「あの重厚なミリタリーアクションの金字塔、レッドアイズが打ち切りになったって本当?」
そんな不安を抱えてこの記事に辿り着いたあなた、まずは安心してください。神堂潤先生が描く魂の物語redEyesは、決して打ち切りになったわけではありません。
1999年の連載開始から四半世紀。あまりにも緻密な描き込みと、掲載雑誌の変遷、そして時折訪れる長期休載。こうした要素が重なり、「もしかして終わってしまったのでは?」という噂が独り歩きしてしまったのが真相です。
今回は、ファンが最も気になる現在の連載状況から、なぜ打ち切り説が浮上したのか、そして物語が今どこに向かっているのかを、熱量たっぷりにお届けします。
レッド アイズ 漫画 打ち切りという誤解が広まった3つの理由
ネットで作品名を検索すると、なぜか不穏な「打ち切り」というワードがセットで出てくることがあります。これには、ファンなら納得(?)の、いくつかの不運なタイミングと作品特有の事情が絡み合っています。
1. 掲載雑誌の相次ぐ休刊と移籍
本作はこれまで、講談社の『月刊少年マガジン増刊GREAT』で産声を上げました。その後、雑誌の再編に伴い『月刊少年マガジン+』、さらには『月刊少年マガジンR』へと戦場を移してきました。
雑誌が休刊したり、新創刊の目玉として移籍したりするたびに、単行本の刊行ペースが一時的に止まることがあります。これを見た読者が「雑誌がなくなったから連載も終わったんだな」と勘違いしてしまったのが、誤解の大きな要因の一つです。
2. 「超」がつくほどのスローペースな刊行
redEyesを語る上で外せないのが、その圧倒的なクオリティゆえの執筆速度です。神堂先生の描く特殊装甲服(SA)のメカニック描写や、戦場の空気感は、もはや工芸品の域に達しています。
1ページにかける情報量が凄まじいため、必然的に単行本が出るまでのスパンが長くなります。数年単位で新刊を待つことが珍しくない作品であるため、ライトな読層からは「いつの間にか終わっていた作品」という認識を持たれやすかったのです。
3. 同名のテレビドラマとの混同
2021年に放映された、亀梨和也さん主演の刑事ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』。この作品が全10話で「完結」を迎えた際、SNSやニュースサイトでは「レッドアイズ、ついに最終回!」「レッドアイズ完結」という見出しが躍りました。
この情報を目にした漫画版の読者が、「えっ、原作も終わったの?」と混乱したケースも少なくありません。全く別物の作品ではありますが、タイトルが同じだったことが、期せずして打ち切り・完結説に拍車をかけてしまったのです。
現在の連載状況は?マガポケや電子書籍で追える最新話
では、実際のところredEyesは今どこで読めるのでしょうか。
現在、物理的な雑誌としての『月刊少年マガジンR』は休刊していますが、作品は講談社の公式漫画アプリ「マガポケ」や、各電子書籍プラットフォームでの配信へと軸足を移しています。
最終章へと突入した物語
物語は現在、間違いなくクライマックスに向けた最終局面にあります。長年の宿敵との決着、そして主人公グラハル・ミルズが背負い続けてきた「裏切り者」としての十字架。それらが複雑に絡み合い、読者が長年待ち望んできた伏線が次々と回収されています。
単行本もredEyes27巻まで発売されており、かつての停滞期に比べれば、物語は着実に終わりに向かって加速しています。神堂先生自身も、最後まで描き切る意志を強く持たれており、打ち切りどころか「最高のエンディング」に向けて全力疾走している状態です。
ミリタリー漫画の極致!レッドアイズが愛され続ける理由
なぜ、これほどまでに更新が待ち遠しく、何年待ってでも読みたいと思わせるのでしょうか。そこには、他の作品では決して味わえない唯一無二の魅力が詰まっています。
特殊装甲服「SA」の機能美
本作の主役とも言えるのが、特殊装甲服(SA)です。特にミルズが駆る「ゼフィロス」の格好良さは異常です。
空想の兵器でありながら、装甲の継ぎ目や駆動系、センサーの配置に至るまで「現実に存在しうる」と思わせる説得力があります。神堂先生のメカニックデザインは、単なるデザインの良さを超え、兵器としての重厚感と機能美を体現しているのです。
redEyesを読んでいると、金属の擦れる音やオイルの匂いまで漂ってきそうな錯覚に陥ります。この緻密さが、大人の読者を惹きつけて離さない大きなポイントです。
徹底したリアリズムと戦術描写
「一騎当千の英雄が敵をなぎ倒す」という単純な無双モノではありません。本作の魅力は、個人の技量だけでなく、分隊支援、地形の利用、電子戦、そして国家間の政治的駆け引きといった多層的な戦略にあります。
一歩間違えれば死ぬ。その緊張感が全編を通して漂っており、読者は常にミルズと共に戦場を這いずり回っているような没入感を味わえます。ミリタリー知識が豊富な読者をも唸らせる戦術の構築こそが、本作を傑作たらしめている理由です。
レッドアイズを今から全巻揃えるなら電子書籍がおすすめ
「打ち切りじゃないなら、最初から読み直したい!」
そう思ったあなたにアドバイスです。
長期間にわたる連載作であるため、初期の単行本は書店での入手が難しくなっている場合があります。古本屋を巡るのも一興ですが、確実に、そして神堂先生に直接還元する形で読むなら電子書籍がベストです。
kindleなどのタブレットがあれば、あの細かい描き込みを拡大して隅々まで堪能することができます。特にSAの細部や、背景の爆発エフェクトなどは、大画面で見るとその凄まじさがより一層伝わります。
まとめ:レッド アイズ 漫画 打ち切りの心配は無用!完結まで見守ろう
結論を繰り返します。レッド アイズ 漫画 打ち切りという噂は、連載サイクルの長さや雑誌の移籍から生まれた大きな誤解です。
物語は今、ミルズの復讐の終着点、そして世界を揺るがす大きな陰謀の核心へと迫っています。四半世紀にわたり積み上げられてきたドラマが、いよいよ一つの結末を迎えようとしているのです。
長年追い続けてきたファンも、途中で離れてしまった人も、そしてこれから初めて戦場に足を踏み入れる人も。この稀代のミリタリー叙事詩がどのようなラストシーンを描くのか、その目で見届ける準備を始めましょう。
redEyesの最新巻を手に取り、鉄と血の匂いがする唯一無二の世界観に、再び浸ってみてはいかがでしょうか。完結の報が届くその日まで、私たちはミルズの背中を追い続けるしかありません。

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