ジョジョの顔の書き方を完全攻略!荒木飛呂彦風イラストのコツと特徴を徹底解説

ジョジョ
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「ジョジョみたいな絵を描きたいけれど、どこから手をつければいいのかわからない……」

「あの独特の迫力を再現しようとすると、ただの怖い顔になってしまう……」

そんな悩みを持ったことはありませんか?『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦先生の画風は、漫画の枠を超えて芸術の域に達しています。あの唯一無二の「ジョジョ顔」には、実は明確な理論と、美術解剖学に裏打ちされた黄金律が存在するんです。

今回は、初心者の方でも「ジョジョっぽさ」を確実に掴めるよう、顔の書き方のコツをパーツごとに徹底解説していきます。これさえ読めば、あなたのイラストに圧倒的な「黄金の精神」が宿るはずですよ!


なぜ「ジョジョ顔」は魅力的なのか?その正体を解き明かす

ジョジョのキャラクターをパッと見たとき、私たちは強烈なインパクトを受けますよね。その理由は、一般的な日本の漫画が「記号化(簡略化)」を進めてきたのに対し、ジョジョは逆に「肉体的な実在感」を突き詰めているからです。

荒木先生の絵のルーツには、イタリア・ルネサンス期の彫刻や、ファッションイラストの美学があります。つまり、ジョジョ顔を描くということは、単に漫画を描くのではなく「彫刻を紙の上に再現する」ような作業なんです。

まずは、ジョジョ顔を構成する大きな特徴から見ていきましょう。

1. 骨格と筋肉の「凹凸」を意識する

多くの萌え絵や現代的なアニメ絵では、頬のラインや鼻筋は極限まで削ぎ落とされます。しかし、ジョジョでは「頬骨(ほおぼね)」の出っ張りや、「顎(あご)」の強固なラインをあえて強調します。

2. 「面」で捉える影の表現

ジョジョの絵において、影は単なる暗がりではありません。光が当たっている面と、影になっている面をハッキリと分けることで、顔を立体的な構造物として描き出します。

3. ファッションモデルのような色気

強靭な肉体だけでなく、どこか中性的でセクシーな魅力があるのもジョジョ顔の特徴です。特に「唇」や「まつ毛」の描き込みが、キャラクターに気品を与えています。


劇的に変わる!パーツ別「ジョジョの顔の書き方」テクニック

それでは、具体的な書き方のステップに入りましょう。まずはGペンミリペンなど、強弱のつけやすい筆記具を準備すると、より雰囲気が出ますよ。

意志の強さを宿す「目と眉」

ジョジョ顔の命とも言えるのが目元です。ここを失敗すると、どれだけ他が上手くてもジョジョらしくは見えません。

  • 眉と目の距離を限界まで近づける眉毛と目の間隔をギュッと狭くします。眉頭を下げ、眉間のシワを描き込むことで、キャラクターに強い覚悟と知性を感じさせることができます。
  • 「上まぶた」のラインを太く、力強く上まぶたの線を太く描き、まつ毛を一本一本束のように描きます。女性キャラだけでなく、男性キャラもバサバサとした長いまつ毛を描くのが荒木流です。
  • 瞳のハイライトは最小限にキラキラした大きなハイライトは不要です。あえてハイライトを入れなかったり、非常に小さくすることで、彫像のような鋭い眼光を表現します。

高貴さと立体感を演出する「鼻」

鼻は顔の中心にあり、立体感を左右する重要なパーツです。

  • 鼻筋を「2本の線」で描く一本の線で済ませず、鼻筋の幅を意識して2本のラインを引きます。これにより、鼻が高く、彫りが深い印象になります。
  • 鼻の下の影(人中)を強調する鼻のすぐ下に濃い影を落とします。また、鼻の穴をしっかり描くのもポイントです。多くの漫画では省略される部分ですが、ここを描くことで「生身の人間」らしさが生まれます。

色気と存在感を放つ「唇」

ジョジョのキャラクターは、みんなリップを塗っているかのような艶やかな唇をしています。

  • 上下の厚みをしっかり描く唇を線一本で終わらせず、上下のふくらみを肉厚に描きます。
  • 口角に「影」を溜める口の両端に小さな「く」の字型の影を入れます。これが、ジョジョ特有のニヒルで自信に満ちた表情を作るスパイスになります。
  • 艶(つや)のホワイトを入れる下唇の中央に光の反射を描き込みます。これで一気にセクシーな印象に仕上がります。

