ジョジョのストレイツォ初登場は何巻何話?第1部から第2部への変貌と名シーンを解説

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「ジョジョの奇妙な冒険」という長い歴史を持つ物語の中で、読者に最も大きな衝撃を与えたキャラクターの一人がストレイツォです。第1部では頼もしい味方として登場し、第2部ではまさかの「最初の敵」として立ちはだかる。この極端すぎる転身に、驚きを隠せなかったファンも多いはずです。

今回は、ストレイツォの初登場が原作漫画の何巻何話なのか、そして彼がなぜ闇堕ちしてしまったのか、その悲しくも人間臭い理由と名シーンを徹底的に解説していきます。


ストレイツォの初登場は原作漫画の何巻何話?

まず結論からお伝えしましょう。ストレイツォが「ジョジョの奇妙な冒険」という作品に初めて姿を現したのは、以下のタイミングです。

  • 第1部「ファントムブラッド」:単行本第5巻「最後の波紋!」の巻
  • 文庫版の場合:第3巻
  • アニメ版:第1部・第8話「血戦!JOJO&DIO」

この初登場時、彼は師匠であるトンペティ、そして兄弟子のダイアーと共に、主人公ジョナサン・ジョースターの加勢に現れました。ディオ率いる屍生人(ゾンビ)軍団に苦戦する一行の前に、チベットから駆けつけた最強の援軍。それがストレイツォの最初の立ち位置でした。

当時の彼は、寡黙で理知的。無駄な動きが一切ない、まさに「波紋使いのエリート」という風格を漂わせていました。ダイアーがディオの気化冷凍法によって無惨に散った際も、感情に流されず、冷静に戦況を見極める姿が印象的でした。


第1部で見せた波紋使いとしての実力

第1部でのストレイツォは、出番こそ多くないものの、その実力は本物でした。特に注目すべきは、ディオの館での戦いです。

押し寄せるゾンビの群れに対し、彼はシャンデリアの鎖を掴み、そこから波紋を伝導させて一掃するというテクニカルな戦法を披露しました。ジョナサンのようなパワータイプとは対照的な、洗練された技術主体の波紋。この時点では、誰もが彼を「正義の継承者」だと信じて疑いませんでした。

物語のラスト、ジョナサンが客船で命を落とした後、ストレイツォは生き残ったエリナと赤ん坊(後のリサリサ)を支える存在となります。彼はトンペティ亡き後の波紋の一派を継ぎ、リサリサを立派な波紋使いへと育て上げました。


第2部「戦闘潮流」での衝撃的な再登場

第1部の終結から約50年。第2部「戦闘潮流」が始まると、ストレイツォは再び物語の表舞台に現れます。

  • 第2部での再登場:単行本第5巻「ニューヨークのジョジョ」の巻

第1部から数えて通巻5巻目。ここから第2部がスタートするのですが、冒頭のストレイツォはすでに老境に達していました。スピードワゴンと共にメキシコの遺跡を訪れ、そこで眠る「柱の男」サンタナと大量の石仮面を目撃します。

ここで読者は、ジョジョ史上最大級の裏切りを目撃することになります。ストレイツォは突如として、長年の友人であったスピードワゴンを襲撃。自ら石仮面を被り、吸血鬼へと変貌を遂げたのです。


なぜストレイツォは「闇堕ち」したのか?

かつての英雄が、なぜ醜い吸血鬼になる道を選んだのか。その動機は、驚くほど「人間らしい」ものでした。

  • 老いへの恐怖: 波紋の修行により若さを保っていた彼も、75歳という年齢には勝てませんでした。日に日に増えるシワ、衰える体力。彼は「老い」という抗えない自然の摂理に、心の底から怯えていたのです。
  • ディオへの憧憬: かつての宿敵・ディオ。ストレイツォの脳裏には、死闘を繰り広げたあの吸血鬼の「若々しく、美しく、圧倒的な力」が焼き付いて離れませんでした。
  • 「救われたい」という本音: 彼は聖人君子ではありませんでした。「私は救われたいのだ…老いから…死から…」という彼の独白は、死を目前にした一人の人間の悲痛な叫びでもありました。

波紋という「生」のエネルギーを極めた男が、皮肉にも「死」を克服するために「生」を捨てる。この矛盾こそが、ストレイツォというキャラクターの深みとなっています。


ジョセフ・ジョースターとの対決と名シーン

吸血鬼となったストレイツォは、ニューヨークへと飛び、第2部の主人公ジョセフ・ジョースターを暗殺しようと企てます。ここで繰り広げられる戦いは、ジョジョ屈指の名勝負として語り継がれています。

