ジョジョ モデル徹底網羅!元ネタやファッションの秘密をプロの視点で解説

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『ジョジョの奇妙な冒険』を読んでいると、その圧倒的なビジュアルと独特のポージングに目を奪われますよね。実は、ジョジョに登場するキャラクターや衣装、そしてあの有名な「ジョジョ立ち」には、実在するジョジョ モデルが数多く存在します。

作者の荒木飛呂彦先生が、どのような芸術や人物からインスピレーションを得て、あの唯一無二の世界観を築き上げたのか。今回は、ファンなら絶対に知っておきたい「元ネタ」の数々を、音楽・ファッション・美術の観点から深掘りしていきます。この記事を読み終える頃には、あなたのジョジョ愛がさらに深まっているはずです。


伝説の男たちがモデル!主要キャラクターの意外な正体

ジョジョのキャラクターたちは、ただカッコいいだけではありません。その骨格や佇まいには、実在するスターたちのエッセンスが凝縮されています。

空条承太郎と西部劇の英雄

第3部の主人公、空条承太郎。彼のモデルが名優クリント・イーストウッドであることは、ファンの間では有名な話です。荒木先生は、イーストウッドが西部劇で見せる「寡黙で何を考えているかわからないが、絶対に強い」というアウトローの美学を承太郎に投影しました。

あの特徴的な「指差しポーズ」も、拳銃を構えるアクションからの着想と言われています。承太郎の学ランのような衣装は、学ラン コスプレのような日本の学生服をベースにしつつも、イーストウッドが漂わせる「孤高のヒーロー像」を纏わせることで、和洋折衷のクールなデザインへと昇華されました。

吉良吉影とデヴィッド・ボウイ

第4部の宿敵、吉良吉影。彼のビジュアルは、伝説のミュージシャンであるデヴィッド・ボウイに酷似しています。特にアルバム『Let’s Dance』期の、ブロンドヘアを綺麗に整え、タイトなスーツを着こなすボウイの姿は、吉良の「平穏に暮らしたい殺人鬼」という二面性を見事に象徴しています。

また、吉良のスタンド「キラークイーン」の名前も、ロックバンド・クイーンの楽曲から取られており、ビジュアルと名前の両面で音楽シーンからの強い影響が見て取れます。

岸辺露伴と荒木先生自身の影

漫画家である岸辺露伴は、荒木先生の投影だと言われることが多いキャラクターです。しかし、実際には「漫画家としての理想像」や、ホラー映画の登場人物など、複数の要素がミックスされています。彼のヘアバンドやファッショナブルな私服は、当時の最先端のモード誌を参考に描かれており、キャラクターそのものが「時代の最先端を行くアイコン」としてデザインされています。


ヴェルサーチにグッチ?ハイブランドが彩るジョジョの服装

ジョジョを語る上で、ファッションは切り離せません。荒木先生はファッション誌を愛読しており、キャラクターの衣装には数々のハイブランドの意匠が取り入れられています。

イタリアン・モードの衝撃

特に第5部『黄金の風』では、舞台がイタリアということもあり、ヴェルサーチやモスキーノといったイタリアを代表するブランドの影響が色濃く出ています。

ジョルノ・ジョバァーナの胸元がハート型に開いた服や、ブチャラティの全身にファスナーがついたスーツ。これらは当時のコレクションで発表された斬新なカッティングや装飾を、漫画的な表現としてさらに強調したものです。もし彼らが現実の世界にいたら、間違いなくハイブランド ファッション誌の表紙を飾っていることでしょう。

第6部とファッションブランドの融合

第6部『ストーンオーシャン』になると、キャラクターの名前にブランド名がそのまま使われるようになります。

  • エルメス・コステロ(エルメス)
  • グッチョ(グッチ)
  • ミューミュー(ミュウミュウ)これらのネーミングは、単なる遊び心だけでなく、キャラクターの持つ華やかさや鋭さを象徴する記号として機能しています。空条徐倫の衣装に見られる「蜘蛛の巣」のようなパターンも、当時のヴェルサーチのデザインラインを彷彿とさせ、女性の力強さと美しさを両立させています。

