SNSや同人誌界隈で爆発的な話題を呼び、アニメ化まで果たした伝説的作品『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい』。
イラストレーターの40原先生が描く、あの「蔑みの視線」に心を射抜かれたファンは多いはずです。しかし、ふと気づくと「漫画版の続きが出ていない?」「もしかして打ち切りになったの?」という不安な声がネット上で散見されるようになりました。
大人気コンテンツだったはずの本作が、なぜ商業的な展開において「打ち切り」と噂されるような状況になったのか。その裏側には、単なるコミカライズの完結という言葉だけでは片付けられない、業界を揺るがす衝撃的な事件が隠されていました。
今回は、多くのファンが気になっている漫画版の現状と、その裏に隠された複雑な事情について、どこよりも詳しく掘り下げていきます。
漫画版『嫌パン』の現状と完結の仕組み
まず結論からお伝えすると、商業誌で展開されていた漫画版は「打ち切り」という悲劇的な終わり方をしたわけではありません。しかし、読者が「打ち切り」と感じてしまうだけの理由がいくつか重なっています。
現在、多くの人が手に取る可能性が高い漫画版は、講談社の「水曜日のシリウス」で連載されていたキドジロウ先生によるコミカライズです。こちらは単行本全2巻で完結していますが、内容としては「ストーリーの途中で無理やり終わった」というよりは、主要なキャラクターのシチュエーションを一通り描き切ったことによる「区切り」という意味合いが強いものです。
そもそも原作がストーリーを重視する物語ではなく、特定のシチュエーションやフェティシズムを追求したイラストシリーズです。そのため、漫画版も一話完結のオムニバス形式に近い構成となっていました。
「これからもっと深い物語が始まるはずだ!」と期待していた読者からすれば、2巻という短さでリリースが止まってしまったことが、打ち切りという印象を強く植え付けてしまったのでしょう。
また、公式アンソロジーコミックなども発売されていましたが、これらは不定期な企画ものであり、継続的な連載を前提としていなかったことも「最近見かけないな」という感覚に拍車をかけています。
打ち切り説に拍車をかけたアニメ制作費持ち逃げ事件
漫画版の勢いが鈍化したように見えた時期、実はプロジェクト全体を揺るがすとんでもない事件が発生していました。これが、ファンが「打ち切り」や「プロジェクトの消滅」を確信した最大の原因と言っても過言ではありません。
それは、アニメ第2期の制作中に発覚した「プロデューサーによる制作費持ち逃げ事件」です。
本来、アニメ制作というのは、出資元から支払われた資金をプロデューサーが適切に管理し、現場の制作会社へ配分することで成り立ちます。しかし、本作の担当プロデューサーが、多額の制作費を持ったまま失踪するという前代未聞の事態が起こりました。
この事件により、現場を支えるアニメーターや制作スタッフへの支払いがストップ。普通であれば、この時点で制作は中止、つまり本当の意味での「打ち切り」になるはずでした。
しかし、ここで奇跡が起きます。当時の監督であった深瀬沙哉氏が、なんと自らの貯金を切り崩して制作を続行したのです。「作品を完成させたい」という執念だけで、個人の資金を投じて第2期を世に送り出したというこのエピソードは、業界内でも伝説として語り継がれています。
ただ、この事件がIP(知的財産)としての『嫌パン』に与えたダメージは甚大でした。金銭トラブルが絡んだ作品は、その後の権利関係の整理や、新規スポンサーの獲得が極めて困難になります。
これが、商業ベースでの新しい漫画連載や、第3期アニメ化といった「次の展開」を完全にストップさせてしまった真の理由です。漫画が打ち切られたというよりは、商業プロジェクトとしての「足場」が崩されてしまった、というのが正しい表現かもしれません。
原作者・40原先生の現在の活動とファンの熱量
商業展開が停滞している一方で、原作の核である40原先生の活動はどうなっているのでしょうか。
ファンの方はご安心ください。40原先生は現在もTwitter(X)やFANBOX、そして同人誌即売会において、精力的にイラストを発表し続けています。むしろ、商業的な縛りがなくなったことで、より自由で深いフェティシズムの探求が進んでいるようにも見受けられます。
最近では『嫌パン』のスピリッツを継承した新しいシリーズや、他作品とのコラボレーションも行われており、作品の世界観そのものが消滅したわけではありません。
もしあなたが、もっとあの独特な空気感を味わいたい、あるいは40原先生の最新の筆致を追いかけたいのであれば、Amazon等で過去の画集や関連商品をチェックしてみるのも良いでしょう。
例えば、緻密な美しさを堪能できる画集40原 画集や、先生が愛用しているタブレット等の周辺機器wacom、あるいは美麗なイラストを大画面で楽しむためのモニターゲーミングモニターなどは、ファンにとっても馴染み深いアイテムかもしれません。
現在、作品の主戦場は商業誌から、作家とファンが直接つながるSNSや個人メディアへとシフトしています。これは現代のクリエイターにとって一つの理想的な形とも言えますが、その一方で「本屋さんに並ばない=終わった」と誤解される要因にもなっているのです。
『嫌な顔されながら』の魅力は色褪せない
多くの困難やトラブルに見舞われた本プロジェクトですが、これほどまでに長く語り継がれ、今なお「続き」を熱望されるのは、やはり作品そのものが持つ唯一無二の魅力があるからです。
女性キャラクターが向ける、あのゾクッとするような冷たい視線。そして、その裏側に隠された感情の機微を想像させる絶妙な表情管理。これらは40原先生という天才的なイラストレーターの筆致があってこそ成立する世界です。
かつて漫画版を読んで「もっと続きが読みたかった」と感じた方も、アニメの事件を知ってショックを受けた方も、一度原点に立ち返ってみてはいかがでしょうか。
今、私たちができることは、こうした素晴らしいコンテンツを生み出すクリエイターを支援し続けることです。先生の公式アカウントをフォローしたり、正規のルートで作品を購入したりすることが、いつかまた新たな商業展開、あるいは「奇跡の第3期」への道筋を作る一助になるかもしれません。
作品を快適に楽しむために、高精細なタブレットipadや、イラスト制作に興味があるならapple pencilを揃えて、自分でもあの世界観を表現してみるのも面白いかもしれませんね。
まとめ:『嫌な顔されながら』漫画版は打ち切り?完結の真相と連載終了の理由を徹底調査!
ここまで見てきた通り、『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい』の漫画版を巡る状況は、非常に複雑なものでした。
単行本が全2巻で止まってしまったのは、作品の性質上、一定の区切りがついたという側面が強いです。しかし、その後の大規模なメディアミックス展開が途絶えてしまった背景には、アニメ制作費の持ち逃げという、作品の質とは全く関係のない悲劇的なアクシデントが影響していました。
しかし、作品の魂は決して死んでいません。原作者である40原先生の情熱は今も健在であり、ファンの応援によって支えられています。
もし、この記事を読んで「また読み返したいな」「真相がわかってスッキリした」と感じていただけたなら、ぜひ今の40原先生の活動もチェックしてみてください。商業誌の枠を超えた、さらに研ぎ澄まされた「嫌な顔」があなたを待っているはずです。
「打ち切り」という言葉に惑わされず、作品が持つ真の価値を見つめ直すこと。それこそが、困難を乗り越えて作品を守り抜こうとしたクリエイターたちへの最大の敬意になるのではないでしょうか。
次は、40原先生の最新の同人活動や、SNSで話題の新作イラストについて詳しく紹介する記事も書いてみたいと思います。気になる方はぜひ楽しみにしていてくださいね!

コメント