「ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風」を語る上で、絶対に外せない伝説のシーンといえば……そう、あのシュールでスタイリッシュな「ギャングダンス」ですよね。
敵を拷問している最中という、普通なら緊迫感あふれる場面で突如として始まるキレッキレのダンス。初めて見たときは「え、何が起きたの!?」と衝撃を受けた方も多いはず。でも、気づけば何度もリピートして、あの独特なメロディが頭から離れなくなってしまう――。
この記事では、世界中のファンを熱狂させた**ジョジョ5部ギャングダンスの曲名は?元ネタや歌詞の意味、何話で見れるか徹底解説!**というテーマで、あのダンスの裏側に隠されたこだわりを深掘りしていきます。
ギャングダンスの曲名は?サントラ情報もチェック
まず一番気になるのが、あのファンキーで中毒性の高い楽曲の正体ですよね。
あの曲の正式名称は、『Canzoni preferite』(カンツォーニ・プレフェリーテ)といいます。イタリア語で「お気に入りの歌」という意味で、まさにナランチャたちの愛聴盤といったニュアンスが込められています。
作曲を担当したのは、アニメ版ジョジョシリーズの音楽を一手に引き受ける天才、菅野祐悟さん。ボーカルには、ジョジョのオープニング曲でもお馴染みのハセガワダイスケさんと、Peder Ernerotさんが参加しています。
もしフルで聴きたいなら、アニメのサウンドトラック第1弾である『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 O.S.T Vol.1 Soundtrack Trust』をチェックしてみてください。18曲目に収録されています。
配信サイトなどで探す際も、このタイトルで検索すればすぐに見つかりますよ。一度フルで聴くと、アニメではカットされていたパートのカッコよさに、さらに痺れること間違いなしです。
衝撃のギャングダンスは何話で見れる?
あの伝説のダンスが披露されるのは、TVアニメ第7話「セックス・ピストルズ登場 その①」です。
舞台は、ブチャラティチームがポルポの隠し財産を狙ってヨットでカプリ島へ向かっている最中。敵のスタンド使い、マリオ・ズッケェロを捕らえた一行は、仲間の居場所を吐かせるために「拷問」を開始します。
ここでナランチャがカセットプレーヤー(アニメでは音楽プレイヤー)の再生ボタンを押し、自身のスタンド「エアロスミス」のレーダー画面を眼球に押し当てるという、ジョジョらしい奇抜な拷問がスタート。
それと同時に、ナランチャ、ミスタ、フーゴの3人が、夕陽をバックに無言で踊り狂う……。原作漫画ではわずか数コマの描写だったこのシーンを、アニメスタッフが全力の愛と情熱で約1分間のフルアニメーションに仕上げたのです。この「本気の遊び心」こそが、ギャングダンスを伝説たらしめた理由と言えるでしょう。
楽曲の元ネタはあの世界的アーティスト?
ジョジョといえば、キャラクター名やスタンド名に洋楽のアーティスト名が使われることで有名ですが、この『Canzoni preferite』にも明確なオマージュ元があると言われています。
その筆頭が、伝説のアーティスト「プリンス(Prince)」です。
特に、1995年に発表されたアルバム『The Gold Experience』に収録されている楽曲『Pussy Control』の影響を強く受けているという説が有力です。楽曲のファンキーなベースラインや、喋るようなボーカルスタイル、そして何より「黄金」というキーワードの繋がり。
作者の荒木飛呂彦先生がプリンスの大ファンであることは有名ですし、第5部の主人公ジョルノ・ジョバァーナのデザイン自体、プリンスのアルバムジャケットや衣装からインスピレーションを受けている部分が多いとされています。
そう考えると、この曲がプリンス風のサウンドに仕上がっているのは、偶然ではなく必然と言えるかもしれません。当時の音楽シーンを知る世代にとっては、ニヤリとしてしまう演出ですね。
歌詞に込められた意味と「黄金の風」
『Canzoni preferite』の歌詞は、英語とイタリア語が入り混じった非常にクールな構成になっています。
特に印象的なフレーズがこちら。
