国民的漫画『ドラゴンボール』の世界において、避けては通れない強敵たちがいます。それが、ドクター・ゲロが生み出した「人造人間」たちです。
悟空たちがどれだけ修行を積んでも、底知れないスタミナと特殊能力で追い詰めてくる彼らの絶望感は、当時の読者に大きな衝撃を与えましたよね。でも、物語が進むにつれて「結局、何号までいるの?」「17号の本名って?」「最新作のガンマは何者?」といった疑問を持つ方も多いはずです。
そこで今回は、初期の8号から最新映画のセルマックスまで、歴代の人造人間を徹底網羅!その正体や設定の謎、そして気になる強さランキングを詳しく解説していきます。
復讐の系譜!ドクター・ゲロとレッドリボン軍の執念
人造人間を語る上で欠かせないのが、天才科学者ドクター・ゲロの存在です。かつて悟空によって壊滅させられた「レッドリボン軍」の生き残りである彼は、悟空への復讐だけを糧に、長年研究を続けてきました。
彼の作る人造人間には、大きく分けて3つのタイプが存在します。
- 完全ロボット型: 無機物から作られた純粋な機械。
- サイボーグ型: 人間をベースに、細胞レベルで改造を施したもの。
- バイオテクノロジー型: 優れた戦士の細胞を組み合わせて培養したもの。
初期の失敗作から、神の領域に迫る最新型まで、その技術の変遷はまさに恐怖の歴史と言えるでしょう。もし、あなたがドラゴンボールのフィギュアなどをコレクションしているなら、ドラゴンボール フィギュアで彼らの造形を改めて確認してみるのも面白いかもしれません。
初期からセル編まで!歴代人造人間の正体と特徴
それでは、物語に登場した順に、主要な人造人間たちのプロフィールを見ていきましょう。
人造人間8号(ハッチャン)
悟空が少年時代にマッスルタワーで出会った人造人間です。フランケンシュタインのような大男ですが、中身はとても心優しく、戦いを拒みました。悟空に「ハッチャン」と名付けられ、後に村で平穏に暮らすようになります。ドクター・ゲロが作った初期の「失敗作(優しすぎたため)」の一体ですね。
人造人間16号
ドクター・ゲロの息子がモデルとされている完全ロボット型です。無口で自然を愛する性格ですが、その戦闘力は凄まじく、セル第一形態と互角に渡り合いました。彼の死が、悟飯の超サイヤ人2覚醒への引き金となったシーンは、シリーズ屈指の名場面です。
人造人間17号(本名:ラピス)
元々は人間でしたが、ゲロによって拉致・改造されたサイボーグです。永久エネルギー炉を内蔵しており、スタミナ切れが一切ありません。クールで生意気な性格ですが、後に改心し、『ドラゴンボール超』では自然保護官として驚異的なパワーアップを果たして再登場しました。
人造人間18号(本名:ラズリ)
17号の双子の姉で、同じく人間ベースのサイボーグです。クールビューティーな容姿でファンも多く、ベジータを圧倒する実力を見せました。セル編後はクリリンと結婚し、娘のマーロンを授かるなど、人造人間の中で最も人間らしい幸せを掴んだキャラクターと言えます。
人造人間19号・20号
19号は太った人形のような見た目の完全ロボット型。20号はドクター・ゲロ本人が自らを改造した姿です。この2体は「エネルギー吸収型」で、手のひらの装置から相手の気を吸い取ります。しかし、永久エネルギー炉型ほどの出力はなく、超サイヤ人となったベジータたちには力及びませんでした。
セル
ドクター・ゲロのコンピュータが、悟空、ベジータ、ピッコロ、さらにフリーザ親子らの細胞を組み合わせて作り出した「究極のバイオ生物」です。17号と18号を吸収することで「完全体」へと進化します。全ての戦士の技を使えるだけでなく、サイヤ人の特性(死の淵から蘇ると強くなる)やナメック星人の再生能力まで持っている、まさに絶望の象徴でした。
映画・ゲーム限定!知る人ぞ知る人造人間たち
原作以外にも、魅力的な人造人間はたくさん存在します。
人造人間13号・14号・15号
劇場版『極限バトル!!三大超サイヤ人』に登場。14号と15号が破壊された後、そのパーツを13号が吸収して「合体13号」へと変貌します。青い肌に赤い髪という禍々しい姿はインパクト抜群でした。
人造人間21号
