「覚悟はいいか? 俺はできてる」
そんな名セリフが脳内に響き渡るほど、ファンの心を熱くさせる『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』。この物語の魅力は、なんといってもイタリアの美しい街並みと、そこで繰り広げられる死闘のリアリティにあります。アニメや漫画で見たあの風景が、実はイタリアに実在することを知っていますか?
今回は、ジョルノたちが駆け抜けたイタリアのモデル都市を巡る、ファン必見の聖地巡礼ルートを徹底解説します。単なる観光旅行ではなく、黄金の精神を肌で感じるための旅へ、一緒に出かけましょう。
物語の始まり、混沌と情熱のナポリを歩く
ジョルノ・ジョバァーナが「ギャング・スター」に憧れ、物語が産声をあげた場所、それが南イタリア最大の都市ナポリです。ここはまさにジョジョ5部の心臓部ともいえるエリア。
まずは、広瀬康一くんが降り立ったナポリ・カポディキーノ国際空港から旅をスタートしましょう。空港の外に出れば、そこにはジョルノがタクシーを走らせていたあの風景が広がっています。イタリアらしい喧騒と、どこか危うい空気感。まさに物語の導入部にふさわしい場所です。
ナポリ市街へ移動したら、ジョルノがブチャラティと出会う前に海を眺めていた「卵城(カステル・デル・オボ)」は外せません。海岸線にそびえ立つこの城を背景に、ジョルノが何を思っていたのか。潮風に吹かれながら想像するだけで胸が熱くなりますね。
さらに、アニメで印象的だったケーブルカー(フニコラーレ)に乗ってヴォメロの丘へ向かいましょう。サン・マルティーノ修道院付近からの眺めは、ナポリ市街とベズビオ火山を一望できる絶景スポット。ジョルノとブチャラティが組織の階段を上り始めたあの高揚感を、この景色と共に味わってください。
カプリ島でポルポの遺産を追いかける
ナポリから高速船に揺られて約1時間。青い海に囲まれた美しいリゾート地、カプリ島が見えてきます。ここはポルポの遺産6億リラを巡る、チームの初陣となった場所です。
船が到着するマリーナ・グランデは、サーレーとズッケェロとの攻防戦が繰り広げられた港。豪華なクルーザーが並ぶ風景は作中の描写そのものです。
カプリ島といえば「青の洞窟」が有名ですが、ファンにとって気になるのは「あの公衆トイレ」ではないでしょうか。ポルポが財産を隠していたトイレのモデルとされる場所は、島の各所に点在する白いタイルの建物がイメージソースになっています。特定の「ここ!」という場所を決めるよりも、島の空気感そのものが5部の世界観そのものだと感じられるはずです。
島内を移動する際は、ぜひサングラスを。地中海の強い日差しを遮りながら、ミスタのように鋭い眼差しで島を散策してみるのも楽しみの一つですね。
ポンペイの遺跡で「猛犬」のメッセージを受け取る
ナポリから電車で少し足を伸ばせば、時が止まった街ポンペイに到着します。ここはジョルノ、アバッキオ、フーゴの3人が、ボスの命令で鍵を回収に向かった場所です。
広大な遺跡の中で必ず訪れたいのが「悲劇詩人の家」。入り口の床には、有名な「CAVE CANEM(猛犬注意)」のモザイク画が実在します。実際にその場に立つと、アバッキオが放った「命令は守る。部下も守る」という決意の重さが伝わってくるようです。
鏡の中の敵との戦い、そしてフーゴのスタンド「パープル・ヘイズ」の猛威。そんな激闘の舞台となった古代の石畳を踏みしめる体験は、聖地巡礼のハイライトといえるでしょう。
ヴェネツィアで運命の決断に立ち会う
物語が中盤から終盤へと加速していく舞台、それが水の都ヴェネツィアです。ここはブチャラティが自らの運命を選び取り、組織を裏切る決断をした、非常に重要な聖地です。
まずはサンタ・ルチア駅前。フィレンツェからの超特急で命からがら到着したあの場所です。駅近くの広場には、ギアッチョ戦で印象的だったライオンの像があり、ジョルノとミスタのコンビネーションを思い出させます。
