【ジョジョ】ヌケサクの正体とは?能力や名言、DIOにされた最後を徹底解説!

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『ジョジョの奇妙な冒険 第3部』のクライマックス、DIOの館。緊迫した空気の中で、突如として現れた「自称・刺客」の男を覚えているでしょうか。

そう、その名もヌケサクです。

ヴァニラ・アイスやダービー兄弟といった、圧倒的なカリスマと実力を持つ刺客たちが並ぶ中、彼はあまりにも異質な「小物感」を放っていました。しかし、その正体や能力、そしてDIOの手によって迎えさせられた衝撃のラストシーンは、読者の心に強烈なインパクトを残しています。

今回は、ジョジョファンなら避けては通れない愛すべき(?)ネタキャラ、ヌケサクについて、その生態から名言、悲惨すぎる最期までを徹底的に深掘りしていきます。


ヌケサクの正体とプロフィール:名前通りの「間抜け」な吸血鬼

ヌケサクは、エジプトにあるDIOの館で潜伏していた吸血鬼の一人です。

まず注目したいのが、そのあまりにも直球すぎる名前です。日本語で「間抜けな人」を指す「抜け作(ぬけさく)」がそのまま名前になっており、彼のキャラクター性をこれ以上なく完璧に表しています。

組織内での立ち位置は「補欠」

DIOの館には、ンドゥールを筆頭とする「エジプト9栄神」や、最側近のヴァニラ・アイスなど、強力なスタンド使いがひしめいていました。その中でヌケサクは、ヴァニラ・アイスから「補欠」と呼ばれ、完全に見下されている存在です。

彼はスタンド使いではありません。DIOによって吸血鬼化された、いわば「尖兵(せんぺい)」のような立場です。DIOへの忠誠心は高いものの、実力が伴っていないため、仲間内でも完全に「格下」として扱われていました。

独特すぎるビジュアルの秘密

ヌケサクを語る上で外せないのが、初登場時の不気味な姿です。

長い金髪の間から、可憐な女性の顔が覗いている……。一見すると「背中に女が憑いている」ようなホラー的なビジュアルですが、その正体は驚くほどシンプルでした。

実は彼、単に**「首から上が前後逆についている」**だけなのです。

「背中の女の顔」こそがヌケサク本来の顔であり、正面に見えていた男の顔は後頭部。この特異な身体構造を利用して、彼は数々の(せこい)戦術を繰り広げることになります。


ヌケサクの能力と戦闘スタイル:スタンドなしで挑む姑息な罠

ジョジョ第3部といえば、基本的にはスタンド同士の知略戦がメインです。しかし、ヌケサクはスタンドを持っていないため、吸血鬼としての肉体特性をフル活用して戦います。

「女のふり」をして近づく奇襲戦法

彼の得意技は、長い髪を垂らして後ろ向きに立ち、弱々しい女性のふりをしてターゲットを油断させることです。

「助けてください……」と震える背中(実は正面)を見せ、敵が心配して近づいた瞬間に、髪の間から本来の顔を剥き出しにして襲いかかる。なんとも吸血鬼らしい、そしてヌケサクらしい、姑息で卑怯な戦法です。

承太郎たち一行も、最初は「館に囚われた一般女性か?」と一瞬だけ足を止めましたが、そこは百戦錬磨のジョースター一行。承太郎の鋭い観察眼と、ヌケサク自身の「隠しきれない小物臭」によって、あっさりと正体を見破られてしまいました。

吸血鬼ならではの驚異的な再生力

ヌケサクは、第1部のディオ・ブランドーや屍生人(ゾンビ)と同じ系統の能力を持っています。

そのため、承太郎に「オラオラ」のラッシュを叩き込まれ、顔面がボコボコに潰されても死ぬことはありません。ぐにゃぐにゃになった顔を、手で「めきめき」と元に戻すシーンは、彼が人間を超越した存在であることを再認識させてくれます。

しかし、再生能力はあっても「痛み」はしっかり感じるタイプ。承太郎の圧倒的な威圧感と暴力の前に、彼はあっさりと戦意を喪失し、敵であるはずの承太郎たちをDIOの部屋まで案内するという「裏切り行為」を命じられることになりました。


ヌケサクが放った「ザマミロ&スカッとサワヤカ」という迷言

ヌケサクが今なおネタキャラとして愛されている最大の理由は、その強烈なセリフ回しにあります。

承太郎たちに捕まり、案内役をさせられている最中、自分をコケにしていたヴァニラ・アイスがイギーやアヴドゥルによって倒されたことを知ったヌケサク。その際、彼は心の底からの喜びを爆発させ、こう叫びました。

「腹の底から“ザマミロ&スカッとサワヤカ”の笑いが出てしょうがねーぜッ!」

このセリフには、彼の小悪党としての本質が詰まっています。

自分をバカにしていた上司の死を喜ぶという人間臭いゲスさ。そして、緊迫した最終決戦の最中に、飲料水のキャッチコピー(スカッとさわやか)を引用してしまう語彙のセンス。

