「おまえは今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」
ディオのあまりにも有名なこのセリフ、ジョジョファンなら一度は口にしたことがありますよね。でも、パンの枚数は覚えていなくても、ファンなら絶対に忘れられない「甘い誘惑」があります。それが、これまで数多く展開されてきた「ジョジョの奇妙な冒険」とチョコレートのコラボレーションです。
ジョジョの世界観は、その独特な色彩感覚やスタイリッシュな造形から、スイーツ、特にチョコレートとの相性が抜群に良いんです。バレンタインシーズンやアニバーサリーイヤーになると、ファンならずとも目を奪われるような芸術的なチョコが登場します。
今回は、歴代の豪華ブランドコラボから、作中に登場する強烈な「チョコ」の名を持つキャラクター、そして今からでも手に入るアイテムの探し方まで、まさに「黄金体験(ゴールド・エクスペリエンス)」級の情報をお届けします。
伝説のコラボ!ゴディバが再現したジョジョの芸術的モチーフ
ジョジョとチョコレートの歴史を語る上で、絶対に外せないのが世界的な高級チョコレートブランドGODIVA(ゴディバ)とのコラボレーションです。
日本上陸50周年とアニメ10周年を記念して発売されたこのシリーズは、単なるキャラクタープリントの域を遥かに超えた「工芸品」のような仕上がりでした。
承太郎から徐倫まで!各部を象徴するシンボル
ゴディバの熟練した技術で再現されたのは、各部の主人公や物語を象徴するアイコンたちです。
- 空条承太郎の「手のマーク」: 帽子のエンブレムでお馴染みのあのマークが、ダークなカカオの上に黄金色で描かれました。
- ジョースター家の「星形のアザ」: 首筋にある運命の印が、一粒のショコラに刻印されているのを見たときは、ファンとして震えるものがありましたよね。
- 石仮面: 第一部のすべての始まりである石仮面。これが立体的なチョコとして再現された際は、あまりのクオリティに「人間をやめたくないけど食べたい」という葛藤がファンを襲いました。
- エイジャの赤石: 第二部のキーアイテムが、鮮やかなルビー色のジャムやガナッシュで表現されるなど、視覚的な満足度が異常に高いラインナップでした。
パッケージのこだわりと「コンビニ版」の衝撃
このコラボが素晴らしかったのは、百貨店で売られる豪華なボックスセットだけでなく、コンビニエンスストア限定の簡易パッケージ版も展開されたことです。
普段、高級チョコに縁がない層でも、仕事帰りのコンビニでジョジョ ゴディバを手に取ることができたのは、まさに運営側の「ディ・モールト(非常に)」良い判断だったと言えるでしょう。箱を捨てられずに、今でも大切に小物入れとして使っているファンも多いはずです。
黄金の風を感じる!レディベアなどの自然派コラボ
ゴディバのような王道ブランド以外にも、ジョジョは非常にセンスの良いコラボレーションを展開しています。その一つが、天然甘味料専門のスイーツショップ「Lady Bear(レディベア)」とのタッグです。
第5部の美学とマッチした「ギルトフリー」なチョコ
第5部「黄金の風」は、イタリアを舞台にしたファッショナブルな物語。そこに、砂糖不使用や低GIといった健康志向の「ヘルシー・スイーツ」を提案するレディベアが加わったのは、まさにイタリアの伊達男(パッショーネの面々)にふさわしい選択でした。
ジョルノ・ジョバァーナをイメージした華やかなデザインや、ブチャラティのスーツの模様をあしらったパッケージは、大人の女性ファンを中心に爆発的な人気を博しました。ジョジョのコラボチョコは、単に「甘い」だけでなく、そのキャラクターの「生き様」や「気高さ」を味や素材で表現しようとする試みが多いのが特徴です。
忘れてはいけない「ゲス」な魅力!チョコラータという存在
「ジョジョ チョコ」というキーワードで検索して、甘いお菓子の情報だけが出てくると思ったら大間違いなのが、この作品の恐ろしいところ。第5部に登場する最狂の敵の一人、チョコラータについて触れないわけにはいきません。
甘い名前とは裏腹な「腐敗」の恐怖
彼の名前の由来は、イタリア語でチョコレートを意味する「Cioccolata」。しかし、その本性はチョコレートの甘さとは程遠い、ドロドロに腐りきったものです。
