「仮面ライダークウガの漫画版って、もしかして打ち切りになった?」
「本屋で見かけなくなったけど、物語は完結したの?」
そんな疑問を抱いている特撮ファンや漫画好きの方は多いのではないでしょうか。テレビ版の放送から20年以上が経過してもなお、伝説の作品として語り継がれる『仮面ライダークウガ』。そのコミカライズ作品が、実は今、とんでもないことになっているのをご存知ですか?
結論から言いましょう。漫画版クウガは、打ち切りにはなっていません。それどころか、テレビ版ではあり得なかった驚愕の展開を引っ提げて、現在も怒涛の連載が続いています。
今回は、なぜ「打ち切り」という噂が流れたのか、そして現在どのような物語が紡がれているのか、気になる最新状況を徹底的に深掘りしていきます。
漫画版クウガは打ち切りになったのか?噂の真相
ネットで検索すると、なぜか「打ち切り」という不穏な単語が並ぶ漫画版クウガ。しかし、公式なアナウンスとして連載が終了した事実は一度もありません。では、なぜこのような誤解が生まれてしまったのでしょうか。
最大の理由は、連載媒体の劇的な変化にあります。
当初、この作品は『月刊ヒーローズ』という紙の雑誌で連載されていました。コンビニや書店で見かける機会も多かったのですが、2020年に同誌が休刊。それに伴い、連載の場がウェブコミックサイト「コミプレ」へと移籍したのです。
これまで紙の雑誌で追っていた読者からすれば、「急に本屋の棚から消えた」ように見えたわけです。これが「不評で打ち切られたのでは?」という憶測に拍車をかけました。
さらに、作品の刊行ペースも要因の一つです。作画の横島一先生による圧倒的な描き込みと、重厚なストーリー構成ゆえに、単行本が出るまでの間隔が長くなることがあります。「なかなか新刊が出ない=連載が止まっている」というイメージに繋がってしまったのですね。
もし、続きを読みたいけれど見失っていたという方は、仮面ライダークウガ 漫画で最新巻をチェックしてみてください。現在も物語は脈々と続いています。
テレビ版とは全く違う?井上敏樹が描く「もう一つのクウガ」
漫画版を読み始めた多くの人が「えっ、これクウガなの?」と衝撃を受けるポイントがあります。それは、あまりにもダークでバイオレンスな世界観です。
本作の脚本を手掛けるのは、平成ライダーシリーズで数々の名作を世に送り出してきた巨匠・井上敏樹氏。特撮版『クウガ』のメインライターは荒川稔久氏でしたが、あえて井上氏を起用したことで、作品のカラーは180度塗り替えられました。
特撮版の五代雄介といえば、2000の技を持つ冒険家で、どんな時も「サムズアップ」を欠かさない、太陽のように明るい青年でした。しかし、漫画版の五代は、より等身大の、あるいはそれ以上に精神的な危うさを抱えた青年として描かれています。
さらに、バディを組む一条薫のキャラクター像も大きく異なります。短髪で硬派な刑事だったテレビ版に対し、漫画版の一条はどこか中性的でミステリアスな美青年。この二人の関係性も、特撮版の「信頼」という言葉だけでは片付けられない、より複雑で濃密な愛憎が入り混じったものになっています。
このように、原作の要素を一度解体し、再構築した「超・再構築版」であるため、かつてのファンの中には「自分の知っているクウガじゃない」と戸惑う声もありました。その戸惑いが、時として「作品への批判=打ち切りへの不安」として表出した側面もあるでしょう。
衝撃の展開!クウガの世界にアギトが登場する意味
漫画版クウガが「ただのリメイク」ではない最大の証明が、『仮面ライダーアギト』との合流です。
実は、テレビ版の放送当時から『クウガ』と『アギト』は同じ世界観を想定して企画されていた時期がありました(後に独立した物語として処理されましたが)。漫画版では、この「もしも二つの作品が同じ世界で展開されていたら」というIFを真っ向から描いています。
