「おい、ちょっと待てよ」と、思わず伊藤源太郎のような口調で画面にツッコミを入れたくなった人も多いはず。
深夜ドラマとして異例の熱狂を生み、シーズン2、さらには映画化まで果たした『おいハンサム!!』。それなのに、ネットの検索窓には「打ち切り」という不穏な文字が並んでいます。
「え、あんなに面白いのに終わっちゃうの?」「映画がコケたから続きはなし?」
そんな不安を抱えているファンのために、今回は『おいハンサム!!』の打ち切り疑惑の真相から、映画の興行成績、そして私たちが一番待ち望んでいるシーズン3の可能性まで、忖度なしで徹底的に調査しました。
この愛すべき「令和の頑固親父」と、三姉妹の物語がこれからどうなるのか、一緒に紐解いていきましょう。
そもそも『おいハンサム!!』は本当に打ち切りなのか?
結論からズバッと言います。『おいハンサム!!』は打ち切りにはなっていません!
むしろ、シーズン1からシーズン2、そして映画化と、深夜ドラマ発のコンテンツとしては異例の出世街道を突き進んできた作品です。では、なぜ「打ち切り」なんていう物騒な噂が流れてしまったのでしょうか。
その最大の理由は、シーズン1からシーズン2までの「空白の期間」にあります。
2022年の初頭に放送されたシーズン1は、その独特のテンポ感と共感しかないセリフ回しで大反響を呼びました。しかし、そこから続編の発表があるまで約2年。この「音沙汰がない期間」が、熱心なファンの間で「あんなに良かったのに続編の話が出ないのは、実は大人の事情で打ち切られたのでは?」という憶測を呼んでしまったのです。
また、深夜ドラマ枠はもともと話数が少ない傾向にありますが、シーズン2が全8話でサクッと終わってしまったことも、「もっと観たいのに!」「急いで終わらせた?」という視聴者のもどかしさを生み、打ち切りというネガティブなキーワードに繋がったと考えられます。
実際には、主演の吉田鋼太郎さんをはじめ、木南晴夏さん、佐久間由衣さん、武田玲奈さんといった超売れっ子キャストのスケジュール調整に時間がかかっただけ、というのが真相に近いでしょう。
映画版が「大爆死」と言われる理由と興行成績の現実
2024年6月に公開された『映画 おいハンサム!!』。ドラマファンとしては待望のスクリーン進出でしたが、ネット上では「大爆死」という厳しい言葉も散見されました。
確かに、興行収入の数字だけを見れば、数10億円を稼ぎ出すようなメガヒット作品とは言えません。目標とされていた4億円ラインに対し、実際の着地はやや下回るペースだったという報道もありました。
しかし、これを「作品の質が悪かったから」と切り捨てるのは早計です。映画が数字的に苦戦したのには、いくつかの明確な理由があります。
1つは、この作品が究極の「日常ドラマ」であること。
大きな爆発もなければ、派手なアクションもない。伊藤家のリビングで繰り広げられる、目玉焼きの焼き方や、どうでもいい男の品定め。これがこの作品の最高に面白いところなのですが、わざわざ1,900円を払って映画館へ足を運ぶ「イベント性」としては、ライト層には少し弱かったのかもしれません。
2つ目は、映画の内容が完全に「ドラマの続き」だったこと。
初見の人でも楽しめる工夫はされていましたが、やはりシーズン1、2を観て、あの家族の空気感を知っていることが前提の構成でした。そのため、新規客を取り込むというよりは、「コアなファン向けのファン感謝祭」という側面が強くなったのです。
SNSでは「映画館で観るより、家でビールを飲みながらダラダラ観たかった」という贅沢な不満(?)も漏れていましたが、それは裏を返せば、この作品がそれだけ私たちの生活に密着した心地よい存在であることの証明でもあります。
原作ストックは十分!シーズン3の可能性が高いこれだけの根拠
「映画の数字が振るわなかったなら、もう続編はないの?」と肩を落とすのはまだ早いです。実は、シーズン3が制作される可能性は十分にあります。
まず、最大の強みは「原作ストックの豊富さ」です。
このドラマは伊藤理佐さんのおいピータン!!をはじめとする複数の名作漫画をミックスして構成されています。原作エピソードはまだまだ山のようにあり、ネタ切れの心配は一切ありません。
次に、制作陣とキャストの「作品愛」が異常に強いこと。
主演の吉田鋼太郎さんは、インタビュー等でもこの役への愛着を繰り返し語っていますし、三姉妹役の3人も、この現場をホームのように感じているそうです。山口雅俊監督のこだわり抜いた演出に応えられるのはこのメンバーしかいないという信頼関係が、現場には溢れています。
そして、今の時代のヒットの指標は「映画の興行収入」だけではありません。
TVerでの見逃し配信の再生数や、Netflix、U-NEXTといった動画配信プラットフォームでの安定した人気。これらはテレビ局にとって、続編を検討するための非常に強力な材料になります。
2025年1月には映画版のブルーレイやDVDの発売も控えており、ここで再び話題になれば、2026年以降に「シーズン3始動!」というニュースが飛び込んできても、何ら不思議ではありません。
令和の頑固親父・伊藤源太郎が私たちに必要なワケ
なぜ私たちは、これほどまでに『おいハンサム!!』の続きを求めてしまうのでしょうか。
それは、源太郎が吐く「説教」が、現代社会で迷う私たちの心に深く刺さるからです。彼の説教は、単なる古い価値観の押し付けではありません。
「自分自身のハンサムな基準を持て」
「選んだ道を正解にする努力をしろ」
情報が溢れ、正解がわからない今の時代に、源太郎は「お前はどうしたいんだ?」と、優しく、しかし力強く問いかけてくれます。そして、その説教を鼻で笑いながらも、どこかで頼りにしている三姉妹や妻の千鶴(MEGUMI)さんの絶妙な距離感。
この家族を見ていると、「不完全なままでも、とりあえず明日も生きていこう」と思える。そんなセラピーのような効果がこのドラマにはあるのです。
まとめ:おいハンサム打ち切り理由は?映画大爆死の噂やシーズン3続編の可能性を徹底調査!
ここまで見てきた通り、『おいハンサム!!』を巡るネガティブな噂の多くは、作品を愛するがゆえの不安や、数字だけを見た早とちりによるものでした。
改めて情報を整理すると、以下のようになります。
- 打ち切りの事実はなく、単なる放送の空白期間による誤解だった。
- 映画の興行収入は爆発的ではなかったが、作品の評価自体は依然として高い。
- 原作ストックは膨大にあり、制作サイドの意欲も継続している。
- シーズン3の鍵は、配信での人気と今後のソフト化の反響にある。
「打ち切り」という悲しい結末は、今のところどこにも見当たりません。むしろ、この「おいハンサム・ワールド」は、形を変えながら続いていく予感さえします。
三姉妹がまた変な男に捕まり、源太郎が夜中に絶叫し、千鶴さんがそれを冷静に流す。そんな、なんてことのない、けれど最高に「ハンサム」な日常をまたテレビで観られる日は、きっとそう遠くないはずです。
もし今、あなたが「ハンサムロス」に陥っているのなら、原作漫画のおいピータン!!を読み返したり、配信でシーズン1からおさらいしたりして、その時を待ちましょう。
伊藤家のリビングの明かりは、まだ消えてはいません。
次は、シーズン3の放送決定ニュースでお会いできることを信じています!

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