元医師でありながら、人の死や絶望を観察することに快感を覚えるという、ジョジョ史上でも指折りの「邪悪」なキャラクター。彼のスタンド「グリーン・デイ」が放つ、生物を腐らせるカビの能力は、当時の読者にトラウマを植え付けました。
チョコラータとセッコの奇妙な絆
そんな彼を語る上で欠かせないのが、相棒のセッコ。チョコラータがセッコに対して「よしよしよしよし」と頭を撫でながらチョコ(本物の菓子)を放り投げて与えるシーンは、あまりにも有名です。
この「飴と鞭」ならぬ「チョコと鞭」の関係性は、敵役ながらどこか奇妙な愛着(というか畏怖)を抱かせます。ジョルノによって「7ページ半」にわたる無駄無駄ラッシュを叩き込まれ、ゴミ収集車の中に「再利用不可」として放り込まれた結末を含め、彼はジョジョにおける「チョコ」のイメージを決定づける重要なピースなのです。
コレクションの定番!食玩ウエハース・チョコの楽しみ方
高級チョコも良いですが、私たちファンの日常に寄り添ってくれるのは、スーパーの菓子売り場に並ぶジョジョ ウエハースではないでしょうか。
集めて楽しい!シールとカードの世界
バンダイから発売されている「にふぉるめーしょん」シリーズや、プラカード付きのウエハース。これらの中身は、香ばしいココアクリーム味のチョコウエハースです。
- 描き下ろしイラスト: アニメのカットだけでなく、このために描き下ろされたデフォルメキャラや、豪華なメタリック・ホロ仕様のレアカードが存在します。
- 手軽な運試し: 一袋数百円で買えるため、ついつい「あともう一つだけ…」と箱買い(大人買い)を誘発する魔力があります。
最新の第6部「ストーンオーシャン」や、これまでの歴代主人公を集めたメモリアル弾など、常に新しい刺激を供給してくれるのが食玩チョコの魅力です。
今からジョジョのチョコを手に入れるには?購入方法をチェック
「過去のコラボチョコを今すぐ食べたい!」と思っても、残念ながら期間限定の生チョコレートなどは賞味期限の関係もあり、当時のものを食べることはできません。しかし、ジョジョ関連の「チョコ」にまつわるアイテムを手に入れる方法はいくつかあります。
1. プレミアムバンダイを定期的にパトロール
ジョジョの公式グッズの総本山といえばプレミアムバンダイです。ここでは、バレンタイン時期の数ヶ月前(11月〜12月頃)から、翌年の新作チョコの予約が始まることが多いです。ゴディバのような大型コラボも、まずはここでの予約が基本となります。
2. ジャンプショップやアニメイトの催事
アニメの新シーズンが始まったり、原画展などのイベントが開催されたりするタイミングで、会場限定のチョコレート菓子が発売されることがあります。特に「石仮面チョコ」などは、イベントの定番アイテムとして復刻される可能性がゼロではありません。
3. フリマアプリでの「パッケージ」収集
中身のチョコは食べられませんが、ゴディバやレディベアの「空き缶」や「化粧箱」は、メルカリなどのフリマアプリで頻繁に取引されています。ジョジョのグッズはパッケージ自体のデザイン性が極めて高いため、インテリアとして飾るために箱だけを買い求めるファンも少なくありません。
まとめ:ジョジョのチョコ全網羅!ゴディバ等の歴代コラボやキャラ、購入方法まで徹底解説ッ!
さて、ここまでジョジョとチョコレートにまつわるディープな世界を覗いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ジョジョという作品が持つ「黄金の精神」や「予測不能な美学」は、チョコレートというキャンバスの上で見事に表現されています。ゴディバのような一流ブランドがその世界観に敬意を払い、キャラクターの魂を込めた一粒を作り上げる。あるいは、チョコラータのような強烈な個性が、名前を通じて読者の記憶に刻まれる。
ジョジョとチョコの関係は、単なる「アニメグッズ」という枠を超えた、一つの文化と言っても過言ではありません。
もしあなたが、大切な人(あるいは自分自身)へのプレゼントを探しているなら、ぜひ次にくるコラボレーションを見逃さないでください。ジョジョのチョコを手に入れるということは、その物語の一部を「味わう」という特別な体験になるはずですから。
次はどんなブランドが、私たちの期待を「無駄」にせず、素晴らしいショコラを届けてくれるのか。期待して待ちましょう!

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