ジョジョ実写版の山崎賢人はひどい?評価や続編がない理由、原作再現度を徹底検証!

ジョジョ
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「ジョジョの実写映画、山崎賢人が主演だけど実際どうなの?」

「ネットで『ひどい』って言われてるのを見たけど、観る価値ある?」

伝説的な人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。その第4部が実写映画化されると発表されたとき、ファンの間には激震が走りました。特に主人公・東方仗助を演じるのが、当時「実写化プリンス」として数々の少女漫画原作に出演していた山崎賢人さんだったこともあり、期待と不安(というか、ほぼ不安)が入り混じった空気になったのを覚えています。

公開から時間が経った今、改めてこの作品を振り返ってみると、単なる「失敗作」の一言では片付けられない、奇妙な魅力と複雑な事情が見えてきます。

今回は、山崎賢人版ジョジョがなぜ「ひどい」と言われてしまったのか、その一方で評価されているポイントはどこなのか、そして気になる「第二章(続編)」がなぜ作られないのか、その真相に迫ります。


「山崎賢人のジョジョはひどい」と言われる最大の理由とは?

まず避けて通れないのが、公開当時に吹き荒れたネガティブな評価の声です。なぜ多くのファンが「ひどい」と感じてしまったのでしょうか。

キャスティングとビジュアルのギャップ

一番の要因は、やはり「イメージの違い」です。原作の東方仗助は、身長180cm超えのガッシリとした体格に、独特の凄みがあるリーゼントヘアが特徴。対して当時の山崎賢人さんは、シュッとした細身のイケメンという印象が強く、「ジョジョ立ち」が映える肉体美や、あの特有の「濃さ」を再現するには線が細すぎると懸念されました。

杜王町(もりおうちょう)の違和感

物語の舞台は日本の「S市杜王町」ですが、ロケ地はスペインのシッチェスでした。三池崇史監督は「ジョジョの奇妙な世界観を出すため」に海外ロケを敢行しましたが、これが裏目に出た部分もあります。「日本のはずなのに街並みがヨーロッパすぎる」という違和感が、視聴者の没入感を削いでしまったのです。

完結しない「第一章」という構成

映画のタイトルに「第一章」と銘打たれていながら、ストーリーが中途半端なところで終わってしまったことも不評の原因でした。虹村兄弟との決着までは描かれましたが、ジョジョ第4部の真の面白さである「日常に潜む恐怖」や「吉良吉影」の影が本格化する前に終わってしまったため、単体映画としての満足度が低くなってしまったのです。


実はクオリティが高い?意外と評価されているポイント

「ひどい」という声が目立つ一方で、実際に作品を観た人たちからは「意外と悪くない」「むしろスタンド戦はすごい」という好意的な意見も多く寄せられています。

スタンド演出(VFX)の完成度

最も絶賛されたのが、守護霊のような能力「スタンド」の描写です。仗助の「クレイジー・ダイヤモンド」や、虹村形兆の「バッド・カンパニー」の質感、動き、そして破壊の描写は、邦画のレベルを大きく超えるクオリティでした。特に、無数のミニチュア軍隊が襲ってくるバッド・カンパニー戦の絶望感は、原作ファンも納得の出来栄えです。

脇を固める俳優陣の「再現度」

山崎賢人さんを支えるキャスト陣が、とにかく「濃い」メンバーでした。

  • 虹村億泰役の真剣佑(現:新田真剣佑)さん:顔の傷の再現だけでなく、あの「ちょっとバカだけど熱い」キャラクターを完璧に演じきり、ファンから最も支持されました。
  • 虹村形兆役の岡田将生さん:冷徹で規律を重んじる兄貴の姿が、ビジュアル・演技ともにハマっていました。
  • アンジェロ役の山田孝之さん:もはや「怪演」の一言。不気味さと凶悪さが際立っていました。

山崎賢人の「仗助」へのストイックな姿勢

批判にさらされながらも、山崎賢人さんはこの役に全力で挑んでいました。役作りのために増量し、地毛とウィッグを組み合わせてあのリーゼントを再現。インタビューでも「仗助の優しさ」をどう表現するかを深く考えていたことが伝わります。原作者の荒木飛呂彦先生も、山崎さんの仗助に対して「存在感があって素晴らしい」とエールを送っています。


