大人気韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版リメイクとして、放送前から大きな注目を集めていた『六本木クラス』。竹内涼真さん演じる宮部新の復讐劇に、毎週ハラハラしながら見守っていた方も多いはずです。
しかし、ネット上を検索してみると、なぜか「打ち切り」という不穏なキーワードが目に飛び込んできます。「あんなに盛り上がっていたのに、実は途中で終わっちゃったの?」と不安に思うファンの方もいるかもしれませんね。
今回は、ドラマ『六本木クラス』にまつわる「打ち切り説」の真相について、当時の視聴率や制作背景、そして気になる続編の可能性まで、どこよりも詳しく深掘りしていきます。
「六本木クラス」打ち切りの噂は本当?結論からお伝えします
まず、一番気になる「本当に打ち切りだったのか?」という疑問に対する答えですが、結論から申し上げますと、『六本木クラス』は打ち切りではありません。
このドラマは、2022年7月から9月にかけて全13話が放送されました。日本の連続ドラマは通常10話から11話前後で完結することが一般的ですので、むしろ平均的なドラマよりも長い期間、じっくりと放送されていたことになります。
当初から全13話の予定で制作されており、ストーリーも原作の最後までしっかりと描き切って完結しています。では、なぜ「打ち切り」なんていう噂が流れてしまったのでしょうか?そこには、いくつかの「誤解を招く要因」が重なっていました。
なぜ「打ち切り」と言われるようになったのか?3つの大きな理由
火のない所に煙は立たないと言いますが、このドラマの場合、いくつかの特殊な状況が重なったことで「打ち切り」という言葉が一人歩きしてしまいました。
1. 原作『梨泰院クラス』とのボリュームの差
最大の要因は、リメイク元である韓国版『梨泰院クラス』との構成の違いです。韓国版は1話あたり約70分から80分の長尺で、全16話構成。これを日本の地上波ドラマの枠(約45分〜54分)で再現しようとすると、どうしても内容を凝縮せざるを得ません。
実際に計算してみると、韓国版の総時間は約1,100分を超えるのに対し、日本版は約650分程度。およそ半分近い時間で同じストーリーを駆け抜けたことになります。このため、原作ファンから見ると「展開が早すぎる」「大事なエピソードが削られている」と感じられ、それが「短縮された=打ち切りになったのでは?」という憶測に繋がったのです。
2. 香川照之さんのスキャンダル報道
放送期間の終盤、長屋茂役を演じていた香川照之さんのプライベートに関する報道が世間を騒がせました。ドラマ界でも非常に重要な役どころだっただけに、「降板するのではないか」「最悪の場合、放送が中止(打ち切り)になるのではないか」という不安の声がSNSで爆発的に広がりました。
結果としてドラマは最後まで放送されましたが、この時期に「六本木クラス 打ち切り」というワードで検索する人が急増したことが、現在も検索候補に残っている大きな理由の一つと言えます。
3. 放送回数の「13話」という中途半端さ
日本のドラマに慣れている視聴者にとって、「13話」という終わり方は少し珍しく感じられます。10話で終わると思っていた人が「まだ続くの?」と思ったり、逆に「なぜ15話までやらないの?」と感じたり。この独特なスケジュール感が、視聴者に「予定が変わったのかな?」という違和感を与えてしまったのかもしれません。
視聴率から見る『六本木クラス』の本当の評価
「打ち切り」という言葉は、通常「視聴率が悪くて途中で終了する」場合に使われます。では、『六本木クラス』の数字はどうだったのでしょうか。
放送開始当初こそ、原作との比較や「コスプレ感がある」といった厳しい意見もあり、視聴率は9%台からスタートしました。一時は7%台まで落ち込む回もありましたが、中盤から終盤にかけての盛り上がりは凄まじいものがありました。
特に復讐劇がクライマックスに差し掛かるにつれ、視聴率は右肩上がりに。最終回では番組最高となる10.7%を記録し、見事に二桁の大台に乗せてフィニッシュしています。これはテレビ朝日の木曜ドラマ枠としても十分に「成功」と言える数字です。