- “Vocal percussion on a whole ‘nother level, coming from my mind.”(別次元のボーカルパーカッションが、俺の頭の中から溢れてくる)
このフレーズは、ダンスのキレの良さと、彼らの精神的な高揚感を完璧に表現しています。また、歌詞の中には「I want golden wind.(黄金の風が欲しい)」という、作品の副題をそのまま取り入れた一節も登場します。
単なる劇伴(BGM)の枠を超えて、第5部のテーマである「運命に立ち向かう黄金のような精神」や「ギャングとしての覚悟」を、音楽という形で代弁しているかのようです。
歌詞の内容を知ってから改めてあのダンスを見ると、ただ面白いだけでなく、彼らが命をかけて任務に挑んでいる中での「刹那的な享楽」のようにも見えてきて、少し切ない魅力も感じてしまいます。
なぜここまで人気?世界中で愛される理由
ギャングダンスは、放送直後から日本国内のみならず、世界中のアニメファンによってネットミーム化されました。
YouTubeなどの動画プラットフォームでは、世界各国のファンがこのダンスを完コピした「踊ってみた」動画を投稿。さらに、人気ゲームのキャラクターにこの動きをさせるMODが作られるなど、その拡散力は凄まじいものがありました。
なぜ、ここまで人を惹きつけるのでしょうか?
一つは、ジョジョ特有の「奇妙なポージング」が動いているというカタルシス。そしてもう一つは、作画の異常なまでのクオリティの高さです。指先の動き、腰の入れ方、3人のシンクロ率。どれをとっても一級品のエンターテインメントとして成立しています。
日常で嫌なことがあっても、あのファンキーな曲を聴きながらナランチャたちが踊っている姿を思い出すだけで、なんだか少し元気になれる。そんな不思議なパワーが、あの1分間には凝縮されているのです。
ダンスに参加した3人の個性が光る
あのダンス、実は3人の動きにそれぞれ個性が反映されているのをご存知ですか?
- ナランチャ: ダンスを始めるリーダー格。最もキレがあり、リズムを体全体で楽しんでいる様子が伝わります。
- ミスタ: どこか余裕を感じさせる、少しルーズでセクシーな動き。
- フーゴ: 普段は冷静沈静(時にキレる)ですが、ダンスの時は一番真面目に、正確にステップを踏んでいるようにも見えます。
アバッキオが一人だけ参加せず、優雅にお茶を飲んでいるという対比も最高に面白いですよね。チームの人間関係やそれぞれの性格が、一言も喋らないダンスシーンだけで伝わってくる。これこそがアニメーション演出の醍醐味です。
もし、この躍動感をより鮮明に楽しみたいなら、高画質なモニターや音質の良いデバイスで視聴することをおすすめします。例えば、Fire TV Stick 4Kを使って大画面テレビで再生したり、AirPods Proのようなノイズキャンセリング機能付きのイヤホンで細かなボーカルパーカッションを聴き取ったりすると、新たな発見があるかもしれません。
まとめ:ギャングダンスはジョジョ5部の象徴
いかがでしたか?
たった一箇所の拷問シーンから生まれたダンスが、今や作品全体を象徴するアイコンの一つになっているというのは、まさにジョジョという作品が持つエネルギーの証明です。
『Canzoni preferite』という楽曲の素晴らしさ、プリンスへのリスペクト、そしてスタッフの情熱。それらが奇跡的なバランスで融合したからこそ、私たちは今でもあのメロディを聴くだけでワクワクしてしまうのでしょう。
アニメをまだ見ていないという方は、ぜひ第7話をチェックしてみてください。そして、すでに何度も見たという方も、今度は歌詞の意味や元ネタを意識しながら、改めてあの至福の1分間を堪能してみてはいかがでしょうか。
最後に、今回のテーマを振り返ります。**ジョジョ5部ギャングダンスの曲名は?元ネタや歌詞の意味、何話で見れるか徹底解説!**という情報を整理してきましたが、知れば知るほど、あのシーンがもっと好きになりますよね。
ジョジョの世界は、音楽を知ることでさらに深まります。次にナランチャたちが踊り出すときは、あなたも心の中で一緒にステップを踏んでみてください!

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