ジョジョらしさを倍増させる「影(ハッチング)」の極意

形が描けたら、次はジョジョ最大の武器である「影入れ」です。これを行うことで、平面的な絵が立体的な「スタンド」のごとく立ち上がってきます。

斜線(ハッチング)を使いこなす

影の部分を黒く塗りつぶすだけでなく、細い並行線を細かく書き込んでみましょう。

  • 顔の曲線に沿って線を引くまっすぐな線だけでなく、頬の丸みや額のカーブに合わせて、線を微妙に湾曲させると立体感が増します。
  • 影の濃淡を線の密度で操る暗い部分は線を密集させ、明るい部分は線をまばらにします。この「線の集合体」が、ジョジョ特有の重厚感を生み出します。

思い切った「ベタ」の配置

光と影のコントラストを強烈にします。例えば、顔の半分を真っ黒に塗りつぶすような大胆な影を配置してみましょう。これはアメリカン・コミックス(アメコミ)の手法に近いですが、これが画面に緊張感をもたらします。

アナログで練習する場合は筆ペン、デジタルなら液タブの筆圧感知を活かして、一気に描き切るのがコツです。


時代の変遷に合わせて「描き分ける」方法

『ジョジョ』は連載期間が非常に長いため、部によって画風が大きく異なります。自分がどの時代のスタイルを目指したいか明確にしましょう。

  • 初期(1部〜3部)スタイル骨格ががっしりしており、輪郭も角張っています。首を太く描き、影の量をこれでもかというほど増やすと、当時の「劇画」に近い力強さが出ます。
  • 中期(4部〜6部)スタイル線が整理され、少しスリムでファッショナブルになります。キャラクターの表情に柔軟性が生まれ、スタイリッシュな美しさが際立ちます。
  • 後期(7部〜現在)スタイル非常に繊細な線になり、写実性が極限まで高まります。鼻の構造や目の位置などが、より実際の解剖学に忠実になっています。大人の色気を描きたいなら、この時期の模写がおすすめです。

キャラクターに魂を吹き込む「表情」の作り方

ジョジョの顔は、単に整っているだけではありません。そこには「覚悟」や「恐怖」、「歓喜」といった激しい感情が渦巻いています。

  • 「シワ」を恐れない怒った時の眉間のシワ、笑った時の目尻のシワ。これらを「老け」ではなく「表情の豊かさ」として積極的に描き込みます。
  • 視線の誘導キャラがどこを見ているのか、その視線の先に何があるのかを感じさせる「強い目」を意識してください。
  • 顔の角度(アオリとフカン)ジョジョ立ちに代表されるように、顔も斜め下から見上げたり(アオリ)、上から見下ろしたり(フカン)といった極端な角度をつけることで、ドラマチックな演出が可能になります。

もっと深く学びたい方は、荒木飛呂彦の漫画術を手に取ってみるのも良いでしょう。先生自身の創作哲学が詰まっており、絵の書き方だけでなく、キャラクターの作り方についても深いヒントが得られます。


まとめ:ジョジョの顔の書き方を完全攻略して自分だけのスタイルを!

ジョジョ風の顔を描くためのポイントを振り返ってみましょう。

  1. 骨格を意識した立体的な輪郭作り
  2. 眉と目を近づけ、目力を最大化する
  3. 鼻筋と唇を肉厚に描き、人としての実在感を出す
  4. ハッチング(斜線)とベタで、彫刻のような影を作る
  5. 自分が好きな「部」のスタイルを研究する

最初から完璧に描こうとする必要はありません。まずは、好きなキャラクターの顔の一部を模写することから始めてみてください。鼻の形だけ、目元だけ……とパーツごとに練習していくうちに、自然と「ジョジョの呼吸」があなたの指先に伝わってくるはずです。

ジョジョの絵は、描けば描くほど「人間とは何か」という深いテーマに触れられる、とても知的な作業でもあります。ぜひ、今回ご紹介したコツを参考に、あなただけの魂がこもったイラストを完成させてくださいね。

ジョジョの顔の書き方を完全攻略!荒木飛呂彦風イラストのコツと特徴を徹底解説、いかがでしたでしょうか。この記事が、あなたの創作活動の第一歩を後押しできれば幸いです!

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