ジョジョ立ちのルーツはルネサンス彫刻とモード写真

あの奇妙で美しいポージング「ジョジョ立ち」。人間の骨格を無視したような捻りのあるポーズは、一体どこから来たのでしょうか。

ミケランジェロへのオマージュ

荒木先生はイタリア・ルネサンス期の美術、特にミケランジェロの彫刻から大きな影響を受けています。彫刻作品に見られる「コントラポスト(体重の大部分を一脚にかけて、体の軸をずらすポーズ)」や、筋肉の緊張感。これらを漫画のコマの中に落とし込むことで、静止画でありながら凄まじいエネルギーを放つ画面構成が生まれました。

アントニオ・ロペスの官能的なライン

もう一つの重要なモデルが、1970年代から80年代にかけて活躍したファッションイラストレーター、アントニオ・ロペスです。彼の描くイラストは、手足が長く、現実の人間よりもダイナミックな動きが強調されています。

ジョジョ特有の「腰を極端に突き出すポーズ」や「指先の繊細な表情」は、ロペスの作品が持つファッショナブルで官能的なラインを、少年漫画の肉体美と融合させた結果なのです。


スタンド名の由来はすべて「音楽モデル」にある

第3部の中盤から、スタンドの名前は洋楽のバンド名やアルバム名から引用されるのが恒例となりました。これは荒木先生の音楽への深い愛情からくるものです。

プレイリストのようなスタンド図鑑

例えば、第4部の東方仗助のスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」は、ピンク・フロイドの名曲。広瀬康一の「エコーズ」も同じくピンク・フロイドの楽曲名です。

第5部の「ゴールド・エクスペリエンス」はプリンスのアルバム名から。音楽を知っている読者なら、その曲の雰囲気とスタンド能力のイメージがリンクしていることに気づくはずです。荒木先生は、音楽が持つ「目に見えないパワー」を、スタンドという「目に見える形」に変える際に、その名前を借りることで世界観を補強したのです。

もし、お気に入りのスタンド名があれば、ぜひその元ネタとなったアーティストの洋楽 CDを聴いてみてください。新しい発見があるかもしれません。


聖地巡礼のモデル!実在する町「杜王町」の正体

ジョジョの物語の舞台も、実在の場所がモデルになっています。

仙台市と杜王町

第4部と第8部の舞台である「杜王町(もりおうちょう)」は、荒木先生の出身地である宮城県仙台市がモデルです。

作中に登場する「定禅寺通り」を思わせる並木道や、特徴的なマンホールの蓋、さらには「アンジェロ岩」のモデルになったと言われる岩など、仙台市内にはジョジョを感じさせるスポットが点在しています。実際に現地を歩いてみると、ジョジョのキャラクターたちがそこに住んでいるかのような錯覚に陥るほど、空気感が大切に描かれています。

第5部のイタリア取材

第5部を描く際、荒木先生は実際にイタリアへロケハンに行かれています。ナポリの雑多な街並みや、ヴェネツィアの美しい運河、ローマのコロッセオ。これらの背景は、写真資料をただ写すのではなく、先生が肌で感じた「イタリアの光と影」が反映されています。だからこそ、読者は漫画を読んでいるだけで、イタリアの乾いた風や歴史の重みを感じることができるのです。


ジョジョのモデルを知ることで広がる「人間讃歌」の世界

ここまで見てきた通り、ジョジョの奇妙な冒険には、クリント・イーストウッドからミケランジェロ、そして最新のハイブランドまで、膨大な数のジョジョ モデルが存在します。

荒木飛呂彦先生は、古今東西のあらゆる「美しいもの」「強いもの」を独自の視点でサンプリングし、それをジョジョという一つの巨大な物語へと再構築しました。

「元ネタ」を知ることは、単なる知識欲を満たすだけでなく、作品のテーマである「人間讃歌」をより深く理解することに繋がります。

キャラクターが着ている服のライン一枚、独特なセリフ回しの裏側にある音楽。それらすべてに理由がある。そう思うと、読み返した時にまた新しい発見があるはずです。

次にジョジョを手に取る時は、ぜひジョジョの奇妙な冒険 全巻セットを横に置いて、元ネタとなった音楽をBGMに流しながら、その深淵な世界に浸ってみてください。

あなたにとっての最高のジョジョ モデルは、どのキャラクターでしょうか?

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