ドラゴンボール「セル編」を徹底解説!あらすじ・結末から全形態、強さの秘密まで網羅

ドラゴンボール
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鳥山明先生が描く金字塔『ドラゴンボール』の中でも、最高潮の盛り上がりを見せたのが「セル編(人造人間編)」です。絶望的な未来から来た少年の警告、未知のバイオテクノロジーが生んだ怪物、そして主人公・孫悟空から息子・悟飯への世代交代……。

今回は、今なお語り継がれるドラゴンボール「セル編」を徹底解説!あらすじ・結末から全形態、強さの秘密まで網羅して、その魅力を深掘りしていきます。


始まりは一人の少年と「心臓病」の恐怖

物語は、フリーザ親子が地球に襲来するという絶体絶命のピンチから動き出します。そこに突如現れた謎の少年、トランクス。彼は一瞬にしてフリーザをバラバラに切り刻み、驚くべき事実を告げます。

「3年後、恐ろしい人造人間が現れ、世界を滅ぼす」

さらに衝撃的だったのは、最強の戦士である孫悟空が戦わずして「ウイルス性の心臓病」で亡くなってしまうという予言でした。ここから、運命を変えるための過酷な修行の日々が始まります。

もし当時の緊張感をもう一度味わいたいなら、原作コミックスドラゴンボール 完全版を読み返すと、トランクスが抱えていた絶望の深さがより鮮明に伝わってきます。


人造人間たちの登場と「17号・18号」の脅威

修行を終えた悟空たちの前に現れたのは、ドクター・ゲロ(人造人間20号)と19号でした。しかし、トランクスが知る歴史とは微妙に食い違いが生じていました。

本来の脅威は、若者の姿をした17号と18号。彼らはドクター・ゲロさえも殺害し、圧倒的なパワーでベジータやピッコロを叩きのめします。スタミナが無限で、どれだけ攻撃しても疲れない人造人間を前に、読者は「どうやって勝つんだ?」という絶望に放り込まれました。

特に18号とベジータのバトルは語り草です。プライドの高いサイヤ人の王子が、美しき人造人間に腕を折られるシーンは、当時の読者に強烈なインパクトを与えました。


第三の勢力「セル」の正体と不気味な誕生

人造人間たちとの戦いの最中、神様とピッコロが融合を決意するほどの異変が起こります。それが、ドクター・ゲロのコンピュータが作り出した究極の生命体「セル」の出現です。

セルは、悟空、ベジータ、ピッコロ、さらにはフリーザやコルド大王といった名だたる達人たちの細胞を組み合わせて作られました。

  • 第1形態(初期形態):大きな翼と尻尾を持つ、昆虫のような不気味な姿。街の人々の生体エキスを吸い取り、力を蓄えていきました。この時期のセルは「ホラー」そのもので、ピッコロの腕を溶かすなど、独特の生々しさがありました。
  • 第2形態:人造人間17号を吸収した姿。体格が大きく、より人間らしくなりましたが、どこかコミカルな顔立ちでもあります。精神と時の部屋で修行を終えたベジータ(超ベジータ)に圧倒され、「完全体にさえなれば!」と命乞いをするなど、少し情けない一面も見せました。

完璧なる絶望!「完全体セル」の圧倒的カリスマ

ベジータのプライドを逆手に取り、まんまと18号を吸収したセルは、ついに「完全体」へと進化を遂げます。その姿はこれまでの不気味さが嘘のように洗練され、立ち振る舞いには王者の余裕が漂っていました。

完全体セルは、ただ暴れるだけの敵ではありませんでした。自らの力を試すために、わざわざ「セルゲーム」という武道大会を開催。テレビ局をジャックして全世界に宣伝するなど、知性的な悪役としての魅力が詰まっています。

彼が石を切り出して武舞台を自作するシーンは、ファンの間でも「意外とマメだよね」と語り継がれる名場面です。


セルゲーム開幕:悟空の「降参」と真の意図

ついに始まったセルゲーム。先陣を切ったのは、なんと孫悟空でした。ハイレベルな攻防が繰り広げられる中、誰もが悟空の勝利を信じて疑いませんでした。

しかし、悟空は突如として「降参」を宣言します。

「次は悟飯、お前の番だ」

この判断には、仲間たちも驚愕しました。しかし、悟空には確信がありました。修行の中で見た、悟飯の底知れない潜在能力。自分を超える力が、息子の中に眠っていることを見抜いていたのです。

