『ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流』。1880年代のイギリスから舞台は一変、1938年のニューヨーク、そしてメキシコ、イタリアへと加速していく物語のスピード感に、魂を震わせたファンも多いはず。
第1部の重厚な人間ドラマを引き継ぎつつ、さらにトリッキーで手に汗握る知略戦が展開されるのが2部の醍醐味です。そこで今回は、ジョセフ・ジョースターをはじめとする主要キャラクターから、人類の天敵である「柱の男」まで、その能力や魅力を余すことなくお届けします。
往年のファンはもちろん、最近アニメや原作に触れた方も、この熱き戦いの系譜を一緒に振り返っていきましょう。
世代を超えて受け継がれる黄金の精神!第2部の主要味方キャラクター
第2部の魅力は、なんといっても主人公ジョセフ・ジョースターのキャラクター性にあります。祖父ジョナサンのような「正統派の紳士」とは一線を画す、型破りなヒーロー像が物語を牽引します。
ジョセフ・ジョースター(二代目ジョジョ)
第2部の主人公であり、シリーズ屈指の策士。イギリス生まれのアメリカ育ちで、ジョナサンの孫にあたります。性格は陽気でお調子者。しかし、ひとたび戦闘に入れば、相手の心理を読み切り「次に、お前は……と言う!」と決め台詞を放つ頭脳派です。
生まれつき波紋の才能を持っていましたが、最初は我流。クラッカー・ヴォレイなどの小道具を使い、ハッタリと奇策で強敵を翻弄します。仲間を想う熱い心と、いざという時の逃げ足の速さという人間味あふれるギャップが、多くのファンを魅了してやみません。
ちなみに、ジョセフが常に身につけているようなスタイリッシュなファッションをチェックしたい方は、ジョジョ フィギュアなどで彼の独特なポージングや衣装の細部を確認してみるのも面白いですよ。
シーザー・アントニオ・ツェペリ
イタリアの波紋使いで、ジョセフのライバルであり最高の相棒。1部のツェペリさんの孫にあたります。当初はジョセフの不真面目さに反発していましたが、共に厳しい修業を乗り越える中で深い友情を築きます。
特殊な石鹸水を使った「シャボン・ランチャー」や「シャボン・カッター」という、美しくも鋭い波紋技の使い手。誇り高きツェペリ一族としての宿命を背負い、最期の瞬間までジョセフに解毒剤を届けるために戦い抜いた姿は、ジョジョ史上屈指の名シーンとして語り継がれています。
リサリサ(エリザベス・ジョースター)
ジョセフとシーザーの師匠。ヴェネツィア近郊のエア・サプレーナ島で二人を鍛え上げた、波紋の達人です。見た目は20代の美女ですが、実は50歳。波紋の力で若さを保っています。
常に沈着冷静で、特殊な布で作られたマフラーを武器に戦います。その正体はジョセフの実の母親。過酷な運命に翻弄されながらも、指導者として、一人の戦士として凛と立つ彼女の姿は、作中の女性キャラの中でも圧倒的な存在感を放っています。
ルドル・フォン・シュトロハイム
ドイツ軍の将校であり、ある意味で2部最強の「変態」キャラ。当初は敵として登場しますが、サンタナとの戦いを経て、ジョセフの心強い(?)協力者となります。
誇り高い愛国心を持ち、「ドイツの科学力は世界一ィィィ!」という絶叫はあまりにも有名。サンタナ戦で自爆した後にサイボーグ化し、腹部に重機関銃を内蔵するなど、もはや人間を辞めたようなスペックで柱の男たちに立ち向かいます。
ロバート・E・O・スピードワゴン
1部から引き続き登場する、ジョースター家の守護聖人のような存在。アメリカで石油王となり、巨大組織「スピードワゴン財団(SPW財団)」を設立しました。財力と情報力でジョセフをバックアップし、物語の裏方として重要な役割を果たします。
人類を凌駕する闇の一族!最強の敵「柱の男」たちの驚異的な能力
第2部の敵は、吸血鬼を遥かに超える存在「柱の男」たち。約1万年前に存在した闇の一族の生き残りであり、太陽の光を克服するために「エイジャの赤石」を求めて現代に蘇りました。
彼らはそれぞれ独自の戦闘スタイル(流法:モード)を持っています。
カーズ(光の流法)
柱の男たちのリーダーであり、石仮面の製作者。天才的な知能を持ち、冷酷かつ合理的な性格です。彼の流法は「光の流法(輝彩滑刀)」。腕から飛び出した骨の刃を高速回転させ、光の屈折を利用して対象を切り裂きます。
