「つかもうぜ!ドラゴンボール」のフレーズで始まるオープニング曲も最高ですが、物語の余韻に浸らせてくれるエンディング曲(ED)には、また格別の魅力がありますよね。
1986年の放送開始から、最新作『ドラゴンボールDAIMA』まで。30年以上の歴史の中で、私たちの心に刻まれた名曲は数えきれません。初期の冒険心くすぐるメロウな楽曲から、ビーイング全盛期のロック、そして現代のスタイリッシュなナンバーまで。
この記事では、歴代のドラゴンボール エンディング 曲 一覧を徹底的に振り返り、それぞれの楽曲に隠されたエピソードや、今すぐ聴きたくなる魅力をたっぷりとお届けします。
伝説の始まり!初代『ドラゴンボール』のノスタルジー
まずはすべての原点、無印と呼ばれる初代シリーズです。ここでは「冒険の終わりと、少しの切なさ」がテーマになっていました。
ロマンティックあげるよ(橋本潮)
ドラゴンボールのEDといえば、まずこの曲を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。全153話を通して使用された、まさに「神曲」です。
窓の外をじっと見つめるブルマの横顔、そして雨上がりの空。アニメ本編の賑やかな雰囲気とは打って変わって、どこか大人びた、シティポップのような情緒が漂っています。歌詞の中に「ドラゴンボール」という単語をあえて入れず、少女の恋心や好奇心を歌ったこの曲は、作品に深みを与えました。
今でもイントロを聴くだけで、当時の夕方の空気感を思い出すファンは多いはず。カラオケの定番としても愛され続けている一曲です。
激闘の記憶!『ドラゴンボールZ』の遊び心と感動
物語がサイヤ人編へと突入し、宇宙規模のバトルが展開された『Z』。ED曲には、驚きの仕掛けや涙を誘う演出が散りばめられていました。
でてこいとびきりZENKAIパワー!(MANNA)
サイヤ人編からフリーザ編までを彩った、非常にパワフルで不思議な楽曲です。この曲には、当時大きな話題となった「逆再生」の仕掛けがあります。
冒頭の「クンチャカ、クンチャカ……」という奇妙な音を逆再生すると、制作スタッフによる遊び心満載のメッセージが聞こえてくるんです。こうした「隠し要素」も、ドラゴンボールという作品が持つワクワク感の一部でした。映像では、悟飯が恐竜の上を走る姿が印象的で、過酷な戦いの中にある束の間の平和を感じさせてくれました。
僕達は天使だった(影山ヒロノブ)
セル編から魔人ブウ編まで、物語のクライマックスを支えた名曲です。歌うのは、アニソン界のレジェンド・影山ヒロノブ氏。
映像では、背中に白い羽を生やした悟空が、仲間たちを見守りながら空へと消えていく姿が描かれます。「翼が生えても行けない場所がある」という歌詞は、最強の戦士でありながら、一人の父親・友人として地上を愛し続けた悟空の心情を代弁しているかのようです。シリーズの締めくくりにふさわしい、涙なしでは聴けない感動のナンバーです。
もし高音質で当時の興奮を味わいたいなら、ヘッドホンなどを用意して、じっくりと音の厚みを楽しんでみるのもおすすめですよ。
90年代の黄金期!『ドラゴンボールGT』のJ-POPタイアップ
完全オリジナルストーリーとして制作された『GT』。この時期は、いわゆる「ビーイング系」のアーティストがこぞって楽曲を提供し、アニソンの枠を超えたヒットチャートの常連となりました。
ひとりじゃない(DEEN)
最初のEDを担当したのはDEEN。爽やかで力強いボーカルが、パンやトランクスと共に宇宙へ旅立つ物語のスタートを盛り上げました。
Don’t you see!(ZARD)
歴代EDの中でも、人気投票で常に1位を争うのがこの曲です。坂井泉水さんの透き通るような歌声が、どこか切ない旅の終わりを予感させます。映像で描かれる、少し大人になったキャラクターたちの日常風景も相まって、胸が締め付けられるような感覚になります。
Blue Velvet(工藤静香)
力強く、エッジの効いた歌声が特徴のこの曲。物語が激しさを増す後半戦にぴったりの、大人っぽいロックナンバーです。
錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう(WANDS)
