「ジョジョの奇妙な冒険」を読んでいると、ふと思うことはありませんか?「どうして承太郎はあんなに冷静なんだろう?」「ジョルノのあの揺るぎない覚悟はどこから来るのか?」と。
実は、ジョジョに登場するキャラクターたちの魅力的な個性は、性格診断の枠組みである**MBTI(16タイプ診断)**で読み解くと、驚くほど納得感が増すんです。荒木飛呂彦先生が描く「人間讃歌」の本質は、まさにそれぞれのキャラクターが持つ独自の心理機能のぶつかり合い。
今回は、歴代ジョジョから宿敵のヴィランまで、ファンの間での通説や心理学的考察をもとに、各部ごとのMBTIタイプを徹底的に掘り下げていきます。あなたと同じ性格タイプのキャラクターが誰なのか、ぜひ探しながら読み進めてみてくださいね!
MBTIで読み解く「ジョジョ」の世界観と人間讃歌
ジョジョの物語において、キャラクターの性格は単なる設定ではありません。それは「スタンド能力」の根源であり、絶体絶命のピンチを切り抜けるための「ロジック」そのものです。
MBTI(16タイプ診断)は、私たちが世界をどう認識し、どう判断するかを4つの指標で分類します。ジョジョたちが放つ「黄金の精神」や、ヴィランが抱く「漆黒の意思」。これらを心理機能の観点から分析することで、物語の深みがさらに増していくはずです。
それでは、第1部から順に、主要キャラクターたちの性格タイプを紐解いていきましょう!
第1部・第2部:黄金の精神の源流と臨機応変な知略
物語の始まりである第1部と第2部では、正反対の性質を持つジョエスター家が登場します。
ジョナサン・ジョースター:ENFJ(主人公 / 正義感あふれる指導者)
真の紳士を目指すジョナサンは、まさにENFJ(主人公型)の鑑です。彼の行動原理は常に「他者への慈愛(外向的感情 Fe)」にあります。たとえ敵であっても、ディオという悪の化身に対しても、最期まで奇妙な友情と敬意を捨てなかった姿は、理想主義的なENFJそのもの。彼の放つ波紋は、その温かい精神性の表れと言えるでしょう。
ディオ・ブランドー:ENTJ(指揮官 / 圧倒的支配者)
ジョナサンの宿敵ディオは、ENTJ(指揮官型)の典型です。スラムからのし上がり、世界を支配しようとする明確な野心(内向的直感 Ni)と、それを実現するための非情なまでの効率性(外向的思考 Te)。カリスマ性で人を惹きつけ、組織を構築する力は、まさに支配者の資質です。
ジョセフ・ジョースター:ESTP(起業家 / 臨機応変な策士)
第2部の主人公ジョセフは、歴代でも屈指のESTP(起業家型)キャラです。理論よりも先に体が動き、その場の状況を最大限に利用する(外向的感覚 Se)。「次におまえは〜と言う」という名台詞は、相手のパターンを瞬時に見抜くESTP特有の観察眼と、内面での鋭い分析(内向的思考 Ti)の賜物です。
第3部:沈黙の巨匠と情熱の旅路
スタンド能力が登場し、物語が世界規模に広がった第3部。ここでは個性の強い仲間たちが揃っています。
空条承太郎:ISTP(巨匠 / 冷静沈着な一匹狼)
圧倒的な人気を誇る承太郎は、ISTP(巨匠型)の代表格です。口数は少なく、一見冷淡に見えますが、その内面では常に状況を冷静に分析しています(内向的思考 Ti)。極限状態でも動じず、0.1秒の隙を突く集中力(外向的感覚 Se)は、まさに職人芸。内側に秘めた熱い正義感(内向的感情 Fi)を、あえて「やれやれだぜ」と突き放す態度がISTPらしさを際立たせています。
花京院典明:INTP(論理学者 / 孤高の探究者)
冷静で分析的な花京院は、INTP(論理学者型)に近い性質を持っています。物事を客観的に捉え、ハイエロファントグリーンの結界を張るような緻密な戦略を立てるのが得意です。幼少期から「自分を理解してくれる人はいない」と感じていた内向的な側面も、このタイプらしい特徴です。
ジャン・ピエール・ポルナレフ:ESFP(エンターテイナー / 人情派の騎士)
ムードメーカーのポルナレフは、ESFP(エンターテイナー型)そのもの。感情を隠さず、常にオープンで、美しいものや楽しいことが大好きです。直感よりも今の感情や感覚(Se-Fi)で動くため、罠にかかりやすい危うさもありますが、その人間味溢れる性格がチームの絆を深めました。
第4部:日常に潜む黄金の精神と管理の狂気
日本の杜王町を舞台にした第4部では、より身近で親しみやすい性格のキャラクターが目立ちます。
東方仗助:ENFP(広報運動家 / 情熱的で人情派)
仗助は、自由で創造的なENFP(広報運動家型)です。リーゼントを馬鹿にされるとキレるというこだわり(内向的感情 Fi)を持ちつつも、基本的には誰とでも仲良くなれる社交性を持っています。彼のスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」が持つ「直す」という力は、破壊よりも再生や繋がりを重んじる彼の性格を象徴しています。
岸辺露伴:INTJ(建築家 / 孤高のクリエイター)
