ジョジョのしげちー(矢安宮重清)の声優は誰?山口勝平のハマり役を徹底解説!

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『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』。杜王町を舞台にしたこの物語の中で、良くも悪くも視聴者の心に「トゲ」のように刺さって抜けないキャラクターといえば、そう、「しげちー」こと矢安宮重清ですよね。

独特すぎるルックス、中学生とは思えない強欲さ、そしてあまりにも衝撃的な最期。彼の一挙手一投足に一喜一憂したファンは多いはずです。そして、その強烈なキャラクターを「完成」させたのが、魂の籠もった「声」でした。

今回は、しげちーを演じた声優・山口勝平さんの圧倒的な演技力や、キャラクターとのシンクロ率、そしてファンを涙させた名シーンの裏側まで、じっくりと深掘りしていきます。


アニメ版しげちーを演じたのはレジェンド・山口勝平さん!

アニメ版『ジョジョの奇妙な冒険 第4部』において、しげちーの声を担当したのは、声優界のレジェンド、山口勝平さんです。

山口勝平さんといえば、数々の国民的アニメで主役を務めてきた超実力派。名前を聞いてピンとこなくても、その声を聴けば「ああ、あのキャラの人だ!」と誰もが納得するはずです。

山口勝平さんの代表的なキャラクター

しげちーのあの独特な喋り方からは想像もつかないほど、山口さんは幅広い役柄を演じ分けています。

  • 『名探偵コナン』の工藤新一/怪盗キッド
  • 『犬夜叉』の犬夜叉
  • 『ONE PIECE』のウソップ
  • 『らんま1/2』の早乙女乱馬
  • 『DEATH NOTE』のL(エル)

こうして並べてみると、二枚目から熱血漢、さらには変人天才まで、まさに変幻自在。そんな山口さんが「しげちー」という、お世辞にもイケメンとは言えない、エキセントリックな中学生を演じると決まった時、ファンの間では大きな期待が寄せられました。

結果として、山口さんは私たちの想像を遥かに超える「しげちー像」を提示してくれたのです。


ゲーム版から続く「運命的」なキャスティング

実は、山口勝平さんがしげちーを演じたのはアニメ版が最初ではありません。

ジョジョシリーズのファンにはお馴染みの対戦格闘ゲームジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル R。この前身となるPS3版の時点で、すでに山口さんはしげちー役に抜擢されていました。

ジョジョのアニメシリーズは、作品のクオリティを維持するために、ゲーム版からキャストが変更されることも珍しくありません。しかし、しげちーに関してはゲーム登場時から「これ以上の適役はいない」と絶賛されており、アニメ版でもそのまま続投という形になりました。

山口さん本人も、しげちーというキャラクターに対して並々ならぬ愛着を持って演じていたことが、その演技の節々から伝わってきます。


なぜ「山口勝平のしげちー」は神がかっていたのか?

しげちーは、視聴者にとって「最初は嫌いだけど、最後には大好きになってしまう」という、非常に珍しいタイプのキャラクターです。その感情のジェットコースターを作り出したのは、間違いなく山口さんの声の力でした。

1. 「~だど」という口癖のリアリティ

しげちーの最大の特徴である「~だど」「うっしっし」という口癖。文字で読むとコミカルですが、実際に声に出すと不自然になりがちなフレーズです。

山口さんは、これを「わざとらしくない、しげちーの一部」として完璧に馴染ませました。子供特有の舌足らずさと、中学生らしい図々しさが混ざり合ったあの発声は、まさに職人芸。視聴者はいつの間にか、あの奇妙な喋り方に愛着を持ってしまうのです。

2. 「強欲さ」の裏にある純粋な子供らしさ

しげちーは、スタンド「ハーヴェスト」を使って小銭を集め、仗助たちと宝くじの当選金を巡って醜い争いを繰り広げます。

この時の山口さんの演技は、本当に「腹が立つ」ほど見事でした。金に目がくらんだ時の卑屈な笑い声や、自分の権利を主張する時の必死な声。しかし、その根底には「悪意」ではなく「子供ゆえの無知と純粋な欲」があることを感じさせる絶妙なバランスでした。

だからこそ、後に彼が仗助たちと「友達」になった時、その絆が本物であることを私たちは心から信じることができたのです。


全視聴者が涙した、しげちー最期の熱演

しげちーを語る上で避けて通れないのが、殺人鬼・吉良吉影との遭遇、そして彼の最期です。

究極の恐怖と、それを超える愛

吉良のスタンド「キラークイーン」によって、すでに致命的なダメージを負ったしげちー。彼は血を流しながら、ボロボロの体で学校内を逃げ回ります。

このシーンでの山口勝平さんの演技は、まさに圧巻の一言でした。

死への恐怖に震える声、荒い息遣い。そして、自分が死ぬことよりも「パパとママがアイツ(吉良)に殺されるかもしれない」という恐怖に直面した時の、魂を振り絞るような叫び。

