『ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン』。シリーズ初の女性主人公・空条徐倫が、監獄という絶望的な状況から運命に立ち向かう姿は、何度読んでも胸が熱くなりますよね。
でも、6部はジョジョ史上でも屈指の「スタンド能力の複雑さ」を誇るパートでもあります。「あのキャラの能力って結局どういうこと?」「あの敵の最後はどうなったんだっけ?」と、情報の整理が追いつかない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、物語を彩る主要メンバーから、読者を絶望させた強敵たちまで、ジョジョ6部キャラ一覧としてその魅力を徹底的に網羅しました。この記事を読めば、ストーンオーシャンの壮大な物語がより深く楽しめるはずです。
運命に抗う徐倫一行!主要キャラクターとスタンド能力
物語の核となるのは、グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所(通称:水族館)で出会い、固い絆で結ばれた仲間たちです。
空条 徐倫(くうじょう ジョリーン)
本作の主人公。承太郎の娘であり、ジョースターの血を引く誇り高き女性です。
- スタンド:ストーン・フリー自分の体を糸状に分解して操る能力です。糸を編み込んで人型にすれば近距離パワー型として戦え、糸を伸ばせば遠くの音を聴く盗聴や、傷口の縫合、さらにはメビウスの輪を作って攻撃を無効化するなど、応用力は作中随一。最初はひ弱な少女でしたが、父を救うという決意とともに、精神的にも肉体的にもジョジョ史上屈指のタフな主人公へと成長していきます。
エルメェス・コステロ
徐倫が刑務所で最初に出会った、情に厚く「兄貴」と呼びたくなるような相棒です。
- スタンド:キッス手から出した「シール」を貼った物体を2つに増やします。シールを剥がすと物体は1つに戻りますが、その際に破壊的な衝撃が発生するのが最大の特徴。姉の仇であるスポーツ・マックスへの復讐心は壮絶ですが、仲間を想う優しさも超一流。ちなみに、彼女がパンティーの中に隠し持っている金は、刑務所生活の知恵ですね。
フー・ファイターズ(F・F)
知性を持ったプランクトンの集合体という、シリーズでも異色のキャラクターです。
- スタンド:フー・ファイターズプッチ神父がDISCによって生み出した存在ですが、徐倫に「知性」と「思い出」の大切さを教わり、仲間になります。弾丸のようにプランクトンを飛ばして攻撃したり、仲間の傷を塞いだりするヒーラー役としても活躍。常に水を飲んでいないと干からびてしまうという弱点があり、エートロという女性囚人の体を借りて人間として振る舞う姿はどこか愛くるしいです。
ウェザー・リポート
記憶を失い、エンポリオの隠し部屋に潜んでいた寡黙な男。
- スタンド:ウェザー・リポート天候を自在に操る、極めて強力な能力です。雨を降らせるのはもちろん、霧で視界を遮ったり、毒ガエルを降らせたりと、その攻撃範囲は広大。実はプッチ神父の双子の弟であり、記憶を取り戻した際に発動する「ヘビー・ウェザー」は、サブリミナル効果で生物をカタツムリに変えてしまうという、制御不能の災厄を引き起こします。
ナルシソ・アナスイ
バラバラ殺人犯として収監されている、非常に危険で執着心の強い男。
- スタンド:ダイバー・ダウン物体の中に「潜り込み」、内部から構造を組み替えたり、エネルギーを解き放ったりします。徐倫に一目惚れし、「彼女を守って結婚する」という目的のためだけに戦います。初期登場時と性別が違って見えるのは、彼の精神状態の変化……あるいは「分解」して組み替えた結果かもしれませんね。
エンポリオ・アルニーニョ
刑務所内で生まれ育った少年。野球のユニフォームがトレードマークです。
- スタンド:バーニング・ダウン・ザ・ハウス「物の幽霊」を扱う能力。かつて焼失した部屋や、実体のないピアノ、さらにはヘビーデューティーな懐中電灯のような道具の幽霊を使い、徐倫たちをバックアップします。彼は直接戦うことはほとんどありませんが、その知識量と「勇気」が、最終的に宇宙の運命を左右することになります。
絶望のカウントダウン!宿敵と刑務所の刺客たち
6部の魅力は、敵サイドの「意志の強さ」にもあります。特にプッチ神父の目的は、これまでの悪役とは一線を画すものでした。
エンリコ・プッチ(プッチ神父)