ゲーム『ドラゴンボール ファイターズ』のオリジナルキャラですが、鳥山明先生がデザインを担当しています。彼女はドクター・ゲロの妻(16号の母親モデル)の細胞をベースに、魔人ブウの細胞なども組み込まれたハイブリッド型。お菓子にして食べてしまう能力など、恐ろしい強さを誇ります。
最新作『スーパーヒーロー』で進化した人造人間
時は流れ、映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』では、ドクター・ゲロの孫である天才科学者「Dr.ヘド」が登場します。
ガンマ1号・ガンマ2号
Dr.ヘドが、自身が理想とする「スーパーヒーロー」を具現化した人造人間です。性格は非常に真っ直ぐで正義感が強く、これまでの「邪悪な兵器」というイメージを覆しました。その実力は、現役の悟飯やピッコロを極限まで追い詰めるほどに高く設定されています。
セルマックス
Dr.ヘドが、ゲロの残したセルの設計図をベースに開発した巨大バイオ兵器です。知性はなく破壊の衝動のみで動きますが、その戦闘力は別格。監督のコメントなどでは「もし完成していればブロリーすら凌駕していた」と言われるほど、シリーズ最強クラスのバケモノとして描かれました。
設定の謎!未来と現代でなぜ種類が違うのか?
ファンが長年議論してきたのが、「トランクスのいた未来」と「悟空たちの現代」で人造人間が異なる理由です。
未来の世界では、17号と18号が世界を壊滅させており、19号や20号は登場しません。しかし、現代ではまず19号たちが現れ、17号たちの強さも未来より遥かに上でした。
これは、トランクスが過去に来たことによる「歴史のズレ」が原因とされています。ドクター・ゲロが現代の悟空たちの成長(フリーザを倒した謎の少年=トランクスの存在など)を察知し、より強力な調整を施した、あるいは起動のタイミングが変わったことで連鎖的に変化が生じた……という解釈が一般的です。
こうした複雑な設定を深く知るには、ドラゴンボール 全巻を手元に置いて、セリフの端々を読み返してみるのが一番の近道かもしれませんね。
ドラゴンボールの人造人間一覧!全種類の強さランキング
最後に、これまで登場した主な人造人間たちの強さを、独自の視点でランキング形式にしてまとめました。
- 1位:セルマックス圧倒的なパワーと破壊力。ビースト化した悟飯でなければ止められなかった、規格外の存在です。
- 2位:ガンマ1号・2号『超』のインフレしたパワーバランスに対応しており、全盛期のアルティメット悟飯らと互角。現代の技術力の結晶です。
- 3位:人造人間17号(DB超Ver.)力の大会での活躍は記憶に新しいところ。修行によって超サイヤ人ブルーに匹敵する実力を手に入れました。
- 4位:セル(完全体)セル編当時の最強。知略、再生能力、そして全戦士の技を使いこなす完成度は今見ても脅威です。
- 5位:人造人間21号魔人の特性を併せ持つトリッキーな強さ。吸収能力を含めれば、さらに上位に食い込むポテンシャルがあります。
- 6位:人造人間16号旧型ながら、パワーに関しては当時のセル第一形態を圧倒するほど。
- 7位:人造人間18号女性戦士の中では最強クラス。スタミナ無限を活かした戦い方は、格上の相手にも粘り強く立ち回れます。
- 8位:合体13号劇場版ボスらしいパワー。超サイヤ人3人がかりでようやく倒せるレベルです。
- 9位:人造人間19号・20号エネルギー吸収に頼る部分が大きく、純粋な出力では後続に劣ります。
こうして見ると、初期の8号から始まり、宇宙規模の大会で活躍するまでになった17号、そして神の領域に迫るガンマたちまで、人造人間の進化は止まることを知りません。
彼らは単なる敵キャラクターに留まらず、人間としての悩みや家族愛、そして誇りを持った「一人の戦士」として描かれているのが、ドラゴンボールという作品の深い魅力ですよね。
この記事で紹介したドラゴンボールの人造人間一覧!全種類の強さランキングや正体・設定の謎を徹底解説を参考に、ぜひもう一度、彼らの熱い戦いをアニメやコミックスでチェックしてみてください!

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