魔王様リトライは打ち切り?漫画と小説が連載終了と言われる理由と2期の違いを解説

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「魔王様、リトライ!」という作品について調べていると、必ずと言っていいほど「打ち切り」という不穏なワードが目に入ってきますよね。

せっかくアニメや漫画でハマったのに、物語が途中で終わってしまうのではないか、あるいはもう終わってしまったのではないかと不安に感じている方も多いはずです。

結論から申し上げますと、「魔王様、リトライ!」は打ち切りになっていません。現在も形を変えて、力強く連載が続いています。

では、なぜここまで「打ち切り」という噂が根強く囁かれているのでしょうか。そこには、出版業界の裏事情や、ファンを驚かせた異例の「作り直し」など、この作品ならではの特殊な経緯がありました。

今回は、ファンが混乱しやすい小説・漫画の変遷から、アニメ第2期で起きた劇的な変化の真相まで、徹底的に紐解いていきます。


なぜ「魔王様、リトライ!」は打ち切りと言われるのか?

ネットで検索すると「打ち切り」という言葉がサジェストされる最大の理由は、作品が終了したからではなく、「連載のプラットフォームが何度も変わったから」です。

この作品は、もともと「小説家になろう」という投稿サイトから始まったWEB小説ですが、商業化にあたっていくつかの壁にぶつかりました。

まず、最初に刊行された「モンスター文庫」版の小説が、3巻で刊行を停止してしまったことが挙げられます。普通、ラノベが3巻で止まるというのは「打ち切り」を意味することが多いため、当時の読者は「終わってしまった」と勘違いしてしまいました。

しかし、これは作品の不人気による終了ではなく、出版社を移籍して「新装版」として再出発するための戦略的な判断だったのです。その後、現在の「Mノベルス」に移籍し、イラストレーターも刷新して再登場しましたが、この「一度止まって別の場所で出る」という動きが、打ち切り説の出どころとなりました。

また、WEB版の更新が一時的に長期間ストップしていた時期があったことも、噂に拍車をかけました。作者の神埼黒音先生が商業出版やコミカライズの監修で多忙を極めたためですが、動きが見えない期間が長かったことで、「エタった(更新停止した)」と判断するユーザーが増えてしまったのです。


漫画版が「R」になったことで起きた誤解

小説だけでなく、漫画版の存在も「打ち切り説」に一役買っています。

最初に連載されていたコミカライズ版は、全5巻という非常にキリの良いところで一度完結しています。この最終巻が出た際、物語としてはまだまだ序盤だったため、「やっぱり打ち切りだったのか」と落胆したファンも少なくありませんでした。

ところが、実際には「第一部完」という形であり、すぐにタイトルを魔王様、リトライ! Rへと変更して、続編の新連載がスタートしたのです。

タイトルに「R」がついたことで、単行本の巻数も1巻から数え直しになりました。書店や電子書籍サイトで「1〜5巻完結」という表記だけを見た人が、続編の存在に気づかずに「5巻で打ち切られた作品」だと思い込んでしまったのが、誤解の正体です。

実際には、作画担当の身ノ丈あまる先生による美麗な作画で、今もなお熱量高く連載が続いています。むしろ「R」になってからの方がアクションシーンの迫力やキャラクターの魅力が増しており、打ち切りどころか「パワーアップした再始動」だったと言えるでしょう。


アニメ1期と2期(R)で何が変わったのか?

多くのファンを最も困惑させたのが、アニメ第1期と第2期『魔王様、リトライ! R』の間にある巨大な溝です。

2019年に放送された第1期と、2024年に放送された第2期。この二つを比べると、もはや「別の作品ではないか」と疑いたくなるほどの変更点があります。これが「1期が失敗したから打ち切り的に作り直したのでは?」という憶測を呼ぶことになりました。

最大の変更点は、メインキャスト(声優)と制作陣の総入れ替えです。

主人公である九内伯斗を演じる津田健次郎さんだけは続投となりましたが、ヒロインのアクやルナ、三聖女といった主要キャラクターたちの声優が、1期からガラリと変わりました。アニメ業界において、続編でここまで大胆にキャストが変わるのは極めて異例です。

さらに、キャラクターデザインも1期とは全く異なります。1期は少し懐かしさを感じるような柔らかいタッチでしたが、2期の魔王様、リトライ! Rのアニメ版は、漫画版のシャープでスタイリッシュな絵柄を忠実に再現する方向にシフトしました。

