「そこに落ちている『鍵』を拾え……」
ジョジョの奇妙な冒険 第5部「黄金の風」において、物語の緊張感が一気に加速するポンペイ遺跡編。ジョルノ、アバッキオ、フーゴの3人が、ボスの娘を守るための「乗り物の鍵」を求めて、死者の街へと足を踏み入れるエピソードです。
ファンなら一度は「あの場所を自分の目で見てみたい」と憧れるイタリアの聖地ですが、広大な遺跡の中で目的のスポットに辿り着くのは至難の業。
今回は、作中で最も印象的な「犬のゆか絵」の正確な場所から、鍵が置かれていた舞台のモデル、そして実際に現地を訪れる際に失敗しないための観光のコツを徹底解説します。
ポンペイ遺跡に刻まれた「黄金の風」の軌跡
西暦79年、ヴェスヴィオ火山の噴火によって時を止めた古代都市ポンペイ。ジョジョ第5部では、この静寂に包まれた遺跡が、暗殺チームの刺客・イルーゾォとの死闘の舞台となりました。
作中での目的地は、遺跡のどこかに隠された「鍵」を入手すること。アバッキオがスタンド「ムーディー・ブルース」を駆使して過去を再生し、ボスの足跡を追うシーンは、歴史ある遺跡の雰囲気と見事にマッチしていましたよね。
実際に現地へ行ってみると、漫画やアニメで描かれた風景がそのまま目の前に現れます。石畳の道、崩れかけたレンガの壁、そして高い空。ジョジョラーにとって、これほど「引力」を感じる場所は他にありません。
ジョジョ聖地の象徴「犬のゆか絵」はどこにある?
ファンが真っ先に向かうべき場所、それが「犬のゆか絵」がある建物です。
悲劇詩人の家(Casa del Poeta Tragico)を目指せ
この有名なモザイク画は、遺跡内にある「悲劇詩人の家」という貴族の邸宅の玄関にあります。
- 場所の詳細: 遺跡内の「Regio VI(第6区)」に位置しています。
- 目印: 玄関の床に描かれた、黒い鎖に繋がれた犬のモザイク。その下にはラテン語で「CAVE CANEM(猛犬に注意)」という文字が刻まれています。
アバッキオが「この犬のゆか絵のすぐ近くに……」と確信を持って探索したあのシーン。現実のモザイク画も、驚くほど鮮明に当時の姿を留めています。
ただし、現在は貴重な文化財を保護するため、家の中に土足で入ることはできません。入り口には柵が設けられており、通路から中を覗き込む形で鑑賞します。観光客が非常に多いスポットなので、無人の写真を撮りたいなら開門直後の「ラッシュ」を狙うのが鉄則です。
ボスの指令「鍵」が置かれていた場所のリアル
アバッキオが命を懸けて守ろうとした、あの「鍵」。作中では、犬のゆか絵のすぐ近く、特定の像の裏側に隠されていました。
現実と創作の絶妙なクロスオーバー
実際に「悲劇詩人の家」を訪れると、建物の構造が作中と驚くほど似ていることに気づくはずです。
- 配置の妙: アニメ版では現地のロケハンに基づき、建物の方角や光の差し込み方が非常に忠実に再現されています。
- 鍵の入手場所: 原作やアニメでは、犬のゆか絵の奥にある小部屋や中庭のようなスペースが描かれています。現実には特定の「像」が常にそこに置かれているわけではありませんが、空間の広がりや柱の配置は「あ、ここだ!」と直感できるレベルで一致しています。
現地でジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風の単行本やタブレットを片手に、コマと同じアングルを探すのは至福の時間。アバッキオがムーディー・ブルースで再生した「ボスの姿」を想像しながら、周囲の石柱を眺めてみてください。
イルーゾォ戦の舞台「鏡の世界」のモデルを探して
フーゴが鏡の中に引きずり込まれ、パープル・ヘイズのウイルスが猛威を振るったあの通路や広場。
ポンペイのフォーラム(公共広場)周辺
ジョルノたちが最初に足を踏み入れた開けた場所は、ポンペイの中心地「フォーラム(フォロ)」がモデルです。