セルから仙豆を与えられるなど、悟空の「武道家としてのフェア精神」が裏目に出る展開は、父親としての未熟さと信頼が入り混じる、セル編の重要なテーマの一つです。


覚醒の瞬間!超サイヤ人2と「親子かめはめ波」

戦いを好まない悟飯に対し、セルは「セルジュニア」を放ち、仲間たちを痛めつけます。さらに、心優しい人造人間16号が無残に破壊されるのを目の当たりにし、悟飯の理性がついに弾けました。

青い火花を散らす「超サイヤ人2」への覚醒。

それまで手も足も出なかったセルジュニアを一撃で葬り、完全体セルを圧倒する悟飯の姿は、少年漫画史に残るカタルシスでした。

しかし、慢心が仇となり、セルは自爆を試みます。悟空の自己犠牲によって一度は回避したものの、セルは「パーフェクトセル」として復活。トランクスを殺害し、地球を吹き飛ばすほどのエネルギーを蓄えます。

クライマックスは、片腕を負傷した悟飯と、あの世から励ます悟空による「親子かめはめ波」。ベジータの援護も加わり、ついにセルの「核」を消滅させた瞬間、長く苦しい戦いは幕を閉じました。

もし、この迫力のバトルを映像で楽しみたいなら、Blu-rayドラゴンボールZ 復活のFなども含め、現代の技術で描かれるシリーズと比較してみるのも面白いでしょう。


セル編が残した「3つの時間軸」という深い謎

セル編を深く理解する上で欠かせないのが、複雑なパラレルワールドの設定です。実は、作中には3つの時間軸が存在しています。

  1. 本編(私たちが読んでいる世界):トランクスとセルが未来から来訪。悟飯がセルを倒し、平和が訪れる。
  2. 未来トランクスの世界:悟空が病死。17号・18号に荒らされていたが、過去で修行したトランクスが戻り、彼らを自力で撃破する。
  3. セルがいた未来:トランクスが人造人間を倒した直後、セルがトランクスを殺害し、タイムマシンを奪って過去へ向かった世界。

この「自分を殺した相手が別の時代から来ている」という設定の妙こそ、セル編が単なるバトル漫画を超えた SF的な面白さを持っている理由です。


セルの強さの秘密:なぜ彼は最強だったのか?

セルが最強のバイオ戦士と呼ばれた理由は、その「スキルのデパート」ぶりにあります。

  • 再生能力(ピッコロの細胞):頭部の核さえ無事なら、どんなに欠損しても再生可能。自爆から復活できたのもこのおかげ。
  • サイヤ人の特性:死の淵から蘇るたびに戦闘力が大幅に上昇する。
  • フリーザの生存能力:宇宙空間でも生きられる頑丈な体。
  • 技のコピー:かめはめ波、魔貫光殺砲、太陽拳、さらには悟空の瞬間移動まで、見ただけで自分のものにしてしまいます。

これだけのチート能力を持ちながら、武道家としてのプライドを捨てきれなかったセルのキャラクター性は、今見ても非常に魅力的です。


結末のその先:トランクスが掴んだ本当の希望

セル編のラストは、未来へ帰ったトランクスの戦いで締めくくられます。かつては逃げ回ることしかできなかった彼が、完全体セルの強さを知った上で、自分の時代の第1形態セルを圧倒するシーン。

「これで……本当に終わりだ!」

この一言と共に放たれたエネルギー波は、一つの時代が終わり、新しい希望が始まったことを象徴していました。読者は、悟飯の成長だけでなく、トランクスという一人の青年が「救世主」になるまでの物語を見届けたのです。


まとめ:ドラゴンボール「セル編」を徹底解説!あらすじ・結末から全形態、強さの秘密まで網羅

いかがでしたでしょうか。今回は、ドラゴンボール「セル編」を徹底解説!あらすじ・結末から全形態、強さの秘密まで網羅してきました。

セル編は、単なる強さのインフレではなく、キャラクターたちの精神的な成長や、親子・師弟の絆が色濃く描かれたエピソードです。特に悟飯の覚醒と悟空の引退は、物語の大きな転換点となりました。

今でもフィギュアS.H.Figuarts セル 完全体などが高い人気を誇るように、セルのデザインと圧倒的な存在感は色褪せることがありません。

もしあなたが、まだ「セル編」を断片的にしか知らないのであれば、ぜひこの機会に全編を通してお楽しみください。そこには、大人の鑑賞に堪えうる緻密な構成と、震えるような熱いドラマが待っています。

次は、魔人ブウ編でのベジータのさらなる変化についても追いかけてみたいですね。ドラゴンボールの世界は、知れば知るほど新しい発見に満ちています。

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