『GT』の最終盤を飾った楽曲。タイトルからしてハードですが、歌詞の内容は非常に哲学的。最終回、悟空が神龍と共に去っていくシーンの余韻を、この曲がさらに深いものにしました。
復活の刻!『ドラゴンボール改』の新たな風
鳥山明先生の監修のもと、最新技術で蘇った『改』。ここでは、当時の旬なアーティストやアイドルが起用され、新しい層へのアプローチが行われました。
Yeah! Break! Care! Break!(谷本貴義)
非常にアップテンポで、聴いているだけで元気が湧いてくる「ドラゴンボールらしい」楽曲です。
心の羽根(チームZ)
AKB48の選抜メンバーによるユニットが担当。アイドルの起用には当初驚きの声もありましたが、ひたむきな歌詞が作品の持つ「仲間との絆」とリンクし、多くのファンに受け入れられました。
そのほか、グッドモーニングアメリカの「拝啓、ツラツストラ」や、キュウソネコカミの「GALAXY」など、エネルギッシュなロックバンドの楽曲が物語を加速させました。
進化するサウンド!『ドラゴンボール超』の多様性
破壊神ビルスや全王様など、異次元の強さが登場した『超』。ここではクールごとに楽曲が切り替わり、非常にバラエティ豊かなラインナップとなりました。
- ハローハローハロー(グッドモーニングアメリカ):爽やかな再始動。
- スターリングスター(KEYTALK):キャッチーなメロディが癖になります。
- 薄紅(LACCO TOWER):和のテイストを感じさせる、美しくも激しい名曲。
- よかよかダンス(ばってん少女隊):中毒性抜群のダンスナンバー。
- Boogie Back(井上実優):都会的でダンサブルな、新しいドラゴンボールの形。
- 70cm四方の窓辺(ROTTENGRAFFTY):「宇宙サバイバル編」の熱量を象徴するような激しいサウンド。
『超』のエンディングは、映像もスタイリッシュに進化しており、キャラクターたちの私服姿や意外な日常の一面が見られるのも楽しみの一つでした。大画面で迫力の映像を楽しむなら、Fire TV Stickを使ってテレビで再視聴するのも贅沢な時間ですね。
最新の感動!『ドラゴンボールDAIMA』と未来へ
2024年、世界中のファンが待ち望んだ新作『ドラゴンボールDAIMA』が始動しました。鳥山明先生が自らストーリーや設定を手掛けたこの作品。
nakama(ゼッド feat. 楠木ともり)
世界的なプロデューサーであるゼッドが手掛け、楠木ともりさんが歌い上げるこの楽曲は、これまでのシリーズとは一線を画す国際的なクオリティ。澄んだ歌声と最新のビートが、小さくなってしまった悟空たちの新しい冒険を優しく、そして力強く包み込みます。
ドラゴンボールのエンディング曲をサブスクで楽しむコツ
これだけたくさんの名曲があると、すべてを揃えるのは大変ですよね。最近では、主要な音楽配信サービスでほとんどの楽曲を聴くことができます。
特に歴代の主題歌をまとめたベストアルバムは、ドライブ中や作業用のBGMとして最高です。懐かしのメロディが流れてくるたびに、「あ、ここはフリーザと戦っていた時の曲だ」「これはベジータが初めて協力してくれた時だ」と、当時の記憶が鮮明に蘇ります。
スマートフォンで手軽に聴くなら、ワイヤレスイヤホンを新調して、通勤・通学中を「ドラゴンボールタイム」に変えてみるのはいかがでしょうか。
まとめ:ドラゴンボール エンディング 曲 一覧は冒険の足跡
ここまで、初代から最新作まで駆け抜けるように紹介してきました。
ドラゴンボールのエンディング曲は、単なるアニメの付け足しではありません。激しい戦いの後に、私たちがふと自分自身の日常に戻るための「架け橋」であり、キャラクターたちの人間味を感じさせてくれる大切なピースです。
ブルマが窓の外を眺めていたあの頃から、悟空が宇宙の運命を背負って戦う現在まで。音楽を辿ることは、そのまま私たちの成長の記録を辿ることでもあります。
改めて、今回のドラゴンボール エンディング 曲 一覧を参考に、お気に入りの一曲をフルサイズで聴き返してみてください。きっと、忘れていたワクワクや、明日への元気が湧いてくるはずです。
あなたの心に残る「最強のエンディング曲」は、どの曲ですか?

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