この背景には、制作スタジオの変更や、作品をより原作(特に漫画版)のイメージに近づけたいという制作側の意図があったと考えられます。1期のシュールな雰囲気も味がありましたが、2期ではより本格的なダークファンタジー、そして「圧倒的な魔王感」を演出するためのリニューアルが行われたのです。


小説版「新装版」と「モンスター文庫版」の違いを整理

これから作品を追いかけようとしている方が一番迷うのが、「どの本を買えばいいのか」という点ではないでしょうか。ネット通販などで検索すると、同じような表紙やタイトルの本が複数出てきて混乱しますよね。

現在、公式に物語が進んでいるのは「Mノベルス」から刊行されている新装版です。

  • 旧版(モンスター文庫):イラストが飯野まこと先生。全3巻で止まっています。
  • 新装版(Mノベルス):イラストが飯野まこと先生(1巻〜)および、途中から別の担当者に。加筆修正が多く、WEB版にはないエピソードが豊富です。

もし今から小説を読み始めるなら、魔王様、リトライ!の新装版一択です。旧版はすでに絶版に近い状態であり、物語の続きも新装版のフォーマットで書き進められています。

新装版はWEB版をベースにしつつも、設定の矛盾が解消されていたり、キャラクターの深掘りがなされていたりと、完全版に近い内容になっています。魔王の内面描写や、勘違いから始まる国家運営の面白さをより深く味わいたいなら、紙の書籍か電子書籍で新装版を手にとってみてください。


漫画版「R」から読み始めても大丈夫?

「アニメから入ったけれど、漫画はどこから読めばいいの?」という疑問もよく耳にします。

基本的には、無印の魔王様、リトライ!(全5巻)を読んでから、続編の「R」に進むのが王道のルートです。無印版では、主人公がこの世界に召喚され、アクと出会い、聖女たちを圧倒していく導入部分が丁寧に描かれています。

一方で、「R」は物語が中盤に差し掛かり、より勢力を拡大していくフェーズから始まります。もしアニメ1期を最後まで視聴済みであれば、アニメ1期の内容がほぼ無印漫画版の内容に相当するため、いきなり「R」から読み始めてもストーリーの把握は可能です。

ただし、漫画版の身ノ丈あまる先生の描くキャラクターは、巻を追うごとに洗練されていきます。特に魔王・九内伯斗の格好良さや、側近たちの個性の強さは漫画版でより際立っているため、できれば無印の1巻からその進化を辿るのが、ファンとしては最も楽しめる読み方だと言えるでしょう。


作品を取り巻く「大人の事情」とファンの熱量

ここまで説明してきた通り、「魔王様、リトライ!」という作品は、打ち切りどころか、何度も壁にぶつかりながらその都度「リトライ」して復活してきた、非常に粘り強い作品です。

出版社を変え、タイトルを変え、スタッフを変えてまでプロジェクトが継続しているのは、それだけ原作の持つ「勘違い系コメディ」と「圧倒的な俺TUEEE感」のバランスが絶妙で、根強い人気があることの証左でもあります。

アニメ2期のキャスト変更についても、当初は戸惑いの声が上がりましたが、実際に放送が始まると「これはこれで漫画の雰囲気に合っている」「新しいアクも可愛い」といった前向きな意見が増えていきました。

制作側が現状に甘んじることなく、常に「今、最も良い形」を模索して変化し続けていることが、この作品の特異な立ち位置を作っているのです。


魔王様リトライは打ち切り?漫画と小説が連載終了と言われる理由と2期の違いを解説:まとめ

最後に改めて整理すると、「魔王様、リトライ!」は打ち切りではありません。

  • 小説はレーベルを移籍して「新装版」として継続中。
  • 漫画は第1部を終え、タイトルを「R」に変えて新連載として継続中。
  • アニメはスタッフ・キャストを一新して「R」として第2期を放送。

「連載終了」という噂は、こうしたポジティブな刷新のタイミングで生まれた誤解に過ぎません。むしろ、一度止まりかけた物語がここまで大規模に再始動するのは、ライトノベル業界でも珍しい成功例と言えます。

九内伯斗が異世界でどのような帝国を築き、どのような結末を迎えるのか。WEB版、小説版、そして漫画版の魔王様、リトライ! R、それぞれのメディアで展開される「魔王の快進撃」は、まだまだ止まる気配がありません。

もしあなたが「終わってしまった」と思って離れていたのなら、ぜひこの機会に、新しく生まれ変わった「R」の世界に触れてみてください。そこには、以前よりもさらに深みを増した「勘違い」と「無双」の物語が待っているはずです。

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