- 石柱の列: イルーゾォが潜んでいた石柱の影や、鏡の破片が落ちていた石畳。
- 孤独な戦場: ポンペイはとにかく広大です。中心部から少し離れた路地に入ると、観光客の声が遠のき、まるで自分だけが「鏡の世界」に取り残されたような錯覚に陥ります。
「許可しないィィィーッ!」というイルーゾォの叫び声が聞こえてきそうなほど、遺跡の静寂は独特な緊張感を孕んでいます。
失敗しないためのポンペイ観光のコツ
ジョジョ聖地巡礼を目的にポンペイを訪れるなら、一般的な観光ガイドとは異なる準備が必要です。
1. 圧倒的な徒歩移動に備える
ポンペイ遺跡は、一つの街が丸ごと残っているため、とにかく広いです。
- 足元: 全道がゴツゴツとした石畳です。サンダルなどは厳禁。必ず履き慣れたスニーカーで行きましょう。
- 水分補給: 遺跡内には日陰がほとんどありません。南イタリアの太陽は容赦なく体力を奪います。
移動中、スマホで地図を確認したり写真を撮り続けたりすると、バッテリーの消費が早くなります。モバイルバッテリーをバッグに忍ばせておくと安心です。
2. アクセスは「ポンペイ・スカヴィ」駅を利用
ナポリから向かう場合、私鉄チルクムヴェズヴィアーナ線に乗ります。
- 下車駅: 「Pompei Scavi – Villa dei Misteri」駅で降りてください。
- 利点: この駅は遺跡の入り口(マリーナ門)のすぐ目の前です。他の「ポンペイ駅」で降りてしまうと、遺跡まで延々と歩くことになるので注意が必要です。
3. 入場チケットは事前予約がマスト
2026年現在、オーバーツーリズム対策により、入場制限が行われることも珍しくありません。
現地のチケット売り場で大行列に並び、炎天下で体力を消耗するのは避けたいところ。公式サイトで事前に時間指定の予約を済ませておけば、スムーズにジョルノたちの足跡を追うことができます。
聖地巡礼をさらに楽しむためのアイテム
せっかくポンペイまで行くのなら、ジョジョの世界観にどっぷり浸かりたいですよね。
- カメラ・レンズ: 遺跡の広大さを撮るなら広角レンズ、犬のゆか絵を柵越しにアップで撮るなら望遠機能が欲しいところ。iphoneの最新モデルなら、その両方をカバーできるのでおすすめです。
- 翻訳アプリ: 遺跡内の解説ボードはイタリア語と英語がメインです。カメラをかざして翻訳できるアプリを入れておくと、歴史的背景への理解が深まります。
また、ポンペイの街中にあるお土産屋さんには、公式グッズではないものの「犬のゆか絵」をモチーフにしたタイルやコースターが売られています。アバッキオ推しの旅の記念にはぴったりです。
まとめ:ジョジョ5部聖地ポンペイ遺跡の犬のゆか絵はどこ?鍵の入手場所や観光のコツを解説
ポンペイ遺跡は、単なる歴史遺産としてだけでなく、ジョジョ第5部の「運命」を感じさせる特別な場所です。
犬のゆか絵がある「悲劇詩人の家」を見つけ、その先に鍵が隠されていた景色を眺める。そして、フーゴやアバッキオが戦った石畳の上に立つ。その体験は、漫画のページをめくるだけでは得られない、圧倒的なリアリティをあなたに与えてくれるはずです。
- 犬のゆか絵は「第6区・悲劇詩人の家」
- 鍵の場所は「その邸宅の内庭付近」
- 移動はスニーカーと事前予約が鉄則
この3点さえ押さえておけば、あなたの聖地巡礼は「ディ・モールト(非常に)」素晴らしいものになるでしょう。ボスの指令を完遂する覚悟で、ぜひ古代ローマの風を感じに行ってみてください。
もし、イタリア旅行の準備で迷っているなら、まずはジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風を読み返して、イメージトレーニングから始めてみてはいかがでしょうか。

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