「あのアバッキオの同僚の警官が言っていた……『大切なのは結果ではなく、そこに至るプロセスだ』と。でも、ジョジョファンならその『プロセス』の目的地をベネチアに設定したくなりますよね!」
イタリアの水の都・ベネチア。ここは『ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風』において、物語が大きく動き出す運命の場所です。ブチャラティが自らの正義を貫き、ボスとの決戦に挑んだあの教会。ナランチャが覚悟を決めて海に飛び込んだあの運河。
今回は、ジョジョラーなら一度は訪れたいベネチアの聖地を、効率よく、そしてディープに楽しむための完全攻略ガイドをお届けします。サン・ジョルジョ・マッジョーレ島への具体的なアクセスから、作中の雰囲気に浸れる隠れスポットまで、徹底的に解説していきましょう。
ベネチア上陸!物語の始まりはサンタ・ルチア駅から
イタリア本土から長い「リベルタ橋」を渡り、列車が終着駅に滑り込む瞬間。そこからあなたの聖地巡礼は始まります。
ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅前の攻防
駅の改札を抜けると、目の前にはいきなり大運河(カナル・グランデ)が広がります。ここは、ジョルノたちが列車を下り、ボスの指令に従って「OA-DISC」を回収しようとした場所です。
ギアッチョのスタンド「ホワイト・アルバム」による凍てつくような緊張感……とまではいきませんが、駅前の大階段に座って運河を眺めるだけで、「ついにベネチアに来たんだ」という実感が湧いてくるはずです。
ここで必須なのが、水上バス「ヴァポレット」のチケット購入です。ベネチア内の移動は、歩きか船のみ。効率よく聖地を回るなら、24時間券などの乗り放題チケットを迷わずゲットしましょう。移動中、川沿いの建物を眺めているだけで「暗殺チームがどこかに潜んでいるのでは?」と想像が膨らみます。
運命の分岐点:サン・ジョルジョ・マッジョーレ島への行き方
第5部において最も重要、かつドラマチックな舞台といえば、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会です。トリッシュを連れたブチャラティがエレベーターに乗り込み、ボスの正体に迫ったあの場所ですね。
ヴァポレットでのアクセス方法
この島はベネチア本島から少し離れた独立した島にあるため、必ず船を使う必要があります。
- サン・マルコ広場近くの乗り場「San Zaccaria(サン・ザッカリア)」へ向かいます。
- 2番線のヴァポレット(San Giorgio方面行き)に乗車します。
- わずか数分で、あの特徴的な白いファサードを持つ教会が見えてきます。
鐘楼のエレベーターは実在する
教会内部に入ると、作中でブチャラティがトリッシュを連れて乗り込んだ「エレベーター」が実際に存在します。このエレベーターで鐘楼( Campanile)の上に登ることができるのです。
上からの景色は圧巻の一言。ベネチア全体を見渡せる絶景が広がりますが、ジョジョファンならつい足元の床を見て「ここにジッパーの跡はないか?」と探してしまいたくなるはず。ボスの影を感じながら、ブチャラティの覚悟に思いを馳せてみてください。
アバッキオの過去と向き合う聖堂と運河の街角
ベネチアの魅力は、有名な観光地だけではありません。迷路のような路地裏にこそ、ジョジョの世界観が凝縮されています。
サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂
ここはアバッキオが「ムーディー・ブルース」で過去のボスを再生しようとした場所のモデルと言われています。非常に巨大で荘厳なゴシック様式の教会で、その前に広がる広場も非常に雰囲気があります。
広場のベンチに座り、風の音を聞いていると、どこからかアバッキオの「再生(リプレイ)」の音が聞こえてきそうな錯覚に陥ります。
リアルト橋と日常の風景
ベネチア最古の橋である「リアルト橋」周辺は、第2部でリサリサが登場したシーンの面影も残っています。
観光客でごった返していますが、橋の上から運河を眺めれば、第5部のメンバーたちがボートで移動していたシーンが脳内で完璧に再生されるでしょう。ここでぜひ探してほしいのが、運河沿いのテラス席があるレストランです。
ベネチアで味わう「ジョジョグルメ」の極意
聖地巡礼の楽しみといえば、作中に登場した「あの味」を実際に体験することですよね。
イカスミのパスタで「ンマイなあぁあぁぁーッ!」
第2部でジョセフがイタリアで初めて食べた料理といえば「イカスミのパスタ」です。見た目の黒さに驚きつつも、一口食べてその旨さに感動するあのシーン。ベネチアはまさにイカスミ料理の本場です。
多くのトラットリア(大衆食堂)で提供されていますが、ぜひ地元の人が集まるような少し路地裏に入ったお店を選んでみてください。濃厚な海の幸の風味に、ジョセフ同様「ンマイなあぁあぁぁーッ!」と叫びたくなること間違いなしです。
ナランチャが飛び込んだ海を感じながら
ナランチャがブチャラティたちのボートを追いかけ、意を決して海に飛び込んだあのシーン。モデルとなった場所の近くには、運河にせり出したテラス席を持つレストランが点在しています。
ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風 コミックセットを片手に、現地のワインやプロシュートを楽しみながら、彼らの旅の終わりと始まりを再確認する時間は、最高の贅沢と言えるでしょう。
聖地巡礼を120%楽しむための持ち物と注意点
イタリア旅行、特にベネチアは非常に特殊な街です。準備を怠ると「覚悟」が足りないことになってしまいます。
- 歩きやすい靴: ベネチアは階段と石畳の連続です。1日に2万歩以上歩くことも珍しくありません。
- オフラインマップ: 建物が密集しているためGPSが狂いやすく、迷路のような路地で迷子になります。
- モバイルバッテリー: 写真や動画を撮りまくるため、Anker モバイルバッテリーのような信頼できる電源は必須です。
- スリ対策: 観光客を狙ったスリも多いため、バッグは必ず体の前に持ちましょう。
また、写真を撮る際は、アニメのシーンをあらかじめスマートフォンに保存しておき、アングルを比較しながら撮影すると、より精度の高い「再現写真」が撮れますよ。
2026年のベネチア観光事情:最新の入域制限に注意
現在、ベネチアではオーバーツーリズム対策として、特定の日に「入域料(アクセス料)」の支払いが義務付けられています。
事前に公式サイトで予約を行い、QRコードを取得しておく必要があります。サンタ・ルチア駅に到着した際、チェックが行われることもあるので注意してください。せっかくの巡礼が入り口でつまずかないよう、事前のチェックは「石橋を叩いて壊す」くらいの慎重さで行いましょう。
また、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼は、ミサの時間や天候によって登れないこともあります。午前中の早い時間帯を狙うのが、光の加減も良く、撮影にはベストなタイミングです。
まとめ:ジョジョ5部聖地巡礼inベネチア完全攻略!サン・ジョルジョ島への行き方と名所解説
ベネチアという街は、そこにいるだけで自分が漫画の1コマに入り込んでしまったような不思議な感覚にさせてくれます。
サンタ・ルチア駅の階段に座り、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島の鐘楼を見上げ、イカスミパスタを頬張る。そのすべてのプロセスが、ファンにとってはかけがえのない体験になります。ブチャラティが、ジョルノが、ミスタが駆け抜けたあの風を、ぜひ現地の空気の中で感じてみてください。
あなたの聖地巡礼が、「黄金のような体験」になることを心から願っています。さあ、イタリア ガイドブックと、折れない心を持って、水の都へ旅立ちましょう!
ジョジョ5部聖地巡礼inベネチア完全攻略!サン・ジョルジョ島への行き方と名所解説、これにて完結です。アリーヴェ・デルチ(さよならだ)!

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