「えっ、あの番組終わっちゃうの?」と、2022年の春にショックを受けた視聴者は多かったはずです。中居正広さん、宮川大輔さん、そして本田翼さんという、テレビ界のトップランナーが3人も揃った豪華な深夜番組『中居大輔と本田翼と夜な夜なラブ子さん』。
深夜枠とは思えないほど華やかなキャスティングで、放送開始当初は大きな話題を呼びました。しかし、約1年9ヶ月という、このクラスのMC陣を擁する番組としては意外なほど短い期間で幕を閉じることになりました。
なぜ、これほど豪華なメンバーが揃いながら「打ち切り」に近い形で終了してしまったのでしょうか。ネット上で噂されている真相や、当時の視聴率、そして視聴者からのリアルな評判を深掘りして解説していきます。
番組が終了した表面上の理由とTBSの改編事情
番組が終了する際、テレビ局から「不祥事」や「トラブル」といった具体的な理由が発表されることは稀です。多くの場合、それは「番組改編」という言葉で片付けられます。
『夜な夜なラブ子さん』が終了した2022年3月、TBSは深夜の番組枠「テッペン!」の大幅なリニューアルを敢行しました。中居正広さんにとって、TBSの深夜枠は非常に縁が深い場所です。古くは『カミスン!』から始まり、『中居窓』や『新・日本男児と中居』など、常に独自の切り口でバラエティを展開してきた歴史があります。
しかし、このタイミングでTBSは深夜帯のターゲット層や番組ラインナップをガラリと入れ替えました。長年続いた中居さんの深夜番組の流れが、一旦ここで区切りを迎え、新しい風を取り入れるという局側の戦略があったことは間違いありません。
ただ、戦略的な入れ替えだけで納得できないのがファンの心理ですよね。背景には、もっとシビアな数字や制作上の問題が隠れていました。
視聴率の伸び悩みとコストパフォーマンスの問題
テレビ番組の継続を左右する最大の要因は、やはり「視聴率」です。特に、中居正広さん、宮川大輔さん、本田翼さんという、ゴールデン番組のMCを張れるレベルの3人を深夜に揃えるとなれば、制作費(主に出演料)は相当な額にのぼります。
深夜枠はもともと広告収入がゴールデン帯ほど高くありません。そのため、制作費に見合うだけの圧倒的な「コア視聴率(若年層の視聴率)」を稼ぎ出す必要があります。
放送開始当初は、本田翼さんのバラエティ本格参戦というトピックもあり、注目度は抜群でした。しかし、回を重ねるごとに数字は横ばい、あるいは微減の傾向に。TBSとしては、この豪華な布陣を維持し続けるには、それ相応の「跳ねた数字」が必要だったのですが、期待していた爆発力に欠けてしまったのが実情でしょう。
「このギャラを払うなら、もっとコスパの良い若手芸人の番組に差し替えたほうが利益が出る」という、シビアな経営判断が下された可能性は否定できません。
番組コンセプト「一般人の恋愛」が抱えていたリスク
『夜な夜なラブ子さん』のメインコンテンツは、現在進行形で恋愛をしている一般女性「ラブ子さん」たちの日常や悩み、そして彼氏とのノロケ話を覗き見するというものでした。
この「一般人の恋愛ネタ」という形式には、番組を長く続ける上でいくつかの大きなリスクがありました。
まず、出演する一般人のキャラクターに依存しすぎてしまう点です。強烈なキャラクターの「ラブ子さん」がいれば盛り上がりますが、視聴者がその人に飽きてしまったり、あるいは好感度が低かったりすると、一気に視聴意欲が削がれてしまいます。
さらに致命的だったのが、「破局」というリスクです。番組内で幸せそうにノロケていたカップルが、放送から数ヶ月後に別れてしまうケースが相次ぎました。視聴者としては「あんなに熱烈に語っていたのに……」と冷めてしまう原因になります。
また、SNS社会の現代では、出演する一般人へのバッシングも起こりやすく、制作側が一般人を「タレント化」して守り抜くことの難しさが露呈した形となりました。
視聴者からのリアルな評判。なぜ賛否が分かれたのか
番組に対する評判は、非常に極端に分かれていました。
ポジティブな層からは、やはりMC3人の掛け合いが絶賛されていました。
「中居くんの鋭いツッコミと、大輔さんの安心感、そしてバッサー(本田翼さん)の飾らないリアクションのバランスが最高だった」