そして、最も神聖な場所ともいえるのがサン・ジョルジョ・マッジョーレ島です。大聖堂の鐘楼は、ブチャラティがトリッシュを連れてボスと対峙した場所。実際にエレベーターで上に登ることができ、そこからはヴェネツィアの街並みが360度見渡せます。
あのエレベーターの中で何が起きたのか。静寂に包まれた教会の中で、ブチャラティの「吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!」という魂の叫びに思いを馳せてみてください。
運河を移動する際は一眼レフカメラを忘れずに。水の都の美しさは、どの切り口から撮ってもジョジョの背景画のような芸術性を放っています。
サルデーニャ島に眠るボスの過去を暴く
物語はいよいよクライマックスへ。ボスの正体を暴く鍵を握る地、サルデーニャ島へ向かいます。ここはリゾットとドッピオの死闘、そしてアバッキオの最期という、涙なしでは語れないシーンの舞台です。
島の北東部に位置するコスタ・ズメラルダ(エメラルド海岸)は、世界中のセレブが集まる超高級リゾート。しかしジョジョファンにとっては、あの「真実」が眠る崖の地です。
ドッピオが占い師と出会い、リゾットと対峙した断崖絶壁。そしてアバッキオが子供たちに混ざってビデオを再生しようとした砂浜。透き通るような海と荒々しい岩肌のコントラストは、物語の残酷さと美しさを象徴しているようです。
このエリアは移動距離が長いため、レンタカーを借りるか、計画的なタクシー移動が推奨されます。歩き回る際はスニーカーが必須アイテム。険しい岩場を歩くシーンもあるため、しっかりとした靴で挑みましょう。
最終決戦の地、永遠の都ローマで幕を閉じる
すべての道はローマに通ず。第5部のフィナーレを飾る舞台は、イタリアの首都ローマです。
最大の聖地は、なんといってもコロッセオ。ポルナレフが待ち続け、レクイエムが発動し、魂が入れ替わるというカオスな戦いが行われた場所です。巨大な円形闘技場の威容は、まさに最終決戦にふさわしい迫力。内部を見学すると、セッコが地中を泳ぎ、チョコラータがヘリからカビを撒き散らした光景が目に浮かぶようです。
そして、矢を奪い合い、ジョルノが「黄金の風」を吹かせたサンタンジェロ橋。テヴェレ川に架かるこの橋の上で、ディアボロとの決着がつきました。川の流れを見つめながら、犠牲になった仲間たちを想う。これこそが聖地巡礼の締めくくりにふさわしい瞬間です。
ローマの街を歩く際はモバイルバッテリーを準備しておきましょう。地図を確認したり、写真を撮ったりと、聖地巡礼ではスマートフォンをフル活用するため、電池切れは死活問題です。
ジョジョ5部聖地巡礼ガイド!イタリアのモデル都市とおすすめ観光ルートを徹底解説のまとめ
イタリア各地を巡るジョジョ5部の聖地巡礼。それは単なるアニメの舞台探訪を超えて、登場人物たちが命を懸けて守り抜こうとした「誇り」や「意思」を追体験する旅です。
ナポリの雑踏から、ヴェネツィアの静寂、そしてローマの荘厳さまで。イタリアという国が持つ多様な表情は、そのまま第5部の物語の厚みになっています。実際にその場所を訪れることで、コミックスのページをめくるたびに感じていたあの熱量が、何倍にも膨れ上がることでしょう。
この記事を参考に、あなただけの「黄金のルート」を計画してみてください。イタリアの風を感じ、ジョルノたちが見た景色をその目に焼き付ける。そんな一生モノの体験が、あなたを待っています。
ジョジョ5部聖地巡礼ガイド!イタリアのモデル都市とおすすめ観光ルートを徹底解説を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。あなたの旅に、黄金のような輝きがありますように!
次は、実際にイタリアへ行くための旅行ガイドブックをチェックして、具体的なスケジュールの準備を始めてみませんか?

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