物語の中盤から、もう一人の主人公として津上翔一(アギト)が登場。クウガが「未確認生命体第4号」と呼ばれる横で、アギトもまた未知の存在として警察に追われることになります。
このクロスオーバーによって、物語のスケールは一気に拡大しました。
- クウガ(五代雄介)
- アギト(津上翔一)
- G3(一条薫)
この3つの力が、グロンギという共通の敵に対してどのように機能し、あるいは対立するのか。この「アギト編」への突入が、作品に新しい命を吹き込み、単なる「懐かしの復刻」ではない、現在の読者を惹きつける強力なフックとなっています。
グロンギの恐怖が倍増!徹底したエログロ描写のリアリティ
漫画版ならではの魅力(あるいは注意点)として、徹底したリアリティの追求が挙げられます。
特撮版でも、グロンギによる殺人(ゲゲル)の描写は当時の子供たちを震え上がらせるほど恐怖に満ちていました。しかし、漫画版ではその「悪意」と「惨さ」がさらにエスカレートしています。
グロンギが人間社会に溶け込み、快楽のために人々を蹂躙する様子が、青年誌向けの容赦ない描写で描かれます。これは単に刺激を求めた結果ではなく、「圧倒的な悪」を際立たせることで、それに対抗する五代雄介の苦悩と、拳を振るうことへの恐怖を強調するためです。
特に「ゴ・ジャラジ・ダ編」の凄惨さは筆舌に尽くしがたいものがあります。原作でも五代が激昂したエピソードですが、漫画版ではその動機となる事件の描写がより深掘りされており、読者もまた五代と同じ怒りを共有せざるを得ない構成になっています。
こうしたハードな描写が苦手な方には、Kindle Paperwhiteのようなデバイスで、自分のペースで落ち着いて読み進めることをおすすめします。スマホやタブレットで見るよりも、細部まで描き込まれた横島一先生の筆致が堪能できるはずです。
完結は近い?現在の連載状況とこれからの見どころ
さて、気になる今後の連載状況ですが、物語はいよいよ「究極の闇」へと近づいています。
単行本は30巻に迫る大長編となっており、ついにあの「ン・ダグバ・ゼバ」が本格的に動き出しました。特撮版では最終回付近で静かに、しかし圧倒的な恐怖とともに現れたダグバですが、漫画版ではどのように五代たちの前に立ちはだかるのか、期待が高まっています。
また、アギト(津上翔一)との決着、そしてG3ユニットとして戦う一条薫の運命など、回収すべき伏線は山積みです。
現在の連載の盛り上がりを見る限り、中途半端に終わるような「打ち切り」の心配はまずないと言っていいでしょう。むしろ、全ての要素が絡み合う壮大なクライマックスに向けて、最高のボルテージに達している状態です。
これから読み始めるという方は、ぜひ1巻から一気読みしてみてください。特撮版を知っているからこそ驚ける仕掛けが、あちこちに散りばめられています。
漫画版クウガは打ち切り?完結した?現在の連載状況と物語の結末を徹底調査!:まとめ
ここまで、漫画版『仮面ライダークウガ』を巡る噂と、その真実について解説してきました。
あらためて整理すると、本作は打ち切りになっておらず、完結もしていません。 掲載媒体をウェブに移し、現在も『コミプレ』にて熱く、激しく連載が続いています。
「打ち切り」という言葉が一人歩きしてしまったのは、あまりにも型破りなストーリー展開と、移籍という環境の変化が重なったため。しかし、その中身は特撮版へのリスペクトを持ちつつ、井上敏樹氏という異才が全力でぶつかって作った、唯一無二のエンターテインメント作品です。
クウガとアギトが交差するこの物語が、一体どのような結末を迎えるのか。五代雄介は最後まで「笑顔」でいられるのか。
今からでも遅くはありません。伝説の続きを、その目で確かめてみてください。最新の単行本情報を知りたい方は、仮面ライダークウガ 漫画 最新刊をチェックして、戦いの目撃者になりましょう。
「青空になる」ために戦い続ける男たちの物語は、今まさに最高潮を迎えています。

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