ジョジョのタロットカード一覧!3部スタンド名の由来と意味・元ネタを徹底解説

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『ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダストクルセイダース』を語る上で、絶対に外せないのが「スタンド」という概念ですよね。それまでの「波紋」から一転、精神エネルギーを具現化した守護霊のような存在が登場したとき、当時の読者は度肝を抜かれました。

そのスタンドたちの名前の由来となり、物語の運命を司っていたのが「タロットカード」です。

承太郎やジョセフたちがエジプトを目指す旅の中で、次々と襲いかかる刺客たち。彼らが掲げるカードには、一体どんな意味が込められていたのでしょうか。今回は、ジョジョのタロットカード一覧を軸に、各スタンドの能力や元ネタとなったカードの深い意味を徹底的に解説していきます。

物語を読み返したくなるような、運命のカードの世界へ一緒に飛び込んでみましょう。


なぜ第3部のスタンドはタロットカードが由来なのか

ジョジョの物語において、第3部はシリーズの黄金律を築き上げた記念碑的なエピソードです。ここで初めて登場した「スタンド(幽波紋)」という設定を読者に分かりやすく伝えるため、荒木飛呂彦先生がモチーフに選んだのがタロットの大アルカナ22枚でした。

タロットカードは、古くから神秘的な象徴として知られ、それぞれが人生の段階や運命の断片を表しています。アヴドゥルが承太郎のスタンドを「星(スタープラチナ)」と名付けたように、カードが持つ「暗示」がそのままスタンドの性質や能力、さらにはスタンド使いの運命を形作っているのが面白いポイントです。

占いとしての側面だけでなく、キャラクターの性格や役割を補完するメタファー(隠喩)として機能しているからこそ、ジョジョのタロット設定は今なお色褪せない魅力を放っています。


旅の始まりと仲間たちを象徴するカード

物語の主軸となるジョースター一行のスタンドは、タロットの中でもポジティブな意味合いや、物語を切り拓く強い意志を感じさせるカードが割り当てられています。

0:愚者(ザ・フール)

ニューヨークの野良犬、イギーのスタンドです。カード本来の意味は「自由」「可能性」「型にはまらない」。砂を操り、鳥のように空を飛ぶ変幻自在な能力は、まさに誰にも縛られないイギーの生き様そのものです。愚か者という意味ではなく、何物にも染まらない強さを象徴しています。

1:魔術師(マジシャンズレッド)

モハメド・アヴドゥルのスタンド。カードの意味は「創造」「自信」「始まり」。タロットの1番を冠する通り、物語の序盤でスタンドのルールを読者や承太郎に教えるガイド的な役割を果たしました。炎を自在に操る万能感は、魔術師の名にふさわしいものです。

5:法王(ハイエロファントグリーン)

花京院典明のスタンド。カードの意味は「慈悲」「連帯」「儀式」。紐状に解ける体やエメラルドスプラッシュという洗練された技は、冷静沈着で礼節を重んじる花京院のキャラクターを補完しています。仲間との繋がり(連帯)を大切にする彼の最期を思うと、非常に深い意味を持つカードです。

7:戦車(シルバーチャリオッツ)

ジャン・ピエール・ポルナレフのスタンド。カードの意味は「勝利」「前進」「自己制御」。騎士道精神を重んじ、ひたすら剣技を磨き上げたスピード特化の能力は、突き進む戦車そのもの。時に感情的になりつつも、困難を切り拓いていく彼のエネルギーが凝縮されています。

9:隠者(ハーミットパープル)

ジョセフ・ジョースターのスタンド。カードの意味は「探索」「内省」「真理」。茨(いばら)のような形状で念写を行う能力は、直接的な戦闘よりも「真実を見つけること」に特化しています。第2部で知略の限りを尽くしたジョセフが、晩年に「知恵」を象徴する隠者のカードを得たのは必然と言えるでしょう。

17:星(スタープラチナ)

空条承太郎のスタンド。カードの意味は「希望」「輝き」「再生」。暗雲の中で光り輝く星のように、絶望的な状況を打破する無敵のパワーを持っています。後に「時を止める」という究極の能力に目覚めますが、それもまた運命を切り拓く「希望」の象徴だったのかもしれません。


暗躍する刺客たち!敵スタンドとタロットの暗示

DIOが放つ刺客たちもまた、タロットの暗示に縛られた運命を持って現れます。カードの「逆位置(悪い意味)」的な側面が強調されているのが特徴です。

2:女教皇(ハイプリエステス)

ミドラーのスタンド。カードの意味は「知性」ですが、劇中では「鉱物に化ける」という正体不明の不気味さとして描かれました。姿を見せずに狡猾に追い詰める様は、隠された英知の危うさを表しています。

3:女帝(エンプレス)

ネーナのスタンド。カードの意味は「母性」「豊穣」。しかしジョジョの世界では、相手の体の一部として寄生し、養分を吸って成長する「醜悪な増殖」として表現されました。美しさが崩壊していく恐怖を描いた、荒木先生らしい解釈です。

4:皇帝(エンペラー)

ホル・ホースのスタンド。カードの意味は「支配」「権威」。銃の形をしたスタンドで、弾丸を自在に操作します。本人は「ナンバー2」を自称していますが、必殺の武器を持つ自負心はまさに戦場の皇帝でした。

6:恋人(ラバーズ)