本作のラスボス。DIOを信奉し、全人類を「覚悟」の状態へ導く「天国へ行く方法」を完遂しようとします。
- ホワイトスネイク: 心を「DISC」にして抜き出す能力。記憶やスタンドを奪い、他人に植え付けることも可能。
- C-MOON: 重力を反転させる能力。自身を中心として周囲の重力を遠ざけ、触れたものを裏返します。
- メイド・イン・ヘブン: 時を無限に加速させる能力。自分だけが加速した時間についていけるため、実質的に回避不能の攻撃を繰り出します。
承太郎のDISCを狙う刺客たち
プッチ神父の刺客は、どれも個性的で厄介な能力ばかりです。
- ジョンガリ・A: 元狙撃手の盲目の囚人。スタンド「マンハッタン・トランスファー」を中継点にし、風の流れを読んで弾丸を必中させます。
- サンダー・マックイイーン: 究極の巻き添え型スタンド「ハイウェイ・トゥ・ヘル」の使い手。自分が自殺しようとすると、選んだ相手も同じ死に方をするという、非常に迷惑かつ強力な能力です。
- ミラション: 「取り立て人マリリン・マンソン」を操り、賭けに負けた相手から強制的に臓器や金品を徴収します。
- ラング・ハングラー: 「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」により、唾を吐きかけた相手の周囲を無重力状態にします。空気がなくなる恐怖は凄まじいものがありました。
- スポーツ・マックス: 「リンプ・ビズキット」で死者を透明なゾンビとして蘇らせます。エルメェスの復讐の対象であり、彼女の覚悟が試される名バトルとなりました。
衝撃の結末と「一巡した世界」のキャラクター
物語のクライマックス、プッチ神父の「メイド・イン・ヘブン」により、宇宙は終わりを迎え、新しい世界へと一巡します。
運命を託されたエンポリオ
加速する時の中で、徐倫はエンポリオを逃がすために自らを犠牲にします。一人取り残されたエンポリオは、一巡した後の世界でプッチ神父と対峙。ウェザー・リポートのDISCを自分に挿入し、純粋酸素の猛毒で神父を打ち破りました。
アイリンとアナキッス
神父がいなくなった新しい世界では、かつての仲間たちが「似ているけれど別の存在」として生きていました。
- アイリン: 徐倫に似た女性。父・承太郎との関係も良好なようです。
- アナキッス: アナスイに似た男性。アイリンの恋人。
彼女たちの名前から「ジョジョ(JOJO)」という響きが消えているのは、ジョースター家が吸血鬼やプッチ神父との呪縛から解放され、普通の幸福を掴み取った証とも言われています。少し寂しいけれど、最高に美しいハッピーエンドですよね。
複雑なスタンド能力を読み解くヒント
6部のスタンドは、物理的な破壊力よりも「概念」や「ルール」を押し付けるタイプが多いのが特徴です。
例えば、ケンゾーの「ドラゴンズ・ドリーム」は風水によるラッキーポイントを突く能力ですし、リキエルの「スカイ・ハイ」はロッズという未知の生物を操って体温を奪います。これらを理解するには、スタンド図鑑やアニメでの演出をチェックするのが一番です。
もし、より詳細な情報を手元に置いておきたいなら、ジョジョの奇妙な冒険 第6部 全巻セットを読み返してみるのがおすすめです。何度も読み込むことで、初見では気づかなかった伏線や、キャラ同士の深い繋がりが見えてきますよ。
ジョジョ6部キャラ一覧!主要・敵・スタンド能力を徹底網羅
ここまで『ストーンオーシャン』の主要キャラクターとスタンド能力を振り返ってきましたが、いかがでしたでしょうか。
徐倫たちの戦いは、一見すると悲劇的な結末に見えるかもしれません。しかし、エンポリオが引き継いだ「意志」と、新世界で幸せそうに笑うアイリンたちの姿は、紛れもなく彼女たちが勝ち取った勝利の結果です。
6部は、キャラクター一人ひとりの「覚悟」が、血の宿命を超えて世界を救う物語でした。この記事が、あなたのジョジョライフをより豊かにする一助となれば幸いです。
もっと詳しく各エピソードを知りたくなった方は、ぜひジョジョの奇妙な冒険 第6部 アニメBlu-rayなどで、あの緊迫感あふれるバトルを再体験してみてくださいね。
ジョジョ6部キャラ一覧を参考に、ぜひもう一度『ストーンオーシャン』の深い世界観に浸ってみてください!

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