ジョジョに登場する数字の謎を徹底考察!ミスタが4を嫌う理由や素数の意味を解説

ジョジョ
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『ジョジョの奇妙な冒険』を読んでいると、ふとした瞬間に「数字」が異様な存在感を放っていることに気づきませんか?

単なる設定の一部かと思いきや、実はキャラクターの運命を左右したり、物語の結末を暗示していたりと、荒木飛呂彦先生のこだわりがこれでもかと詰め込まれているんです。

今回は、ジョジョファンなら避けては通れない「数字」にまつわる謎を深掘りしていきます。グイード・ミスタがなぜあそこまで「4」を恐れるのか、プッチ神父がなぜピンチに「素数」を数えるのか。

この記事を読み終える頃には、コミックスの端々に書かれた数字の見え方がガラリと変わるはずですよ。


徹底解説:ミスタが「数字の4」を死ぬほど嫌う理由とその背景

第5部『黄金の風』で、読者に強烈なインパクトを与えたのがグイード・ミスタの「4」に対する異常なまでの執着です。

彼は単に「縁起が悪い」と思っているレベルではありません。4という数字が視界に入ったり、自分の持ち物が4つになったりするだけで、冷や汗を流してパニックに陥るほどの恐怖心を抱いています。

そもそもなぜイタリア人のミスタが「4」を嫌うのか?

一般的に、数字の「4」を「死」に結びつけて忌み嫌うのは、日本や中国などの東アジア圏の文化です。イタリアをはじめとする欧米では、不吉な数字といえば「13」や「17」が有名ですよね。

これについては、作者である荒木先生が「日本的な不吉さの象徴」を、あえてイタリアを舞台にしたキャラクターに持たせたという側面が強いと考えられます。読者である私たちにとって、直感的に「不吉だ」と伝わりやすい数字を選ぶことで、ミスタの持つ独特の緊張感を演出しているわけです。

劇中で証明される「4の呪い」

驚くべきことに、作中ではミスタのこの強迫観念が「的中」してしまう場面が多々あります。

例えば、トラックの荷台で敵の襲撃を受けた際、ミスタが手にした銃弾が偶然にも「4発」になってしまった瞬間、状況は一気に悪化しました。また、物語の終盤で仲間を失う悲劇的な展開の際にも、どこかに「4」という数字が潜んでいることが少なくありません。

彼のスタンド「セックス・ピストルズ」も、その性質を象徴しています。6人組のチームでありながら、名前はNo.1からNo.7まで。もちろん「No.4」は欠番です。

ミスタにとって、4は自分の運命を破壊する「穴」のような存在。このこだわりが、彼の銃使いとしての慎重さと、土壇場での凄まじい集中力を生んでいるのかもしれません。

ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風を読み返すと、ミスタがいかに必死で「4」を回避しているかがよく分かり、彼のプロ根性と人間臭さに改めて惚れ直してしまいます。


エンリコ・プッチ神父と「素数」:孤独な数字が与える鋼の精神

第6部『ストーンオーシャン』の宿敵、エンリコ・プッチ神父。彼が絶体絶命のピンチに陥ったとき、口ずさむのは神への祈りではなく「数字」でした。

「2、3、5、7、11、13……」

そう、1と自分自身でしか割り切れない「素数」です。なぜ彼は、世界が崩壊しかねない極限状態で、数学的な作業に没頭したのでしょうか。

素数は「勇気」を与えてくれる

プッチ神父は、素数を「孤独な数字」と定義しています。誰にも媚びず、何物にも染まらない独立独歩の数字。

彼が素数を数えるのは、恐怖で心が乱れそうな時、自分の意識を外部の混乱から切り離すためです。割り切れない数字を数え続けるという単調でいて集中力を要する作業は、現代で言うところの「マインドフルネス」に近い効果があるのでしょう。

承太郎の時を止める能力を前にしても、彼は素数を数えることで「自分のなすべきこと」を見失わずにいられました。あの鋼のメンタルは、孤独な数字たちによって支えられていたのです。

運命と数学の奇妙な一致

ジョジョの物語において、プッチ神父が目指したのは「天国」という名の、全人類が自分の運命を悟り、覚悟を持って生きる世界でした。

数学の世界において、素数がどのような規則で出現するのかは、現代の数学者でも完全には解明できていない「宇宙の謎」の一つです。不規則に見えて、そこには確実な法則が存在する。これは、一見不条理に見えて実は決まったレールの上を走っているというプッチの「運命論」と見事にリンクしています。

ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャンのクライマックスで、彼が数える素数が加速していくシーンは、物語のテンションが最高潮に達する瞬間でもあります。


天国へ行くための「14の言葉」に隠された数字のギミック

プッチ神父がDIOから授かった、スタンドを究極の形へと進化させるための「14の言葉」。

「らせん階段」「カブト虫」「廃の町」「イチジクのタルト」……。

一見すると脈絡のない言葉の羅列ですが、ここにも数字にまつわる深い意味が込められています。

なぜ「14」なのか?