さらに、地上波の視聴率だけでなく、見逃し配信サービスの「TVer」や「TELASA」、さらにはfire tv stickなどで視聴できるNetflixなどのプラットフォームでもランキング上位の常連でした。現代の視聴スタイルに合った、非常に息の長い人気を誇っていた作品なのです。
キャストの熱演が「打ち切り説」を吹き飛ばした
ドラマを完走した視聴者の多くが、「最後は本当に感動した」と口を揃えます。打ち切り説を跳ね除けるほどのパワーがあったのは、間違いなくキャスト陣の圧倒的な演技力があったからです。
竹内涼真さんの「新」への没入感
主演の竹内涼真さんは、この役のために髪型を原作のパク・セロイに寄せた「いがぐり頭」にし、強い意志を感じさせる瞳で復讐に燃える主人公を演じ切りました。回を追うごとに、竹内さんの中に「宮部新」が乗り移っていくような感覚を覚えた視聴者も多かったはずです。
平手友梨奈さんの圧倒的存在感
麻宮葵を演じた平手友梨奈さんの評価は、国内のみならず海外からも非常に高かったのが印象的です。毒舌でクール、だけど新に対しては一途すぎる愛を向ける難役を見事に表現。彼女のファッションやメイクを真似する若者も増え、ドラマの社会現象化に大きく貢献しました。
新木優子さんの切ない立ち位置
初恋の相手でありながら、敵対する長屋ホールディングスで働く楠木優香を演じた新木優子さん。彼女の葛藤や、新への思いを隠しながら生きる姿は、物語に深い情緒を与えてくれました。
こうした豪華キャストが全力でぶつかり合ったからこそ、最後まで視聴者を惹きつけ続けることができたのでしょう。
続編や映画化の可能性は?ファンが待ち望む「その後」
さて、無事に完走した『六本木クラス』ですが、続編や映画化を期待する声も根強くあります。
現在のところ、公式から続編に関する発表はありません。ストーリー自体は原作に沿って、新が復讐を遂げ、自分の居場所を守り抜くという形で綺麗に完結しています。
しかし、もし続編が作られるとしたらどのような形になるでしょうか。
原作にもない日本独自のオリジナルエピソードとして、二代目みやべがさらに巨大な企業へと成長していく過程や、新と葵のその後の恋愛模様を描くスピンオフなどが期待されます。
一方で、主要キャストの多忙さや、劇中の重要な悪役を演じた香川照之さんの状況などを考えると、同じメンバーでの即座の続編制作はハードルが高いというのが業界の見方かもしれません。それでも、これだけの話題作ですから、数年後にスペシャルドラマとして復活する可能性はゼロではないでしょう。
まとめ:六本木クラスは打ち切りだった?真相を徹底調査!
ここまでお伝えしてきた通り、ドラマ『六本木クラス』が打ち切りになったという事実は一切ありません。
- 全13話という構成は当初からの予定通りだった
- 視聴率は右肩上がりで、最終回は10.7%の好成績
- 配信プラットフォームでも爆発的な人気を記録
- 「打ち切り」の噂は、原作との尺の違いや外部のスキャンダルによる誤解
このドラマは、日本のリメイクドラマの歴史においても、非常に熱量の高い作品として記憶されるべき一作です。もし、まだ全話を見ていないという方がいれば、ipadなどのタブレットを使って、一気見してみるのもおすすめですよ。
改めて振り返ってみると、不条理な権力に立ち向かう新の姿は、今の時代を生きる私たちに勇気を与えてくれるものでした。この記事を通じて、「六本木クラス 打ち切り」という検索ワードに隠された真実がスッキリと解決したなら幸いです。
素晴らしい作品には必ずと言っていいほど「噂」がつきまといますが、それだけ多くの人が関心を持っていた証拠でもあります。物語は完結しましたが、彼らが六本木の街で掴み取った「自由」と「勝利」の感動は、これからもファンの心の中に残り続けることでしょう。
気になることがあれば、ぜひもう一度、第1話からあの熱い復讐劇を追いかけてみてくださいね。

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