「おまえ……今、俺のこの頭のことなんつった!」
そんな声が路地裏から聞こえてきそうな街、宮城県仙台市。ジョジョファンにとって、ここは単なる地方都市ではありません。荒木飛呂彦先生の出身地であり、第4部『ダイヤモンドは砕けない』や第8部『ジョジョリオン』の舞台「杜王町(もりおうちょう)」のモデルとなった、世界に一つだけの聖地です。
2026年現在も、仙台の街にはジョジョの血統が脈々と受け継がれています。今回は、初めて仙台を訪れる方も、何度も足を運んでいるベテランの「スタンド使い」も満足できる、最新の聖地巡礼ルートを徹底解説します。
杜王町の入り口!仙台駅周辺から始まる物語
新幹線を降りた瞬間から、あなたの聖地巡礼は始まっています。仙台駅西口を出てペデストリアンデッキに立てば、そこはもう作中で見た景色の一部です。
まず注目したいのが地名です。作中に登場するキャラクターたちの名前、実は仙台市内の地名から取られているものが多いんですよね。例えば、駅のすぐ近くにある「花京院(かきょういん)」。第3部の主要キャラ、花京院典明の由来となった地名です。
ここにあるジョジョの奇妙な冒険 第3部を読み返しながら訪れたいのが「仙台花京院通郵便局」です。このビル、外装が絶妙にエメラルド色をしており、ファンの間では「ハイエロファントグリーンのビル」として密かに愛されています。
また、広瀬康一や広瀬康穂の名字の由来となった「広瀬通」も駅からすぐ。大通りを歩いているだけで、自分が物語の住人になったような錯覚に陥るはずです。
伝説の領収書!?一番町エリアの「むかでや」へ
仙台聖地巡礼で絶対に外せない場所といえば、アーケード街にある「むかでや」さんです。ここは第4部で吉良吉影がボタンの修理を依頼した「靴のムカデ屋」のモデル。
実在する「むかでや」さんは、創業明治の歴史ある履物店です。店内にはジョジョコーナーが設けられており、ファンを温かく迎えてくれます。ここで体験してほしいのが、お買い物をした際の領収書です。
店員さんに「吉良吉影の名前でお願いします」と頼むと、作中そのままの形式で領収書を切ってもらえるんです。ただし、これはお店側の厚意によるサービス。マナーとして、和装小物や素敵なハンカチ、あるいは下駄など、自分へのお土産を購入した際に、丁寧にお願いするようにしましょう。
近くには最新のコラボスポットとして「スシロー仙台一番町店」もあります。2026年2月にはジョジョとの大型コラボも実施されており、巡礼中のエネルギー補給には最適。期間限定のコラボメニューを楽しみながら、次の目的地を練るのがおすすめです。
承太郎が滞在した「杜王グランドホテル」のモデル
一番町から少し歩くと見えてくる重厚な建物、それが「江陽グランドホテル」です。ここは空条承太郎が滞在していた「杜王グランドホテル」のモデルとされています。
承太郎が宿泊したとされる「324号室」は、ファンにとって憧れの空間。ホテルのロビーに足を踏み入れるだけで、第4部のあの静かな緊張感が蘇ります。宿泊を検討している方は、早めの予約が必須です。
また、ホテルの周辺は「本町(ほんちょう)」というエリアですが、ここは第4部のラスボス・吉良吉影や、悲劇のヒロイン・杉本鈴美が住んでいた場所のモデルと言われています。閑静な住宅街の雰囲気の中に、どこか「あの路地」が隠れているのではないか……そんな風に周囲を観察しながら歩くのが通の楽しみ方です。
定禅寺通で「夏の思い出」とジョジョ立ち
仙台の象徴ともいえる美しい並木道、定禅寺通(じょうぜんじどおり)。ここも重要な聖地です。主人公・東方仗助の住所が「定禅寺1の6」という設定なのは有名ですよね。
ここで探すべきは、エミリオ・グレコ作の銅像「夏の思い出」です。この像のポーズ、どこか見覚えがありませんか?そう、絶妙な曲線を描くその立ち姿は、まさに「ジョジョ立ち」そのもの。
杜王町の空気を感じながら、像の横で記念撮影をするのはもはや定番のコースです。周囲にはおしゃれなカフェも多いので、一眼レフカメラでこだわりの一枚を撮った後は、並木道を眺めながら一息つくのも贅沢な時間です。
鉄塔から港まで!少し足を伸ばしてディープな聖地へ
中心部を制覇したら、少し足を伸ばして「鋼田一豊大(かねだいち とよひろ)」が住んでいた鉄塔のモデル、ミヤテレタワーを見に行きましょう。太白区の茂ケ崎に立つこのタワーは、夜になると美しくライトアップされます。遠くから眺めるだけでも、あの不思議な生活感を感じられるはずです。
さらに、第4部のラストシーンやジョセフ・ジョースターの到着シーンを思い浮かべるなら、仙台港(杜王港)も外せません。海風を感じながら、物語の終わりと始まりに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
第8部『ジョジョリオン』のファンなら、八木山(やぎやま)エリアも注目です。岩人間・八木山夜露の名前の由来となったこの場所は、動物公園やベニーランドがある観光地。急な坂道が多いエリアですが、そこから見下ろす仙台の街並みは、まさに「壁の目」が現れてもおかしくない不思議な立体感があります。
聖地巡礼を成功させるためのアドバイス
仙台の聖地巡礼は、基本的に公共交通機関と徒歩で十分に回れます。特に「るーぷる仙台」という観光シティループバスを利用すれば、主要なスポットを効率よく巡ることが可能です。
また、巡礼のお供にはジョジョの奇妙な冒険 文庫版を忍ばせておくことをおすすめします。現地で実際の風景と漫画のコマを見比べる楽しさは、他では味わえない感動があります。
冬の仙台は冷え込みますし、夏の仙台は意外と蒸し暑いので、季節に合わせた服装選びも大切です。歩きやすい靴を選び、水分補給を忘れずに。
ジョジョの聖地・仙台(杜王町)巡礼ガイド!まとめ
仙台という街は、歩けば歩くほど、荒木先生がこの街のどこにインスピレーションを受けたのかが伝わってくる不思議な場所です。
地名、建物の色、風の匂い、そして住んでいる人々の温かさ。それらすべてが組み合わさって「杜王町」という唯一無二の世界観が作られたのだと実感できるはずです。2026年の今も進化を続けるこの街で、あなただけの「黄金の精神」を見つける旅に出かけましょう。
「この町は……僕の家なんだ。僕たちが守らなきゃあならないんだ」
仗助たちの想いに触れる旅。この記事が、あなたの素晴らしい巡礼の一助となれば幸いです。
今回の「ジョジョの聖地・仙台(杜王町)巡礼ガイド!おすすめルートと最新スポットを徹底解説」を参考に、ぜひ最高の杜王町観光を楽しんでくださいね!

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