「そろそろ新しいスマホに買い替えたいけれど、今使っているiPhoneはどうしよう?」
そんな風に悩んでいる方は多いはず。iPhoneは数あるスマホの中でもリセールバリュー(再販価値)が非常に高く、ちょっとしたコツを抑えるだけで、数万円単位で手元に残る金額が変わってくることも珍しくありません。
「どうせ古いし……」と諦めて適当な下取りに出してしまうのは、正直もったいない!今回は、あなたのiPhoneを最高値で売却し、次の機種代金の足しにするための「攻めの売却術」を徹底解説します。
iPhoneを高く売るために絶対外せない「基本のキ」
iPhoneを高く売るためには、まず「なぜiPhoneは高く売れるのか」を知っておく必要があります。Apple製品は世界中で需要があり、型落ちモデルでも安定した人気を誇ります。しかし、市場価値は刻一刻と変動しています。
まずは、売却前に必ずチェックすべき基本項目から見ていきましょう。
売却タイミングを見極める
iPhoneの価値が最も大きく動くのは、新型iPhoneの発表前後です。
新型が登場すると旧モデルの相場は一気に下がります。「売ろうかな」と思ったら、新型の噂が出る前に動くのが鉄則です。また、春の進学・就職シーズンや、冬のボーナス時期も中古市場が活発になるため、高価買取が狙いやすい時期と言えます。
ネットワーク利用制限とSIMロックの確認
中古買取店が最も警戒するのは「分割払いが滞って通信ができなくなる端末」です。
設定画面からIMEI(製造番号)を確認し、各キャリアの確認サイトで「◯(支払い完了)」になっているか確認しましょう。「△(支払い中)」でも買取可能な店はありますが、査定額が下がる傾向にあります。
また、iPhoneがSIMロック解除済みであれば、使えるキャリアの幅が広がるため、査定額がアップします。
バッテリーの最大容量をチェック
購入検討者が最も気にするのがバッテリーの劣化具合です。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」から確認できる最大容量が80%以上であれば、一般的な中古品として良好な評価が得られます。逆に80%を切っていると「交換が必要な端末」と見なされ、減額対象になりやすいので注意が必要です。
査定額を劇的にアップさせる「魔法の準備」
いざ査定に出す際、見た目の印象は非常に重要です。鑑定士も人間ですから、「大切に使われてきた端末」と「雑に扱われた端末」では、心象が全く異なります。
付属品は「全部盛り」で出す
箱、説明書、充電ケーブル、SIMピンなど、購入時に付いていた付属品はできるだけ揃えましょう。
特にiPhoneの純正ケーブルやアダプタは単品でも価値があるため、欠品していると数千円の減額になる場合があります。もし自宅のどこかに眠っているなら、意地でも探し出してください。
外装をピカピカに磨き上げる
査定に出す直前のクリーニングは必須です。
- 端子部分のホコリ: ライトニング端子やスピーカーの穴に詰まったホコリを、柔らかいブラシやエアダスターで取り除きます。
- 指脂と汚れ: マイクロファイバーの布で、画面や背面を徹底的に拭き上げます。
- カメラレンズ: レンズの縁に溜まった汚れも細かくチェック。これだけで「美品」判定をもらえる確率がグッと上がります。
保護フィルムは剥がすべき?
画面の傷を確認するために、査定時に剥がされることがほとんどです。
自分から剥がして「傷がないこと」をアピールするのも手ですが、移動中に傷がつくリスクを避けるため、お店に持っていくまでは貼ったままでも問題ありません。
どこで売るのが正解?売却先それぞれのメリット・デメリット
「どこで売るか」によって、手間の少なさと手に入る金額のバランスが変わります。自分のスタイルに合った場所を選びましょう。
キャリアの下取り(手軽さ重視)
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどのキャリアに下取りに出す方法です。
- メリット: 新機種購入と同時に手続きが完了し、壊れていても一定額で引き取ってくれる場合がある。
- デメリット: 基本的に「ポイント還元」や「新機種代金からの値引き」であり、現金が手に入るわけではない。また、買取専門店に比べると査定額が低め。
買取専門店(バランス重視)
ソフマップ、イオシス、じゃんぱらといった中古スマホ専門店へ持ち込む方法です。
- メリット: プロの鑑定士が査定するため、状態が良いiPhoneなら相応の高値がつく。その場で現金化できるのも強み。
- デメリット: 傷やバッテリーの劣化に対して査定がシビアな場合がある。
フリマアプリ(利益最大化重視)
メルカリやラクマなどで個人間に売却する方法です。
- メリット: 中間マージンがないため、最も高く売れる可能性がある。自分で価格を設定できる。
- デメリット: 出品、梱包、発送の手間がかかる。購入者とのトラブル(「思っていたより傷がある」など)のリスクがある。
【実践】iPhoneを初期化する前に必ずやるべきこと
高く売るための準備ができたら、次は内部のデータ処理です。これを忘れると買取を拒否されたり、最悪の場合、個人情報が流出したりするリスクがあります。
- データのバックアップ: iCloudやPCを使って、大切な写真や連絡先を必ず保存してください。
- Apple Watchのペアリング解除: Apple Watchを使っている方は、連携を解除しておきましょう。
- iMessageの登録解除: Androidへ乗り換える場合は特に重要です。
- 「iPhoneを探す」をオフにする: これがオンのままだと、他人がそのiPhoneを使えなくなる「アクティベーションロック」がかかり、買取不可となります。
- iCloudからサインアウト: 設定の最上部にある自分の名前をタップし、一番下のサインアウトを押します。
- すべてのコンテンツと設定を消去: 最後に工場出荷時の状態に戻します。
ジャンク品でも諦めない!壊れたiPhoneを売るコツ
「画面がバキバキに割れている」「電源が入らない」
そんなiPhoneでも、ゴミ箱に捨てるのは早計です。iPhoneは部品としての価値も高いため、ジャンク品専門の買取店が存在します。
画面割れはそのまま売るのが得策?
修理してから売るべきか悩むところですが、基本的には「そのまま」売るのがおすすめです。
Apple公式や正規サービスプロバイダで修理すると数万円かかりますが、その修理代以上に買取額がアップすることは稀だからです。非正規店で安いパネルに交換してしまうと、今度は「改造品」扱いとなり、買取店で受け付けてもらえなくなるリスクもあります。
水没・起動不可の場合
水没反応がある端末や、まったく電源が入らない端末でも、数千円から、モデルによっては1万円以上の値がつくことがあります。内部の基板やカメラユニット、外装パーツなどを再利用する業者にとって、iPhoneは貴重な資源なのです。
最後に:賢く立ち回ってiPhone 高く売るを実現しよう
iPhoneの買い替えは、ただの「出費」ではありません。今持っている端末をいかに高値で「資産」として処理するかが、スマートなデジタルライフを送る鍵となります。
最後におさらいしましょう。
- タイミング: 新型が出る前に動く。
- コンディション: 付属品を揃え、徹底的に掃除する。
- 設定: 「iPhoneを探す」をオフにし、確実に初期化する。
- 販路: 手間を惜しまないならフリマアプリ、安心とスピードなら専門店。
これらを意識するだけで、あなたのiPhoneはきっと期待以上の価格で評価されるはずです。
少しの手間を惜しまず、最高の条件でバトンタッチさせてあげてくださいね。新機種を手にする喜びが、さらに大きなものになることを願っています!
今回の内容を参考に、まずはご自身のデバイスの相場をチェックしてみるのはいかがでしょうか?

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