「深夜にダラダラ見るのにちょうどいい空気感だった」
といった声です。特に、本田翼さんの私生活を覗かせるような発言や、中居さんとの絶妙な距離感のトークを楽しみにしていたファンは多かったようです。
一方で、ネガティブな意見としては、企画内容そのものへの違和感が挙げられていました。
「一般人のマウント合戦を見せられているようで不快」
「他人の恋愛話に興味が持てない」
「やらせっぽい演出が鼻につく」
といった声です。
今の時代、YouTubeやTikTok、SNSを開けば、一般人の恋愛や日常はいくらでも見ることができます。わざわざ地上波のテレビ番組で、プロのタレントがそれを鑑賞する姿を見るというフォーマットが、令和の視聴者には少し「古さ」を感じさせてしまったのかもしれません。
本田翼さんの多忙さとスケジュールの調整
もう一つ、番組終了の大きな要因として囁かれているのが、MC陣、特に本田翼さんの多忙さです。
本田翼さんは女優業だけでなく、CM女王としても君臨し、さらに自身のYouTube活動やゲーム関連の仕事など、多岐にわたる活動をしています。本田翼 写真集をチェックすればわかりますが、彼女のビジュアルやスタイルを維持し、これだけの露出を続けるには、相当な拘束時間を要します。
深夜バラエティの収録は、往々にして時間が不規則になりがちです。これほど多忙な彼女を、レギュラー番組として毎週拘束し続けるのは、事務所側としても「作品への集中」を優先したいという意向があったとしても不思議ではありません。
中居正広さんに関しても、ご自身の体調面や、よりクリエイティブな仕事にシフトしたいという思いがあった時期と重なります。トップスター3人のスケジュールを合わせ続ける労力は、想像を絶するものだったはずです。
後継番組へのバトンタッチと時代の流れ
『夜な夜なラブ子さん』が終了した後、その枠では新たなバラエティ番組がスタートしました。現在のテレビ業界は、世帯視聴率よりも「10代〜40代のコア視聴率」を重視し、さらにTVerなどの見逃し配信での再生数を重要視する方向にシフトしています。
『ラブ子さん』も配信との相性は悪くなかったはずですが、やはり「一般人の恋愛」というテーマ自体が、クローズドなコミュニティやSNSで完結してしまうものになりつつあります。テレビという大きなメディアで扱うには、少しデリケートで、かつ飽きられやすいテーマだったのかもしれません。
中居正広さんというMC界の巨人が、あえて深夜で「一般人の恋愛」を捌くというギャップは面白かったものの、番組の心臓部である「恋愛ネタ」が、中居さんのポテンシャルを最大限に活かしきれなかったという見方もできるでしょう。
夜な夜なラブ子さんの打ち切り理由はなぜ?終了の真相や視聴率、番組の評判を徹底解説のまとめ
ここまで、『夜な夜なラブ子さん』が終了に至った背景を多角的に見てきました。
結論として、**夜な夜なラブ子さんの打ち切り理由はなぜ?**という問いに対しては、「単一のトラブルではなく、複合的な要因によるもの」と言えます。
- 豪華すぎるMC陣に見合うだけの視聴率(特にコア層の数字)を維持できなかったこと。
- 一般人の恋愛という、不確実性が高く、飽きられやすいコンセプトの限界。
- 放送局であるTBSの、深夜枠全体の戦略的なリフレッシュ。
- MCそれぞれの活動方針やスケジュール調整の難しさ。
これらが複雑に絡み合い、番組は「役目を終えた」と判断されたのでしょう。
中居さん、宮川さん、本田さんの3人が見せてくれた、あの深夜ならではのリラックスした空気感は、今となっては非常に貴重なものでした。番組は終わってしまいましたが、彼らがそれぞれの分野で活躍し続けていることが、ファンにとっては救いかもしれませんね。
またいつか、この3人が別の企画で、肩の力を抜いて語り合う姿を見られる日が来ることを期待しましょう。
次は、中居正広さんの他のバラエティ番組の裏話や、本田翼さんの最新出演作について詳しく調べてみませんか?

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