「えっ、ここで終わり?」「続きはどうなるの……?」
お気に入りの漫画を読み進めていて、あまりにも唐突な「完結」の文字に衝撃を受けた経験はありませんか?
特に、錬金王先生原作の人気作『転生大聖女の目覚め ~瘴気を浄化し続けること二十年、起きたら伝説の大聖女になってました~』のコミカライズ版(作画:五色安未先生)を最終巻まで読み終えた方の多くが、今、同じような戸惑いを感じているはずです。
物語が盛り上がり、いよいよ核心に迫るというタイミングでの幕引き。ファンの間で「事実上の打ち切りではないか?」と囁かれるその真相と、気になる物語の続きについて、徹底的に深掘りして解説していきます。
漫画『転生大聖女の目覚め』が完結!これって実質打ち切りなの?
まずは現状を整理しましょう。漫画版『転生大聖女の目覚め』は、2024年3月8日に発売された単行本第7巻をもって完結を迎えました。
しかし、この「完結」という言葉をそのまま受け取れる読者は少ないのが現実です。なぜなら、最終巻の内容が物語を綺麗に畳んだものではなく、いわゆる「俺たちの戦いはこれからだ!」という、連載が志半ばで終了した際によく見られる形式だったからです。
物語の序盤から伏線として張られていた「聖剣」の行方や、世界を脅かす真の黒幕との対決、そして主人公フィーナがなぜ20年もの間眠りについていたのかという核心部分。これらすべてが解決されないままの終了でした。
ネット上のレビューやSNSでも、「面白かったのに、あまりにも中途半端」「これから面白くなるところだったのに」という嘆きの声が溢れています。公式に「打ち切り」という言葉が使われることはまずありませんが、読者の目には「物語を完走できなかった打ち切り」として映っているのが実情です。
なぜ完結した?考えられる「打ち切り」の3つの理由
大人気ジャンルである「聖女もの」であり、作画のクオリティも高かった本作が、なぜこのような形での幕引きを選ばなければならなかったのでしょうか。公式発表がない以上、出版業界の慣例や読者の動向から、いくつかの理由が推察できます。
1. コミカライズ特有の「宣伝枠」としての役割
近年のライトノベル市場において、漫画化(コミカライズ)は原作小説の認知度を上げるための強力なプロモーションツールとしての側面を持っています。
特に「なろう系」や「カクヨム系」の作品では、単行本が数巻発売され、原作の魅力を十分に伝えたと判断された段階で連載が終了するケースが珍しくありません。本作も第7巻という、ひとつの区切りになりやすいボリュームまで到達したことで、漫画としての役割を終えたと判断された可能性があります。
2. 原作ストックと刊行ペースの兼ね合い
漫画の連載が進むスピードに対し、原作小説の刊行やWEB連載のストックが追いつかなくなる、あるいは商業的な調整が必要になる場合があります。
本作の場合、原作はWEBサイト「カクヨム」で公開されていますが、コミカライズ版が物語の重要な山場に差し掛かる前に、商業的なリソースを別の新作へ移すという経営判断が下された可能性も否定できません。
3. 他の人気作品との競争と掲載枠の都合
連載媒体である「月刊少年シリウス」や「マガポケ」には、常に多くの人気作が並んでいます。厳しいアンケート結果や単行本の初動売上が、連載継続のラインに届かなかったという現実的な問題も考えられます。
どんなに面白い作品であっても、枠の数が決まっている商業誌の世界では、冷徹な数字によって完結のタイミングが決まってしまうことがあるのです。
読者が混乱する原因?「似たタイトルの別作品」の存在
実は、本作の打ち切り情報を探していると、混乱してしまう原因がもう一つあります。それは、タイトルが非常によく似たメガヒット作の存在です。
その作品とは、転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す。
こちらの作品は十夜先生によるもので、シリーズ累計部数も非常に多く、2025年にはアニメ化も決定している超人気作です。一方で、私たちが今注目しているのは錬金王先生による『転生大聖女の目覚め』。
- 本作: 『転生大聖女の目覚め』(著:錬金王)→ 漫画版全7巻で完結(打ち切り説あり)
- 別作品: 『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』(著:十夜)→ 絶好調連載中・アニメ化
この2作を混同して「打ち切りって聞いたけど、アニメ化するんじゃないの?」と勘違いしているユーザーも多いようです。本作ファンとしては、タイトルが似ている別の作品の勢いに隠れて、ひっそりと幕を閉じてしまったことが余計に悔やまれるポイントかもしれません。
漫画の続きが気になる!原作小説をどこまで読めばいい?
漫画版のラストシーン、下水道での激闘を終え、国王からの呼び出しを受けたところで物語は終わってしまいました。「続きが気になって夜も眠れない!」という方は、ぜひ原作小説に手を伸ばしてみてください。
漫画版の第7巻の内容は、原作小説で言うところの序盤にすぎません。
続きをチェックする方法
原作はWEB小説サイト「カクヨム」にて、錬金王先生によって公開されています。漫画版で描かれなかった以下のエピソードを、文字で詳しく追うことができます。
- 国王と対面したフィーナが、どのような扱いを受けるのか。
- かつての仲間たちの行方や、その子孫たちとの交流。
- フィーナが持つ真の聖女としての力が、世界にどう影響を与えていくのか。
また、書籍版としても転生大聖女の目覚めが刊行されています。活字で読むことで、フィーナの心理描写や魔法の細かい設定など、漫画版では描ききれなかった深い世界観に触れることができます。
まとめ:転生大聖女の目覚めは打ち切り?漫画完結の理由と原作小説のその後を徹底調査!
記事の冒頭で触れた通り、漫画版『転生大聖女の目覚め ~瘴気を浄化し続けること二十年、起きたら伝説の大聖女になってました~』は、物語の核心を前にして全7巻で「完結」となりました。
その理由は、公式に語られることはありませんが、プロモーションとしての役割終了や、商業的な判断が重なった結果である可能性が高いと言えます。作画が素晴らしかっただけに、このコンビで最後まで読みたかったというファン心理は非常によく理解できます。
しかし、漫画が終わってもフィーナの物語が終わったわけではありません。
もしあなたが「あの続きはどうなるの?」というモヤモヤを抱えているなら、原点である小説版へ戻ることを強くおすすめします。そこには、漫画で描ききれなかった聖女としての真の伝説が、今も鮮やかに残されています。
漫画版は、いわば「壮大な物語の入り口」を最高の画力で見せてくれたガイドブックのようなもの。次は、文字の世界で彼女の冒険の続きを追いかけてみませんか?
気になった方は、ぜひ原作もチェックしてみてくださいね!

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