14という数字は、キリスト教の伝統において「救済」や「十字架の道行き(14の留)」を象徴することがあります。DIOが自らを神に近い存在と定義し、天国を目指すためのステップとしてこの数字を選んだのは、必然と言えるでしょう。

また、言葉の中に何度も登場する「カブト虫」は合計で4回。ここでもミスタが嫌った「4」という数字が顔を出します。ただし、プッチ(あるいはDIO)にとっての4は、不吉を乗り越えた先にある「変異」や「進化」のための鍵として機能しているのが興味深いところです。

言葉が持つ「リズム」と「魂」

これらの言葉は、単なるパスワードではありません。自分の魂の中に刻み込み、スタンド(精神の具現化)を無理やり変質させるための「自己暗示」です。

言葉の一つひとつが特定の記憶や概念を呼び覚まし、最終的に「C-MOON」から「メイド・イン・ヘブン」へと至る。このプロセス自体が、非常に計算された儀式的な美しさを持っています。


第7部で描かれる「黄金比」という究極の数理

数字へのこだわりは、世界が一新された第7部『スティール・ボール・ラン』でさらに進化します。ここで登場するのは、自然界の最も美しい比率とされる「黄金比($1 : 1.618$)」です。

無限に続く回転のエネルギー

ツェペリ一族に伝わる「回転」の技術。その究極形は、自然界に存在する「黄金長方形」の螺旋に沿って物体を回転させることでした。

  • 馬の走るフォームの中に黄金比を見出す。
  • 雪の結晶や樹木の枝分かれの中に黄金比を見出す。

ジャイロやジョニィが追求したのは、人間の筋力による回転ではなく、宇宙の法則そのものを味方につける「無限の回転」です。

数学が「奇跡」を起こす瞬間

ジョニィ・ジョースターが「タスク ACT4」へと覚醒するシーンでは、この黄金比が視覚的に描かれます。

数字という概念が、ただの計算を超えて、物理法則を書き換えるほどの「力」を持つ。ジョジョにおける数字は、常に「知性」と「精神力」が結びついた結果として描かれます。

STEEL BALL RUN ジョジョの奇妙な冒険 Part7を読むと、荒木先生がどれほどまでに「自然界の調和」を漫画の中に落とし込もうとしたかが伝わってきます。


読者が知りたい:なぜジョジョはこれほど数字にこだわるのか?

多くの読者が疑問に思うはずです。「なぜ、能力バトル漫画にここまで細かい数学的・オカルト的な数字が必要なのか?」と。

その答えは、ジョジョという作品が持つ「リアリティの追求」にあります。

説得力を生む「数字」の魔力

スタンドという超常現象を描く際、ただ「すごいパワーだ」と言うだけでは、読者はどこかで冷めてしまいます。しかし、そこに「素数」や「黄金比」、あるいは「4という数字への恐怖」という具体的なフックをかけることで、物語に奥行きが生まれます。

「もしかしたら、この世界の理(ことわり)も、数字で説明できるのかもしれない」

そう読者に思わせた時点で、荒木先生の術中にハマっているわけです。数字は、私たちの現実世界と、ジョジョの奇妙な世界を繋ぐ「共通言語」としての役割を果たしています。

キャラクターの孤独と意志を象徴する

また、数字は極めて客観的な存在です。感情に関係なく、1は1であり、4は4です。

その冷徹な数字に対して、キャラクターがどう反応するか。

  • ミスタのように全力で拒絶するのか。
  • プッチ神父のように縋り付くのか。
  • ジャイロのように自然の知恵として利用するのか。

数字との向き合い方一つで、そのキャラクターの人生観が透けて見えるようになっています。


ジョジョに登場する数字の謎を徹底考察!ミスタが4を嫌う理由や素数の意味を解説・まとめ

ここまで、ジョジョの物語を彩る数々の数字について見てきました。

ミスタが「4」を避けるのは、単なる迷信ではなく、死線潜り抜けてきた男の「生存本能」によるものでした。そしてプッチ神父が「素数」を数えるのは、孤独な数字だけが彼の揺らぎそうな決意を支えてくれたからです。

第7部での黄金比に至っては、数字はもはや戦いの道具ではなく、この世の真理に到達するためのガイドラインとして描かれていました。

ジョジョという作品において、数字は単なるカウントではありません。それはキャラクターの「覚悟」を測定する目盛りであり、時に「運命」という名の残酷な計算式でもあります。

もし、あなたがこれからジョジョを読み返す、あるいは初めて手に取るのであれば、ぜひページの中に隠された「数字」に注目してみてください。

ジョジョの奇妙な冒険 全巻セット

そこに書かれた数字の意味を考えたとき、荒木飛呂彦先生が仕掛けた壮大な知恵比べの幕が上がるはずです。

次は、あなたが好きなキャラクターが大切にしている「数字」について、自分なりの考察を深めてみてはいかがでしょうか?

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