「パパとママを守らなきゃあならない」

このセリフに込められた決意は、それまでの「強欲なしげちー」のイメージを一変させました。彼はただの欲張りなガキではなく、家族を愛する一人の勇気ある少年だった。山口さんの声が、しげちーの魂を「ヒーロー」へと昇華させた瞬間でした。

「仗助―――ッ!!」に込められたメッセージ

仗助の目の前で、誰にも気づかれずに爆発四散するしげちー。最後の瞬間に彼が叫んだ「仗助―――ッ!!」という声。

あれは助けを求める声ではなく、自分を友達と呼んでくれた仗助への信頼と、吉良という巨悪の存在を知らせるための執念の叫びでした。山口さんの声が途切れた瞬間、物語の空気は一変し、杜王町の平穏が完全に終わったことを視聴者は肌で感じることになったのです。


独特なビジュアルと声の相乗効果

しげちーのビジュアルは、頭部に無数の突起があり、お世辞にも「親しみやすい」とは言えません。しかし、山口勝平さんの声がつくことで、その異形さが「キャラクターの個性」として愛おしいものに変わりました。

ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない Blu-ray BOXなどで改めて見返すと、しげちーが初登場した時のコミカルな雰囲気と、退場する時のシリアスな雰囲気の差に驚かされます。

山口さんは、一つのキャラクターの中で「笑い」「怒り」「欲」「愛」「死」という、人間が持つあらゆる感情を出し切りました。これほどまでに密度の濃い演技は、ベテランである山口さんだからこそ成し遂げられた業だと言えるでしょう。


山口勝平さんのキャリアにおける「しげちー」の立ち位置

山口勝平さんご自身も、様々なインタビューやイベントでしげちー役に触れることがあります。

多くの主役を演じてきた山口さんにとっても、しげちーのようなアクの強い脇役を全力で演じることは、非常にやりがいのある仕事だったようです。

また、共演した東方仗助役の小野友樹さんや、虹村億泰役の高木渉さんとの掛け合いも絶妙でした。特に高木渉さんとは長年の共演経験もあり、しげちーと億泰の「ちょっとおバカなやり取り」は、アドリブ感の漂う非常にテンポの良いものになっていました。

これらの掛け合いがあるからこそ、後の悲劇がより一層際立つのです。


海外ファンも絶賛する「Shigechi」の演技

ジョジョは今や世界中で愛される作品です。海外の反応を見てみると、しげちー(海外ではShigechi)に対する評価は日本と同様、非常に高いものがあります。

英語吹き替え版などでも、山口勝平さんのアプローチをリスペクトしたような、特徴的な高音での演技が行われています。しかし、やはり「オリジナルの山口勝平さんの声じゃないと、あの絶望感は味わえない」という熱狂的な海外ファンも少なくありません。

言葉の壁を超えて、しげちーの「必死さ」や「家族愛」を伝えた山口さんの演技は、まさに世界基準のクオリティだったと言えます。


ジョジョのしげちー(矢安宮重清)の声優は誰?山口勝平のハマり役を徹底解説!:まとめ

ここまで、しげちーこと矢安宮重清を演じた山口勝平さんの魅力について語ってきました。

最初は小賢しくて自分勝手なガキだと思っていたのに、気づけば彼の死に涙し、吉良吉影への怒りを燃やしている。そんな風に読者や視聴者の感情をコントロールできたのは、山口勝平さんという稀代の声優が、しげちーに「心」を吹き込んだからです。

しげちーの死後、彼のスタンドであるハーヴェストの一体が、仗助に吉良のボタンを届けたシーン。あの無言のシーンにさえ、山口さんが演じたしげちーの声が聞こえてくるような気がした人は多いはずです。

「しげちーの声優は山口勝平さんで本当に良かった」

そう確信させてくれる名演は、これからもジョジョファンの間で語り継がれていくことでしょう。

もし、まだアニメ版を未視聴の方がいれば、ぜひジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けないをチェックしてみてください。山口勝平さんが作り上げた、唯一無二のしげちーの生き様を、その耳で体感してほしいと思います。

ジョジョのしげちー(矢安宮重清)の声優は誰?という問いに対する答えは、ただの名前以上に、作品の魂を支えた大きな存在だったのです。

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