ドラゴンボールの桃白白(タオパイパイ)を徹底解説!強さや名シーン、最後はどうなった?

ドラゴンボール
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鳥山明先生の金字塔『ドラゴンボール』。数え切れないほどの魅力的なキャラクターが登場しますが、物語初期において、読者に「これ、本当に勝てるの?」という絶望感を初めて叩きつけた人物といえば、やはりこの人ではないでしょうか。

世界一の殺し屋、**桃白白(タオパイパイ)**です。

ピンク色の道着に身を包み、背中には「殺してやる(KILL YOU!)」の文字。一見するとシュールな外見ですが、その実力は当時の悟空を赤子扱いするほど圧倒的でした。今回は、そんな桃白白の驚きのプロフィールから、伝説の名シーン、そしてサイボーグ化した後の意外な結末までを徹底的に掘り下げていきます。


衝撃のプロフィール!元サラリーマンで291歳の殺し屋

桃白白というキャラクターを語る上で、まず触れなければならないのがその独特すぎる設定です。

271歳で脱サラした異色の経歴

桃白白は、エイジ459年生まれ。物語に初登場した時点で、なんと291歳という超高齢です。兄である鶴仙人と共に、亀仙人と並ぶ武術界のレジェンド級の年齢といえます。

さらに驚くべきは、彼の前職です。実は桃白白、エイジ730年(271歳の時)に脱サラして殺し屋を始めたという設定があります。270年もの間、一体どんな会社でどんな業務をこなしていたのか……。事務職だったのか、あるいは営業職だったのか。そんな想像を掻き立てる「元会社員」という世俗的なバックボーンが、彼の冷徹なプロ意識の根底にあるのかもしれません。

殺し屋20周年記念の特別価格

レッドリボン軍から孫悟空の暗殺を依頼された際、彼は通常1億ゼニーの報酬を要求しました。しかし、ちょうど「殺し屋20周年記念キャンペーン」の期間中だったため、半額の5000万ゼニーで請け負うという、どこか商売人気質な一面も見せています。

冷酷無比な殺人鬼でありながら、どこか人間臭いビジネス感覚を持ち合わせている。このギャップこそが、桃白白というキャラクターの深みを作り出しています。


絶望の象徴!悟空を圧倒した異次元の強さと技

桃白白の登場シーンは、それまでの『ドラゴンボール』の空気を一変させました。それまではどこかコミカルな戦いが多かった中で、彼は「本物の死」を予感させる圧倒的な武力を見せつけたのです。

ブルー将軍を「舌」で仕留める衝撃

その実力の片鱗を最初に見せたのが、レッドリボン軍の幹部・ブルー将軍との御前試合です。超能力を駆使して悟空を苦しめたあのブルー将軍に対し、桃白白は一切手足を使わず、「舌」をこめかみに突き立てるという常軌を逸した方法で即死させました。

このシーン一発で、読者は「こいつはこれまでの敵とは次元が違う」と確信させられたわけです。

物理法則を無視した「柱乗り」

桃白白を象徴する最大の名シーンといえば、やはり「柱乗り」でしょう。

カリン塔へ向かう際、彼はわざわざ飛行機を用意させるのではなく、庭にある石柱を引き抜き、それを空中に投げてから自分も飛び乗るという荒業を披露しました。

  • 柱を投げる腕力
  • 柱に追いつく瞬発力
  • 移動中の風圧に耐える体幹

これらすべてが超人的であり、時速1万キロを超えるとされるそのスピードは、当時の世界観では神の領域に近いものでした。もし現代に桃白白がいたら、ストップウォッチで計測不能な速さで移動していることでしょう。

必殺の「どどん波」と悟空の敗北

悟空との初対決では、必殺の「どどん波」を放ちました。亀仙流の「かめはめ波」が広範囲を破壊する技であるのに対し、鶴仙流の「どどん波」は指先にエネルギーを集中させ、一点を貫く殺傷特化の技です。

これを胸に受けた悟空は、懐に忍ばせていた四星球(ドラゴンボール)が盾にならなければ即死していました。一度は悟空を完全に沈めた唯一無二の敵。それが桃白白という男の輝きでした。


敗北とサイボーグ化!変わり果てた姿での再登場

聖地カリンでの再戦。カリン塔での修行を経て超成長を遂げた悟空の前に、桃白白は初めて「恐怖」を味わいます。追い詰められた彼は、武道家としてのプライドを捨て、爆弾を用いた騙し討ちを画策しました。

