「ジョジョの奇妙な冒険」という作品を語る上で、絶対に外せない要素といえば何でしょうか?独特のポージング、手に汗握るスタンドバトル、そして魂を揺さぶる「歌」ですよね。
アニメ放送開始から10年以上が経過し、第1部から第6部まで駆け抜けたジョジョの音楽史は、まさに黄金の精神の積み重ねです。今回は、全ジョジョファンが胸を熱くした歴代のオープニング(OP)とエンディング(ED)を徹底的に掘り下げていきます。
これを読めば、あなたのプレイリストに新しい「ジョジョ 歌」が加わること間違いなしですよ!
第1部・第2部:すべての伝説はここから始まった
ジョジョのアニメ化が発表されたとき、古参ファンが最も期待し、かつ不安だったのが「どんな曲が流れるのか」でした。しかし、幕が開けてみればそこには完璧な「ジョジョの世界」が広がっていたのです。
富永TOMMY弘明『ジョジョ 〜その血の運命〜』
第1部のOPとして、これ以上の正解があるでしょうか。作曲は田中公平氏。昭和のアニソンを彷彿とさせる熱血なメロディと、物語の根幹である「血の運命」を歌い上げる歌詞。最後の「ジョォォォォォォジョ!」という咆哮は、聴くたびに鳥肌が立ちます。
Coda『BLOODY STREAM』
第2部に入ると、雰囲気は一変します。ジョセフ・ジョースターの軽妙かつ知略に満ちたキャラクターを象徴するように、楽曲はブラスが効いたジャズ・ファンク調に。歌うのはCoda氏(小田和奏氏)。おしゃれなのに熱い、この絶妙なバランスが第2部の魅力そのものです。
YES『Roundabout』
EDには伝説のプログレバンド、YESの楽曲が採用されました。物語のラストシーンでアコースティックギターのイントロが静かに流れ出し、画面端に「To Be Continued」の矢印が出る。あの演出に何度「引きが神すぎる!」と叫んだことか。
第3部:スタンドの登場と「特殊OP」の衝撃
エジプトへの旅路を描いた第3部では、楽曲もよりパワフルに進化しました。そして、ジョジョ音楽の代名詞とも言える「映像のギミック」が本格化したのもこの時期です。
橋本仁『STAND PROUD』
第3部前半のOP。重厚なメタルサウンドが、これから始まる過酷な旅路を予感させます。承太郎の「スタープラチナ」がオラオラと拳を叩き込む映像と、橋本仁さんの力強い歌声が見事にリンクしています。
JO☆STARS『ジョジョ その血の記憶〜end of THE WORLD〜』
後半、エジプト編のOPは歴代の歌手3人が集結するという豪華仕様。この曲には語り継がれるべき「隠れた演出」があります。
最終決戦直前、宿敵DIOが時を止める能力を発動すると、なんとOP映像の中でもDIOが動き出し、承太郎と対峙するのです。テレビの前で「OPがジャックされた!」と驚愕したファンは多いはず。楽曲の重厚さと相まって、まさに決戦の歌にふさわしい仕上がりです。
旅の終わりを彩る名曲たち
EDにはバングルスの『Walk Like an Egyptian』やパット・メセニー・グループの『Last Train Home』が使われました。特に後者は、砂漠を走る列車の風景とともに、旅の終わりと別れを感じさせる切ない旋律が涙を誘います。
第4部:杜王町の日常と潜む狂気
舞台を日本の町に移した第4部では、ポップでサイケデリックな楽曲が目立ちます。
THE DU『Crazy Noisy Bizarre Town』
「黄金の精神」を持つ若者たちの日常を映し出すような、ダンスミュージック調の1曲。これまでの重苦しい運命とは少し違う、軽やかさが新鮮でした。
batta『chase』
一転して、殺人鬼・吉良吉影の影を追う緊迫感を表現したロックナンバー。喉を枯らすような叫びが、平穏な町に潜む狂気を暴き出すかのようです。
青木カレン・ハセガワダイスケ『Great Days』
第4部の集大成。ここでも「特殊OP」が猛威を振るいます。吉良の能力「バイツァ・ダスト」によって、映像が逆再生される演出は圧巻。歌詞にある「Brand-new bedtown」というフレーズが、物語の舞台である杜王町を愛おしく感じさせてくれます。
第5部:黄金の風が吹くイタリアの調べ
ギャングの世界を描いた第5部は、美しさと過酷さが同居する楽曲が揃っています。
Coda『Fighting Gold』
再びCoda氏が登板。運命に抗い、自らの道を切り拓くブチャラティチームの覚悟が、ドラマチックな旋律に乗せて歌われます。
ハセガワダイスケ『裏切り者のレクイエム』
物語が佳境に入る後半のOP。ここでもボスの能力による「映像改変」が行われました。時間が消し飛ばされる演出、そしてジョルノが「レクイエム」を発動して対抗する演出。アニメスタッフの執念を感じる仕掛けです。
音楽が物語を加速させる
劇伴の『il vento d’oro』(通称:処刑用のBGM)も、もはや主題歌並みの人気を誇ります。あのピアノの旋律が流れた瞬間、勝利を確信する高揚感はジョジョならではの体験です。
第6部:ストーンオーシャンと受け継がれる意志
空条徐倫の戦いを描く第6部は、シリーズの完結を感じさせる壮大な音楽演出がなされました。
ichigo『STONE OCEAN』
ジョジョ史上初の女性ボーカルOP。パンキッシュで力強く、徐倫の「自由になりたい」という渇望と、父・承太郎への想いが交錯する名曲です。
sana (sajou no hana)『Heaven’s falling down』
運命が加速する終盤を彩るOP。最終話では、第1部から続く「ジョースター家の血の物語」を象徴するように、映像が過去作をオマージュしながら疾走します。そして最後、第1部のOPと同じタイトルロゴの出方をする演出に、多くのファンが「円環が閉じた」と感動に震えました。
まとめ:ジョジョの奇妙な冒険の歴代主題歌を完全網羅!
ここまで、各部の魅力を引き立ててきた楽曲たちを振り返ってきました。ジョジョの歌は、単なるアニメの主題歌という枠を超え、物語の一部として機能しています。
- キャラクターの心情を代弁する歌詞
- 物語の進展に合わせて変化する特殊演出
- 洋楽へのリスペクトが詰まった選曲
これらの要素が組み合わさることで、私たちは何度でも「ジョジョ」という深い沼にハマってしまうのです。
あなたが今一番聴きたい曲は何ですか?ジョジョ主題歌集を手に取って、改めて第1部からその歴史を辿ってみるのも良いかもしれません。音楽を通じて、再びあの熱い物語の世界へ旅立ちましょう!
ジョジョの奇妙な冒険の歴代主題歌を完全網羅!ファン必聴の名曲ランキングと隠れた演出を最後までお読みいただき、ありがとうございました。あなたの「黄金の精神」が、これからも音楽と共にありますように!

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