「容赦せん!」と機関銃の洗礼

レストランでジョセフと対峙したストレイツォ。彼は一切の躊躇なく、かつての友の孫を殺そうとします。そこで放たれたのが「容赦せん!」という名セリフです。

しかし、ジョセフはこれまでのジョースター家とは一味違う男でした。服の下に隠し持っていたトンプソン機関銃をぶっ放し、ストレイツォを蜂の巣にします。さらに、手榴弾を背中に仕込まれるという、波紋使いらしからぬ「卑怯な(しかし効果的な)」策に翻弄されます。

「あァァァんまりだァァアァ」の衝撃

クールで冷徹な吸血鬼として振る舞っていたストレイツォですが、ジョセフのトリッキーな戦術にハメられた際、あまりの理不尽さに「あァァァんまりだァァアァ」と叫び声を上げます。

このシーンは、ストレイツォの威厳が崩壊した瞬間であると同時に、第2部という物語が「正々堂々とした騎士道の戦い」から「知略とハッタリの戦い」へとシフトしたことを象徴する歴史的な名シーンです。


吸血鬼+波紋使いという「最強の矛盾」

ストレイツォが手強かったのは、単なる吸血鬼ではなく「波紋の弱点を知り尽くした吸血鬼」だったからです。

彼は、波紋が皮膚を通じて伝わることを防ぐために、あえてショットガンの弾丸を編み込んだマフラーを身につけていました。さらに、ディオの必殺技であった「空裂眼刺驚(スペース・リパー・スティンギー・アイズ)」を、より精密にコントロールして使いこなします。

自分のルーツである波紋を、自分を滅ぼすための武器としてではなく、敵を封じるための知識として利用する。この狡猾さこそが、老いへの恐怖から解き放たれた彼の「本性」だったのかもしれません。


ストレイツォの最期:地獄へ行くのは一人でいい

ジョセフとの激闘の末、致命傷を負ったストレイツォ。彼は屋上から身を投げますが、最期は吸血鬼として朽ち果てるのではなく、自らの体内に波紋を流し込むことで自決を選びました。

「地獄へ行くのはこのストレイツォ一人でよい」

この言葉には、悪に染まりながらも、リサリサを育て、波紋の灯を守り続けてきた彼の中に残っていた「最後の誇り」が込められています。

また、彼は死の間際にジョセフに対し、これから現れるであろう「柱の男」たちの存在を予言します。自分の死をもって、新しい時代の戦士に警鐘を鳴らす。かつての師としての役割を、彼は無意識のうちに果たしたのかもしれません。


アニメ版でさらに際立つストレイツォの魅力

アニメ版「ジョジョの奇妙な冒険」では、ストレイツォを飛田展男さんが演じています。

飛田さんの演技は、第1部の若々しく冷静な声から、第2部の狂気を孕んだ老人の声、そして吸血鬼化してからの冷酷な響きまで、見事な演じ分けがなされています。特に「容赦せん!」の力強さと、追い詰められた時の絶叫のギャップは、アニメ版ならではの大きな見どころです。

映像演出においても、彼が吸血鬼になった際の禍々しいオーラや、爆発する手榴弾の中で再生する描写など、原作の迫力を余すことなく伝えています。


ストレイツォというキャラクターが残したもの

ストレイツォの物語は短期間で幕を閉じますが、その後のシリーズに与えた影響は多大です。

  1. リサリサのルーツ: 彼がいなければ、第2部の重要人物であるリサリサは波紋を習得していませんでした。
  2. 第2部の方向性の確立: 主人公ジョセフが「真面目な努力家」ではなく「策士」であることを証明するための、最高の引き立て役となりました。
  3. 石仮面の恐怖の再定義: 善人であっても、心の隙間に付け込まれれば怪物になりうる。石仮面の恐ろしさを、読者に改めて植え付けました。

単なる悪役ではなく、人間の「弱さ」と「執着」を象徴するキャラクターとして、ストレイツォは今なお多くのファンの心に刻まれています。


ジョジョのストレイツォ初登場は何巻何話?まとめ

この記事では、ジョジョのストレイツォ初登場は何巻何話? という疑問から、彼の衝撃的な変貌の理由、そして最期の瞬間までを詳しく解説してきました。

まとめると、彼の歴史はここから始まりました。

  • 初登場は第1部・単行本第5巻。
  • 第2部としての再登場も、同じく単行本第5巻(第1部からの通巻表示)。

第1部でのストレイツォを知った上で第2部を読み返すと、彼の「老いへの恐怖」がいかに切実なものであったかがより深く理解できるはずです。正義の味方が、自らの欲望のために敵に回る。このドラマチックな展開こそが、ジョジョという作品が持つ「人間讃歌」の裏側にある「人間への深い洞察」なのかもしれません。

もし、この記事を読んでストレイツォの活躍をもう一度確認したくなったなら、ぜひジョジョの奇妙な冒険 第1部・第2部セットを手に取ってみてください。彼の「容赦ない」生き様は、何度読み返しても新しい発見があるはずです。

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