ジョジョのエシディシとAC/DCの関係は?能力・名言や「あァァァんまりだァ」の謎を解説

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『ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流』。波紋疾走(オーバードライブ)と知略がぶつかり合うこの物語の中で、主人公ジョセフ・ジョースターを最も精神的に揺さぶった強敵といえば、エシディシを置いて他にいません。

「柱の男」の一人として君臨する彼は、圧倒的な戦闘能力だけでなく、読者の脳裏に焼き付いて離れない「あまりにも独特な行動」で知られています。そして、ジョジョファンなら避けては通れないのが、その名前の由来となった伝説的バンド「AC/DC」との繋がりです。

今回は、エシディシというキャラクターの深すぎる魅力と、その元ネタ、そして語り継がれる名言の真意について徹底的に深掘りしていきます。

エシディシの名前の由来と伝説的バンド「AC/DC」の接点

ジョジョの登場人物には、洋楽アーティストやバンド名が由来となっているケースが非常に多いですが、エシディシもその代表格です。

彼の名前の元ネタは、オーストラリアが生んだ世界最強のロックバンドAC/DCです。1973年の結成以来、シンプルかつ重厚な縦ノリのロックンロールを貫き通し、世界中で数億枚のアルバムを売り上げた怪物バンドですね。

なぜ、荒木飛呂彦先生は彼にこの名前を授けたのでしょうか。

バンド名の「AC/DC」は、掃除機の裏側に書かれていた「交流(Alternating Current)/直流(Direct Current)」の表記から取られたと言われています。これには「電圧が高い」「パワフル」といったニュアンスが込められていますが、ジョジョ劇中のエシディシもまさに「高熱」という強烈なエネルギーを操る存在です。

さらに面白いのが、バンドの音楽性との共通点です。AC/DCの楽曲は、小細工なしの直球勝負でありながら、聴く者を圧倒する唯一無二のグルーヴを持っています。エシディシもまた、策を弄するジョセフに対して、最終的には自らの熱い血液と生命力で真っ向からねじ伏せようとする熱量を持っていました。

「AC/DC」という名前が持つ「ビリビリ痺れるようなパワー」と、エシディシの「血管から噴き出す熱き流法」が見事にリンクしているのです。

精神のセルフコントロール?「あァァァんまりだァァアァ」の真意

エシディシを語る上で、絶対に外せないのがあの号泣シーンです。

ジョセフとの対決中、自らの策略を見破られ、腕を切り落とされるという屈辱を味わったエシディシ。激昂して襲いかかってくるかと思いきや、彼は突然「あァァァんまりだァァアァ」と子供のように泣き崩れました。

これには読者も、そして対峙していたジョセフも「なんだこいつは……?」と困惑せざるを得ませんでした。しかし、これこそがエシディシの強さの秘密なのです。

彼は感情が爆発しそうになった時、あえて激しく泣くことで精神のバランスを保っています。怒りに我を忘れて冷静さを失えば、戦いにおいて命取りになる。それを防ぐために、あえて「泣く」という行為で脳をリセットしているのです。

実際、泣き止んだ直後のエシディシは、何事もなかったかのように冷徹な戦略家へと戻っていました。この「異常なまでの自己制御能力」こそが、数万年を生き抜いてきた「柱の男」の恐ろしさと言えるでしょう。

炎の流法「怪焔王(かいえんのう)」の圧倒的脅威

エシディシの戦闘スタイルは、自らの血液を摂氏500度以上に加熱して操る「炎の流法(モード)」です。

吸血鬼たちが氷の能力を使うのに対し、その上位存在である柱の男たちは、それぞれ異なる自然界の力を操ります。エシディシの「怪焔王」は、その名の通り炎を統べる王のような破壊力を持っています。

  • 血管針による攻撃:自身の血管を体外へ突き出し、相手の体内に直接500度の熱血を送り込む。
  • 怪焔王大車獄(かいえんのうだいしゃごく):背中から無数の血管を伸ばし、周囲を火の海に変えながら切り刻む。

この能力の恐ろしい点は、単純な熱攻撃だけでなく、エシディシ自身の肉体構造にあります。彼はダメージを受けても、脳と血管さえ無事であれば活動を続けられます。ジョセフに肉体を破壊された後も、脳だけの姿でスージーQの背中に取り憑き、仲間のために「エイジャの赤石」を奪おうとしたシーンは、彼の「仲間への忠誠心」と「勝利への執念」を象徴していました。

ジョセフをも感服させたエシディシの「誇り」と名言

エシディシはただの残忍な敵ではありませんでした。彼には、悠久の時を共に歩んできたカーズやワムウへの深い信頼と、戦士としての誇りがありました。

彼が残した名言の中で、特に印象的なものを振り返ってみましょう。

「HEY!あがががが あがたぁ!」

ジョセフのお家芸である「次におまえは〜と言う」という予言を、わざとふざけた声を出すことで封じ込めた一幕です。これにはジョセフも「こ、こいつ……人の先読みを逆手に取りやがった!」と動揺を隠せませんでした。エシディシの頭脳が、主人公であるジョセフと同等かそれ以上にキレることを証明した名シーンです。

「わが目的はあくまで『赤石』!わが仲間カーズのため!」

肉体を失い、醜い脳と血管だけの姿になっても、彼は自分自身の生還ではなく、仲間の目的達成のために動きました。この「個」を超越した献身的な姿勢は、敵ながらあっぱれと言わざるを得ません。

最期に消滅する際、ジョセフは彼に対して敬意を払い、波紋で苦痛を与えずに送りました。「こいつはこいつなりに必死に生きていた」というジョセフの言葉は、エシディシが単なる悪役ではなく、独自の美学を持った一人の生命体であったことを物語っています。

ジョジョのエシディシとAC/DCの関係は?能力・名言や「あァァァんまりだァ」の謎を解説のまとめ

エシディシという男は、ジョジョの歴史の中でも極めて異質な存在です。

伝説的バンドAC/DCから名付けられたその名は、彼の持つ熱く、激しいエネルギーを見事に表現していました。「あァァァんまりだァ」という号泣シーンは、初見ではギャグのように見えますが、その本質は「極限状態でのメンタル管理」という、現代人にも通じる(?)高度な技術だったのです。

知略に長け、炎を操り、そして仲間のために命を懸ける。

彼がジョセフに遺した衝撃は、その後の承太郎や仗助たちの物語にも流れる「誇り高き魂の戦い」の原点の一つと言えるかもしれません。改めて第2部を読み返す際は、ぜひAC/DCの激しいロックをBGMに、エシディシの熱すぎる生き様を感じてみてください。

きっと、あの号泣シーンが以前よりもずっと「かっこいいもの」に見えてくるはずです。

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