノスタルジー重視)。
  • 作者の当時の生の声(コメント)や、すべてのアイキャッチ漫画に触れたい。
  • 中古市場でも探すのが楽しみの一つ。

「思い出」そのものを購入する感覚。当時を大切にしたい方には、やはりオリジナルに勝るものはありません。

アニメからの続きを読みたい方へ

テレビアニメは、全国大会・山王工業戦まで描かれていませんでした。漫画でその続きを読み始める目安は以下の通りです。

  • 通常版(全31巻):およそ23巻からがアニメ未収録の山王戦となります。
  • 完全版(全24巻):およそ18巻から。
  • 新装再編版(全20巻):およそ15巻から。

まとめ:「SLAM DUNK」の完全版は全何巻?選ぶ楽しみを味わおう

いかがでしたか?『SLAM DUNK』という一つの作品が、時代と共に様々な形で愛され続けていることがお分かりいただけたでしょうか。

もう一度おさらいすると、『SLAM DUNK』完全版は全24巻です。これは、連載時のカラーを完全再現し、大判サイズで絵の魅力を最大化した、コレクターズアイテムと呼ぶにふさわしい豪華版でした。

一方で、オリジナルの味わい深い単行本(通常版)は全31巻。そして、最新の編集思想で生まれ変わった新装再編版は全20巻です。

どれが絶対に正解ということはありません。あなたが『SLAM DUNK』に何を求めているか――「ビジュアルの感動」「読みやすさ」「ノスタルジー」――によって、最高の一冊は変わってくるのです。

この記事が、あなただけの『SLAM DUNK』を見つけるための、少しでもお手伝いになれば嬉しいです。ぜひ、書店やネットショップで実際に手に取ってみて、自分にぴったりのバージョンで、もう一度あの熱いコートに立つ感動を味わってください。

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