なぜ「第二章」は制作されないのか?続編が絶望的な3つの背景

「第一章」と名付けられた以上、制作陣は当然続編を想定していました。しかし、公開から数年が経った今も、続編が作られる気配はありません。そこにはシビアな現実があります。

1. 興行収入が目標に届かなかった

映画ビジネスにおいて、続編が作られるかどうかの基準は「数字」です。本作の興行収入は約9.2億円と言われています。大規模な海外ロケや高額なVFX費用を考えると、10億円を下回る結果は「大爆死」とは言わないまでも、成功とは言い難い数字でした。同年に公開された銀魂 実写版が38億円を超える大ヒットを記録したことと比較され、相対的に「失敗」の烙印を押されてしまったのです。

2. キャストの多忙と環境の変化

主演の山崎賢人さんは、その後キングダム 映画という超大型シリーズで大成功を収めました。真剣佑さんもハリウッド進出を果たすなど、主要キャストが誰もが認めるトップスターになりました。これだけのメンバーを再び集め、長期の海外ロケを行うスケジュールを確保するのは、今や至難の業です。

3. 『岸辺露伴は動かない』の成功

その後、NHKでドラマ化・映画化された高橋一生さん主演の『岸辺露伴は動かない』が、圧倒的な支持を得ました。こちらは特殊能力をCGで見せるよりも、ジョジョの「奇妙な空気感」や「心理戦」に特化した作りで成功しました。この成功により、「ジョジョの実写化は派手なアクションよりも、こういう方向性が正解なのでは?」という流れができ、山崎賢人版の路線が立ち消えになった側面もあります。


ジョジョ実写映画を楽しむための見どころガイド

もし、これからこの作品を観ようと思っているなら、以下のポイントに注目すると、ネットの悪評に惑わされずに楽しむことができます。

  • スタンド戦の迫力: Fire TV Stickなどを使って、ぜひ大画面で視聴してみてください。日本のCG技術の底力に驚くはずです。
  • 新田真剣佑の「億泰」: 彼の役作りの凄まじさを観るだけでも、この映画を観る価値があります。
  • 豪華キャストの競演: 神木隆之介さん(広瀬康一役)や小松菜奈さん(山岸由花子役)など、今では考えられないほど豪華な若手俳優が揃っています。

ジョジョの世界観は独特すぎて、実写化するとどうしても「コスプレ感」が出てしまうのは避けられません。しかし、三池監督と山崎賢人さんは、それを承知の上で「本気」でその世界を具現化しようと格闘していました。


ジョジョ実写版の山崎賢人はひどい?評価や続編がない理由、原作再現度を徹底検証!まとめ

結論として、山崎賢人版『ジョジョ』は「決してひどいだけの内容ではないが、興行的な成功とファンの納得感を両立させるのが非常に難しかった作品」と言えます。

確かに、原作のキャラクターイメージとの乖離や、物語の中途半端さは否定できません。しかし、スタンド描写のクオリティや、若き実力派俳優たちの熱演は、今見返しても見応えがあるものです。

原作を知っているからこそ「ここが違う」と突っ込みたくなる気持ちも分かりますが、一つの「パラレルワールドの杜王町」として観れば、これほど贅沢なエンターテインメント作品も珍しいでしょう。

「第二章」を観ることができないのは残念ですが、山崎賢人さんがこの作品で培ったアクションの経験は、後の『キングダム』や『ゴールデンカムイ』での大成功に繋がっているはずです。

もし、まだ食わず嫌いをしているのであれば、一度フラットな気持ちでジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 Blu-rayを手にとってみてはいかがでしょうか。そこには、確かに「黄金の精神」を体現しようとした俳優たちの姿があるはずです。

次の一歩として、実写版のスタンド演出と、後に成功を収めた『岸辺露伴は動かない』の演出を比較してみると、実写化の難しさと面白さがより深く理解できるかもしれませんよ!

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