自業自得の自爆から奇跡の生還

しかし、投げつけた爆弾を悟空に蹴り返され、自分自身の爆弾で自爆。物語からは退場したかと思われましたが、彼は生きていました。

次に姿を現したのは、数年後の第23回天下一武道会。そこには、失った顔の半分や両腕を機械化した**「サイボーグ桃白白」**の姿がありました。全財産を投じて改造手術を受け、かつての宿敵・悟空への復讐に燃えていたのです。

時代の波に取り残された殺し屋

サイボーグ化によって戦闘力は大幅にアップし、手首から飛び出す「スーパーどどん波」などの新兵器も装備。しかし、時代は彼が思う以上に進んでいました。

かつての弟子である天津飯との対戦では、ナイフなどの武器を使用して卑怯な手を尽くしますが、武の極致に至ろうとする天津飯には通用しません。「もはや武道家ではない、ただの薄汚い殺し屋だ」と切り捨てられ、一撃で気絶。兄の鶴仙人に担がれて会場を去る姿は、初期の圧倒的なカリスマ性を知る読者にとって、一抹の寂しさを感じさせるものでした。


アニメや裏設定で語られる「その後」の桃白白

原作での出番は天下一武道会で終了しますが、アニメ版『ドラゴンボールZ』や関連作品では、彼のその後の足取りが断片的に描かれています。

セルゲーム直前の情けない再登場

アニメオリジナルのエピソードでは、セルゲームが始まる直前の休息期間に再登場します。とある成金に用心棒として雇われていましたが、そこで偶然にも成長した悟空の息子・悟飯と遭遇。

悟飯の圧倒的なパワーと、かつての天敵・悟空の面影を感じ取った桃白白は、戦う前から戦意喪失。知恵の輪を解いている隙に逃走するという、完全なコメディリリーフとしての役回りでした。かつて世界を震撼させた殺し屋も、サイヤ人のインフレには太刀打ちできなかったようです。

地球消滅の際、彼はどうなったのか?

魔人ブウ編で地球が破壊された際、ナメック星のドラゴンボールで「極悪人を除いた人々」を生き返らせる願いが出されました。

公式ガイドブック等では、この時に桃白白は「悪人」と判定され、復活できなかった可能性が高いと示唆されています。脱サラして20年以上、数多くの命を奪ってきたプロの殺し屋ですから、自業自得の末路といえるかもしれません。

もし彼が現代に転生していたら、ドラゴンボール コミックスを読んで自分の最期を知り、驚愕しているかもしれませんね。


桃白白が愛され続ける理由:悪の美学とネタ要素の融合

なぜ、これほどまでに桃白白はファンの記憶に残っているのでしょうか。それは、彼が「恐怖」と「笑い」という相反する要素を完璧に両立させていたからです。

  1. プロフェッショナルな姿勢: 仕事道具である衣服の仕立てにこだわり、風呂に入ってリラックスする。殺しを「仕事」として割り切るプロの余裕が格好良かった。
  2. 圧倒的な様式美: 柱を投げて乗るという、子供が真似したくなるようなインパクト抜群のパフォーマンス。
  3. 弱さの露呈: 負けそうになると命乞いをし、爆弾を使う。この「人間らしい汚さ」が、完璧なヒーローではない悪役としてのリアリティを生んでいました。

ドラゴンボールの桃白白(タオパイパイ)を徹底解説!強さや名シーン、最後はどうなった?まとめ

ここまで、ドラゴンボール屈指の悪役、桃白白について詳しく見てきました。

元サラリーマンという意外な過去を持ち、舌で人を殺めるほどの実力を持ちながら、最終的には時代の進化についていけずサイボーグ化……。彼の歩んだ軌跡は、まさに『ドラゴンボール』という作品が冒険活劇から本格バトル漫画へと変貌していく過程を象徴しています。

今改めて原作を読み返すと、彼の「柱乗り」のシーンには、当時の鳥山先生の天才的な構図センスと遊び心が詰まっていることに気づかされます。あのシュールで恐ろしい殺し屋がいたからこそ、悟空の成長もより一層輝いて見えたのでしょう。

皆さんも、たまには初期の物語を振り返り、桃白白が放った「どどん波」の衝撃を思い出してみてはいかがでしょうか。今ならドラゴンボール 完全版などで、その勇姿(?)をいつでも確認することができますよ!

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