ドラゴンボールDAIMAの評価は?面白い・つまらない理由と鳥山明の遺作を徹底解説
ついに幕を開けた『ドラゴンボール』シリーズの記念すべき40周年記念作品、『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』。世界中のファンが待ち望んでいたこの新作は、2024年3月に急逝された原作者・鳥山明先生が、ストーリーやキャラクターデザインの根幹を自ら手掛けた「正統な遺作」として大きな注目を集めています。
「これまでのシリーズと何が違うの?」「本当に面白いの?」と気になっている方も多いはず。今回は、実際に視聴したファンのリアルな声をもとに、本作の魅力や賛否が分かれるポイント、そして鳥山先生が最後に遺したかったメッセージについて深掘りしていきます。
ドラゴンボールDAIMAとは?物語の舞台と異例の設定
本作の物語は、原作の「魔人ブウ編」が終了し、破壊神ビルスと出会う前の空白の期間を舞台にしています。ある陰謀によって、悟空やベジータ、ブルマといったおなじみの仲間たちが、全員「ミニ(子供)」の姿にされてしまうという衝撃の展開からスタートします。
この事態を解決する鍵を握るのが、未知の世界「大魔界」です。悟空たちは、自らの体を取り戻すため、そして陰謀の黒幕を突き止めるために、如意棒を手に新たな冒険へと旅立ちます。
特筆すべきは、鳥山明先生の関与度です。近年、映画や『ドラゴンボール超』でも設定協力はされていましたが、今作では「脚本の構成」や「メカデザイン」「モンスターの細部」に至るまで、先生がかつてないほど情熱を注いで制作に携わりました。まさに、混じりけのない「鳥山ワールド」が展開されているのです。
アニメーション制作においても、ドラゴンボールDAIMA Blu-rayなどの映像ソフトで確認できる通り、現代の最高峰の技術が投入されており、非常に鮮やかで滑らかな映像美が楽しめます。
面白いと絶賛される理由:ワクワクする「冒険」の復活
本作を視聴して「最高に面白い!」と感じているファンの多くは、初期の『ドラゴンボール』が持っていた「ワクワク感」の再来を喜んでいます。
- 如意棒を使ったテクニカルなアクション『ドラゴンボールZ』以降、戦闘は気功波の撃ち合いや超サイヤ人への変身がメインとなっていました。しかし、今作の悟空は体が小さくなったことでパワーが制限され、久しぶりに「如意棒」を駆使した肉弾戦を見せてくれます。武器を使い、周囲の地形を利用して戦うスタイルは、古参ファンには懐かしく、新規ファンには新鮮に映っています。
- 唯一無二のメカ・モンスターデザイン鳥山先生の真骨頂といえば、丸みを帯びたレトロフューチャーなメカや、どこか愛嬌のあるクリーチャーたちです。魔界を走る奇妙な乗り物や、独自の生態系を持つモンスターは、見ているだけでその世界に引き込まれる魅力があります。
- 魔法と科学が融合した世界観舞台となる「大魔界」は、これまでの地球やナメック星とは全く異なるルールで動いています。不思議な魔法アイテムや、高度なガジェットが登場し、RPGを攻略していくような楽しさがあります。
つまらないと感じる人の視点:好みが分かれるポイント
一方で、一部の視聴者からは「期待していたものと違う」という声も上がっています。なぜ評価が分かれるのでしょうか?
- パワーインフレへの期待値とのズレ『ドラゴンボール超』のような、銀河を破壊するほどの圧倒的なパワーバトルを求めている層にとっては、序盤の展開が「地味」に感じられる場合があります。宇宙最強クラスの戦士たちがこじんまりと旅をする様子に、もどかしさを感じる人もいるようです。
- 「悟空が小さくなる」という設定の既視感かつて放送された『ドラゴンボールGT』でも、悟空が究極のドラゴンボールによって子供にされる展開がありました。設定の重複に対して「またか」という印象を抱く人も一定数存在します。しかし、GTが「過去作のセルフオマージュ」だったのに対し、DAIMAは「鳥山先生がゼロから構築した新しい魔界の物語」であるという点で、本質的には別物と言えます。
- 物語のテンポ感一つ一つの島や街を丁寧に巡り、現地の人々と交流しながら進むため、物語の進行速度は比較的緩やかです。すぐに結論や決戦を見たいという急ぎ足な視聴スタイルには、少し不向きかもしれません。
鳥山明先生の「遺作」としての価値
本作を語る上で避けて通れないのが、これが鳥山先生の最期の作品であるという点です。
これまでの作品で断片的に語られていた「魔人」のルーツや、ナメック星人の真実など、シリーズの核心に迫る設定が今作で次々と明かされています。これは、先生が長年温めてきたアイデアを、この40周年という節目にすべて形にしようとしていた証拠でしょう。
作中に登場する新キャラクターのグロリオやパンジも、非常にキャラが立っています。特にグロリオは、クールでありながらどこか影があり、従来の悟空の仲間とは異なる距離感で物語を動かしていきます。
映像を細かくチェックしたい方は、Fire TV Stickなどを使って、大画面でそのディテールを確認してみてください。背景に描かれた小物一つ一つに、鳥山先生のこだわりが感じられるはずです。
魔界の謎と今後の展開への期待
『ドラゴンボールDAIMA』の最大の謎は、「なぜ全員を小さくする必要があったのか」という点です。これは単なる呪いではなく、魔界の王権争いや、宇宙の秩序に関わる深い理由が隠されています。
悟空たちは旅を続ける中で、魔界が第1階層から第3階層まで分かれていることを知ります。階層が深くなるにつれて、より強力な敵や奇妙な文化が待ち受けており、後半にかけて一気に物語が加速していく構成になっています。
また、ベジータやピッコロ、さらにはあのキャラクターがミニ姿でどう戦うのか、そして最終的に彼らは元の姿に戻れるのか。かつての「天下一武道会」のような、純粋に格闘を楽しむ空気感も戻ってきており、今後のクライマックスに向けて期待は高まるばかりです。
ドラゴンボールDAIMAの評価は?面白い・つまらない理由と鳥山明の遺作を徹底解説まとめ
まとめると、『ドラゴンボールDAIMA』は、派手なバトルだけを追求するのではなく、「冒険・ユーモア・不思議」という、鳥山明先生が最も得意とし、愛していた要素を詰め込んだ宝箱のような作品です。
「面白い」と感じる人は、その独特の世界観や細部まで作り込まれた設定に魅了され、「つまらない」と感じる人は、かつての激烈なバトル描写とのギャップに戸惑っているのかもしれません。しかし、物語が進むにつれて魔界の真実が明らかになり、如意棒一本で強敵に立ち向かう悟空の姿を見れば、誰もが「やっぱりドラゴンボールはこれだ!」と熱くなる瞬間が必ず訪れます。
鳥山先生が最後に世界中の子供たち(そして子供の心を持った大人たち)へ贈った、愛に溢れる大冒険。まだチェックしていない方は、ぜひその目で「DAIMA」の世界を確かめてみてください。
もし、改めて過去のシリーズと比較しながら楽しみたいなら、ドラゴンボール フルカラー 全巻セットなどを読み返して、先生の描く線の進化を感じてみるのもおすすめですよ。
次の方針として、各エピソードの詳しいあらすじ紹介や、魔界の設定に関するさらに深い考察記事の作成をお手伝いしましょうか?あなたは、この新しい冒険にどんな感想を持ちましたか?

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