この瞬間に、ヌケサクは「恐怖の吸血鬼」から「愛すべきネタキャラ」へと昇格したと言っても過言ではありません。ジョジョの物語を彩る数々の名言(迷言)の中でも、これほどまでに清々しい負け惜しみと喜びが混ざった言葉は他にないでしょう。


DIOによる無慈悲な処刑:棺桶の中で起きた不可解な悲劇

ヌケサクの最期は、物語の最大の謎であった「DIOのスタンド能力」の恐怖を読者に植え付けるための、壮絶な「デモンストレーション」として描かれました。

承太郎、ジョセフ、ポルナレフの3人に追い詰められ、ついにDIOの寝室へとたどり着いたヌケサク。彼は命惜しさに、主人であるDIOが眠る棺桶の蓋を開けるよう命じられます。

「開けろ! さもなくばブチ殺す!」と承太郎に脅され、震えながら棺桶の蓋に手をかけるヌケサク。恐怖で絶叫しながら蓋を跳ね上げた瞬間、事件は起きました。

一瞬で入れ替わった死体

蓋が開いた次の瞬間、ヌケサクの姿は棺桶の外から消えていました。

驚愕する承太郎たちが棺桶の中を覗き込むと、そこには**「ぐちゃぐちゃに破壊されて絶命したヌケサク」**が横たわっていたのです。

さっきまで外にいたはずの人間が、一瞬の隙もなく、自分たちが開けようとしていた棺桶の中に放り込まれ、無残な死体へと変わっている。このシーンの絶望感は異常でした。

「ザ・ワールド」の犠牲者として

この不可解な現象の正体は、もちろんDIOのスタンド「ザ・ワールド」による**「時を止める能力」**です。

時を止めたDIOは、一瞬でヌケサクを捕らえ、棺桶の中へと叩き込みました。そして自分は棺桶の外へと悠然と移動したのです。

ヌケサクは、自分を「補欠」と切り捨てた主人によって、侵入者たちをビビらせるための「道具」として再起不能にされました。まさに、利用されるだけ利用されてポイ捨てされる、小悪党の末路を象徴する幕切れでした。

もしジョジョのコレクションを始めたいなら、ジョジョの奇妙な冒険 超像可動などで彼の主君であるDIOのフィギュアを探してみるのも、あの絶望感を思い出す良い機会かもしれません。


ヌケサクというキャラクターが物語に残したもの

物語全体で見れば、ヌケサクはほんの数話しか登場しないマイナーな敵キャラに過ぎません。しかし、彼には明確な役割がありました。

一つは、「吸血鬼の限界」を示すこと。

第1部では無敵の恐怖だった吸血鬼も、第3部のスタンド使いの前では「案内役のパシリ」にまで成り下がるという、パワーバランスの変化を身をもって示しました。

もう一つは、「DIOの絶対的な恐怖」を演出すること。

ヌケサクのような、たとえ小物でも自分を崇拝していた部下を、何の躊躇もなく「びっくり箱の仕掛け」のように使い捨てにするDIOの冷酷さ。それが、あの一瞬の入れ替わりシーンによって完成されたのです。

ヌケサクがいなければ、DIOの能力のお披露目はもっと地味なものになっていたかもしれません。彼は、最高潮の盛り上がりを前に、自らの命(とプライド)を捧げて舞台を整えた、最高の「噛ませ犬」だったのです。


【ジョジョ】ヌケサクの正体とは?能力や名言、DIOにされた最後を徹底解説!:まとめ

ジョジョ第3部の脇役の中でも、ヌケサクほど個性的で、かつ惨めなキャラクターは珍しいでしょう。

「首が前後逆」というインパクト抜群のビジュアル、姑息な奇襲戦法、そして「スカッとサワヤカ」という伝説的な迷言。どれをとっても、彼の存在感は唯一無二です。

最後にDIOに「箱詰め」にされて終わるという皮肉な結末を含め、彼はジョジョという作品が持つ「奇妙さ」と「残酷さ」、そして「ユーモア」を体現したようなキャラクターでした。

次に原作漫画を読み返したり、アニメを見返したりする際は、ぜひこの「ヌケサク」の一挙手一投足に注目してみてください。彼が必死に「女のふり」をしているシーンや、DIOに怯えて階段で立ち往生する姿に、きっと新しい発見(と笑い)があるはずです。

もしあなたが、ヌケサクのような濃いキャラクターたちが活躍するジョジョの世界をもっと深く知りたくなったなら、ジョジョの奇妙な冒険 文庫版 3部を手に取って、あの圧倒的な熱量を再体験してみてくださいね。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!あなたのジョジョライフが、ヌケサクの笑顔のように(?)スカッとサワヤカなものになりますように。

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