「だが断る」の名言で知られる露伴は、INTJ(建築家型)の傾向が強いです。最高のマンガを描くという一点において妥協を許さず、そのためのリサーチには余念がありません(内向的直感 Ni)。独自の美学と合理性を持ち、群れることを嫌う姿は、まさに孤高の天才です。
吉良吉影:ISTJ(管理者 / 平穏を願う完璧主義者)
ヴィランでありながら、吉良の望みは「平穏な生活」です。これはISTJ(管理者型)の保守的で規律を重んじる側面が極端に現れた形と言えます。爪を切る記録をつけ、決まったルーチンを守る(内向的感覚 Si)。その異常なまでの几帳面さが、かえって周囲に恐怖を与えます。
第5部:運命に抗う覚悟と漆黒の意思
イタリアを舞台に、ギャングの世界を描いた第5部は、キャラクターたちの「覚悟」がMBTIの枠組みを超えて光り輝きます。
ジョルノ・ジョバァーナ:INTJ(建築家 / 静かなる野心家)
ジョルノは、歴代ジョジョの中でも非常に高い戦略性を持つINTJ(建築家型)です。常に数手先を読み、無駄を嫌います。彼の「ギャングスターになる」という夢は、単なる憧れではなく、社会を浄化するための長期的なビジョン(Ni)に基づいています。一見冷静ですが、根底にはDIO譲りの冷徹さとジョナサン譲りの慈愛が共存しています。
ブローノ・ブチャラティ:ISFJ(擁護者 / 献身的なリーダー)
ファンから絶大な信頼を寄せられるブチャラティは、ISFJ(擁護者型)のリーダー像を体現しています。組織への忠誠心と、部下一人ひとりへの細やかな気配り。過去の経験からくる強い義務感(Si)と、弱者を守ろうとする献身(Fe)が、彼の「覚悟」を支えています。
ディアボロ:INTJ(建築家 / 支配的なパラノイア)
「結果だけが残る」と語るディアボロもまた、極端なINTJの側面を持ちます。過去を消し去り、絶頂だけを維持しようとする未来志向(Ni)が、彼を孤独な独裁者へと変えました。他者を一切信じず、徹底的に情報を隠蔽する姿勢は、INTJの「影」の部分を象徴しているようです。
第6部・第7部:継承される意思と再生の物語
物語はさらに広がり、運命の環をめぐる壮大な闘いへと進みます。
空条徐倫:ESTP(起業家 / 逆境を切り拓く行動者)
承太郎の娘、徐倫は父譲りの冷静さを持ちつつも、よりタフで行動的なESTP(起業家型)です。監獄という極限状態において、状況を即座に判断し、肉体とスタンドを駆使して道を切り拓きます。彼女の成長は、依存から自立へと向かうESTPの力強さを描き出しています。
ジョニー・ジョースター:ISFP(冒険家 / 漆黒の意思を持つ個人主義者)
第7部のジョニーは、内面的な葛藤を抱えたISFP(冒険家型)として描かれます。他人からどう思われるかよりも、自分が「ゼロ」から「プラス」へ向かうための個人的な納得(内向的感情 Fi)を何より重視します。その純粋すぎる想いが、時に「漆黒の意思」となって現れるのです。
あなたのタイプはどのスタンド使い?
ここまで各部主要キャラクターのMBTIタイプを見てきました。自分に似たキャラクターは見つかりましたか?
MBTIを知ることで、キャラクター同士の相性や、なぜ特定のシーンで彼らがその決断を下したのかがより深く理解できるようになります。例えば、SJ型のブチャラティが組織を裏切る決断をした時、そこにはどれほどの葛藤があったのか。SP型の承太郎がなぜあの一瞬の好機を逃さなかったのか。
また、ジョジョの物語をより楽しむために、自分自身のタイプを詳しく知るのも面白いですよ。性格診断の結果を片手に、ジョジョの奇妙な冒険を読み返してみると、以前とは違う発見があるかもしれません。
まとめ:ジョジョのMBTI診断キャラ一覧で知る自分の可能性
ジョジョの奇妙な冒険に登場するキャラクターたちは、それぞれが独自のMBTIタイプを持ち、その特性を活かして運命に立ち向かっています。
- SJ型(伝統と責任): ブチャラティやアバッキオのように、使命感を持ってチームを支える。
- SP型(自由と行動): ジョセフや承太郎、徐倫のように、現場の感覚で勝利を掴み取る。
- NF型(理想と共感): ジョナサンや仗助のように、愛と絆で世界を変えていく。
- NT型(知略とビジョン): ジョルノや露伴、DIOのように、独自のロジックで高みを目指す。
どのタイプが良い・悪いではなく、それぞれの強みが「黄金の精神」として輝くのがジョジョの素晴らしいところです。
今回の**ジョジョのMBTI診断キャラ一覧!主要人物の性格タイプを各部ごとに徹底考察!**を通じて、作品への愛がさらに深まれば幸いです。もし、あなたの推しキャラのタイプについて「自分はこう思う!」という考察があれば、ぜひ深掘りしてみてください。ジョジョの世界は、読み解く人の数だけ、新しい「奇妙な冒険」が待っているのですから。
次にあなたがジョジョを読む時、そのキャラクターの背後に見える「性格のロジック」に注目してみてください。きっと、今まで以上に彼らの「覚悟」が心に響くはずです!

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