最終的にはスーパーエイジャの赤石を手に入れ、地球上の全生物の能力を併せ持つ「究極生命体(アルティメット・シイング)」へと進化。まさに不死身の存在となりますが、ジョセフの奇策と火山の噴火によって宇宙へ放り出され、永遠に宇宙を彷徨うことになります。
エシディシ(炎の流法)
カーズの盟友であり、感情の起伏が激しい戦士。激昂して暴れまわった後、急に大泣きして冷静さを取り戻すという、ジョセフすら困惑させる奇癖を持っています。
彼の流法は「炎の流法(熱砂の流法)」。自らの血液を摂氏500度まで加熱し、それを血管状の管から噴射して敵を溶かします。ジョセフとの知恵比べに敗れた後も、脳だけの状態になっても執念を見せました。
ワムウ(風の流法)
「戦いの天才」と称される若き戦士。階級としてはカーズやエシディシの下ですが、戦闘能力は極めて高く、特にシーザーを追い詰めた強さは圧倒的。
流法は「風の流法」。自らの肉体を高速回転させて真空の状態を作り出す「神砂嵐」は必殺の威力。誇り高き武人としての精神を持ち、強敵に対しては敵であっても敬意を払う潔さがあります。その高潔な魂は、ジョセフからも戦士として認められていました。
サンタナ
メキシコの遺跡で最初に発見された柱の男。他の3人とは異なり、階級は低く「番犬」のような扱いをされていました。流法は持ち合わせていませんが、肉体を自在に変形させて狭い隙間に入り込んだり、相手の肉体に侵入したりといった驚異的な身体能力を見せました。
脇を固める個性豊かなサブキャラクターたち
物語に深みを与えるのは、主要人物だけではありません。2部を彩る周辺キャラクターも忘れてはいけません。
エリナ・ジョースター
ジョセフの祖母。1部のヒロインであり、ジョナサンの最期を見届けた女性です。厳格ながらも慈愛に満ちた性格で、ジョセフを立派な紳士(?)に育て上げようと奮闘しました。彼女がスピードワゴンと共に物語の根底を支えているからこそ、ジョースターの血筋は保たれています。
スージーQ
リサリサの身の回りの世話をしていた女性。少し天然でお茶目な性格ですが、エシディシに寄生されるという過酷な経験も。戦いの後、ジョセフと結婚し、第3部の主人公・承太郎の祖母、第4部の仗助の父方の関係者となるなど、物語のバトンを繋ぐ重要な役割を果たします。
ストレイツォ
1部でジョナサンと共にディオと戦った波紋使い。しかし、老いへの恐怖に負け、永遠の若さを求めて自ら石仮面を被り吸血鬼化。2部の冒頭でジョセフに立ちはだかります。かつての味方が敵になるという展開は、読者に大きな衝撃を与えました。
スモーキー・ブラウン
ニューヨークでジョセフと出会ったスリの少年。ジョセフの優しさに触れ、彼らの戦いを見守る存在となります。物語の後半では、ジョセフの影響を受けて成長し、後に黒人初の市長になるというエピソードは、彼の人生における黄金の精神の芽生えを感じさせます。
まとめ:ジョジョ2部のキャラ一覧!柱の男の能力や主要登場人物の魅力を徹底解説ッ!
第2部『戦闘潮流』は、ジョセフ・ジョースターという一人の男が、仲間との別れや厳しい修業を経て、人類の脅威である「柱の男」に立ち向かっていく熱き物語です。
今回ご紹介した**ジョジョ2部のキャラ一覧!柱の男の能力や主要登場人物の魅力を徹底解説ッ!**の内容を振り返ってみると、それぞれのキャラクターが己の信念や誇りを懸けて戦っていたことが改めてわかります。
ジョセフのトリッキーな頭脳戦、シーザーの哀しき宿命、リサリサの凛とした強さ、そしてワムウたちの圧倒的な戦士としてのプライド。これらが複雑に絡み合うからこそ、2部は今なお色褪せない名作として愛されています。
また、劇中で描かれるファッションや小道具のこだわりもジョジョの魅力。もっと詳しく世界観に浸りたいなら、ジョジョ 画集などで荒木飛呂彦先生の美麗なカラーイラストをチェックするのもおすすめです。
この解説を通じて、第2部の深みに少しでも触れていただけたなら幸いです。次にあなたが読み返す時には、きっと新しい発見があるはずですよ。
「おまえは次に、もう一度2部を読みたくなった……と言う!」

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