鋼入りのダンのスタンド。カードの意味は「選択」「絆」。しかし劇中では「脳内に侵入して痛みを共有する」という最悪の絆として登場します。愛や信頼を逆手に取った、最も卑劣な刺客の一人として印象深いですね。

8:正義(ジャスティス)

エンヤ婆のスタンド。カードの意味は「裁き」「均衡」。霧を使って死体を操る能力ですが、本人の歪んだ復讐心が「自分こそが正義」と思い込ませている皮肉な設定です。

10:運命の輪(ホイール・オブ・フォーチュン)

ズィー・ズィーのスタンド。カードの意味は「転換点」「幸運」。ボロ車を怪物のような車両へ変貌させる能力で、一行の旅を力ずくで止めようとしました。

11:力(ストレングス)

鋼鉄の沈没船(フォーエバー)のスタンド。カードの意味は「意志」「不屈」。オランウータンが巨大な貨物船そのものをスタンドとして操るという、スケールの大きさが特徴です。

12:吊るされた男(ハングドマン)

J・ガイルのスタンド。カードの意味は「修行」「犠牲」。鏡の中を移動する光のスタンドであり、実体がないという絶望感を与えました。逆さ吊りの像が示す「視点の変化」を、鏡の世界という形で具現化しています。

13:死神(デス・サーティーン)

マニッシュ・ボーイのスタンド。カードの意味は「終焉」「再生」。赤ん坊が操る夢の世界の死神という設定は、当時多くの読者にトラウマを植え付けました。眠れば最後、という絶対的な死を象徴しています。

14:節制(イエローテンパランス)

ラバーソールのスタンド。カードの意味は「調和」「自制」。どんな攻撃も吸収して肉質を増していくスライム状の体は、ある意味で「過剰なまでの調和(同化)」と言えるかもしれません。

15:悪魔(エボニーデビル)

呪いのデーボのスタンド。カードの意味は「誘惑」「束縛」。本体が受けた恨みをエネルギーに変え、人形を動かすという執念深い能力は、まさに悪魔的な呪縛そのものです。

16:塔(タワー・オブ・グレー)

グレーフライのスタンド。カードの意味は「崩壊」「災難」。旅行者を乗せた飛行機を墜落させるなど、予期せぬ巨大な災いをもたらす象徴として描かれました。

18:月(ダークブルー・ムーン)

偽テニール船長のスタンド。カードの意味は「不安」「幻惑」。水中という視界の悪い、不安を煽るフィールドで本領を発揮する能力です。

19:太陽(ザ・サン)

鋼のファッツのスタンド。カードの意味は「成功」「生命力」。砂漠に二つ目の太陽を出し、熱で敵を干からびさせるという、シンプルながら回避不能な恐怖を突きつけました。

20:審判(ジャッジメント)

カメオのスタンド。カードの意味は「復活」「解放」。死んだ人間を土人形で復活させるという、死者の再生をテーマにした恐ろしい「審判」を下しました。


宿命の対決!「世界」が意味する究極の完成

第3部のラストを飾るのは、DIOのスタンド「世界(ザ・ワールド)」です。

21:世界(ザ・ワールド)

タロットの最後のカードであり、意味は「完成」「調和」「完全な成功」。

これまで登場した21枚のカードすべての旅路の果てに待つ、究極の存在です。時を止めるという、世界そのものを手中に収める能力は、まさにカードの意味する「世界の完成」を象徴しています。

DIOという存在が、ジョースター家の血統を何世代にもわたって苦しめ、最後に完成された悪として君臨したこと。それに対して、17番目の「希望(星)」である承太郎が立ち向かうという構図は、タロットの並びを意識するとさらにドラマチックに感じられます。


ジョジョのタロットをより深く楽しむために

ジョジョに登場するこれらのデザインは、荒木飛呂彦先生の独創的なアレンジが加わっています。もし、ご自身でもタロットの絵柄をじっくり眺めてみたいと思ったら、関連書籍やグッズをチェックしてみるのも楽しいですよ。

特に、当時の画集 JOJO A-GO!GO! には、劇中のデザインを再現したカードが付属していたこともあり、ファンの間では今でも家宝のように大切にされています。

また、劇中のカードデザインをモチーフにしたアイテムや、スタンドのフィギュアを飾る際にも、その背後にあるタロットの意味を知っているだけで、ディスプレイの深みが変わってきます。


まとめ:ジョジョのタロットカード一覧から読み解く運命

ジョジョの第3部は、タロットカードという「運命の指標」があったからこそ、あんなにもエキサイティングで、どこか宿命的な物語になったのだと感じます。

今回紹介したジョジョのタロットカード一覧を振り返ってみると、一つ一つのスタンド能力が、単なる「超能力」ではなく、キャラクターの精神性やカードの暗示に深く根ざしていることが分かります。スタープラチナの「星」が持つ希望、そしてザ・ワールドの「世界」が持つ絶対的な完成。それらが衝突する瞬間、私たちは運命が動く音を聞いたのかもしれません。

タロットの意味を知った上で、もう一度アニメを観たり、漫画を読み返したりしてみてください。きっと、アヴドゥルがカードを引く瞬間の緊張感が、今まで以上に伝わってくるはずです。

ジョジョの世界は、知れば知るほど、そして読み込めば読み込むほど、新しい発見がある「黄金の精神」に満ちた世界なのです。


ジョジョのタロットカード一覧!3部スタンド名の由来と意味・元ネタを徹底解説【完全版】

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